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- 筋肉トレーニング説明
青木先生らの研究では野球や柔道というスポーツ選手も足土踏まずの高さ(アーチ)は高かったですが,バレエダンサーが更にこれらと異なっているのはアーチ高が変化しました(青木洋子ほか:靴の医学.26: 107-110,2013.)。その理由は、バレエダンサーは足底筋力(把持力)が強いことが考えられました。つまり、把持力を鍛えると足のアーチが高くなり、長距離歩行にも耐えられる足になる可能性があります。だから、ウォーキングをする方は同時に足の把持力も鍛えましょう。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
把持力をきたると足のアーチが高くなり床からの衝撃を和らぐ
- 筋肉トレーニング説明
相馬先生達の研究では足の把持力を鍛える前と鍛えた後で一番遠くに足を伸ばした時の長さ(最大1歩)と一番遠くに手を伸ばした時の長さ(機能的リーチ長)を比較しました(相馬正之ら:ヘルスプロモーション理学療法研究.2:59-63,2012)。その結果、把持力を鍛えると最大1歩も機能的リーチ長も明白に伸びました。その理由は姿勢を保つ能力が良くなったからだと考えられます。だからペットボトルのキャップを足で掴んで把持力を鍛えましょう。論文の解説:江坂駅近くの整形外科 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
ペットボトルのふたを足で掴み把持力を鍛えれば姿勢を保つ能力が増す
- ダイエット説明
カリフォルニア大学サンディエゴ校のGoudarzi博士らが2017年に発表した論文ではアボカドと大豆から抽出した不鹸化物を1対2の割合で含んだサプリメントが痛みや炎症を和らげる作用があるとされています(Goudarzi R,et.al. FEBS Open Bio. 7:187-194,2017.)。しかもその作用は痛み止めの副作用を起こさない胃や腸の障害を起こさないcox-2合成阻害作用であったそうです。論文の解説:江坂駅近くの整形外科 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
アボカド不鹸化物には痛みや炎症を和らげる成分がある
- ダイエット説明
フランスのLequesne(リキーネ)博士らは股関節の変形性関節症患者さんの2年間のレントゲン写真を使った骨と骨とのすき間の変化をアボガド不鹸化物を飲んだ人達(106人)と飲まなかった人達(53人)の間で比較しました(Lequesne M, et alArthritis Rheum., 47, 50-58,2002.)。その結果、治療前に骨と骨とのすき間が中央値(2.45mm)よりも狭かった患者さんの中では不鹸化物を飲んだ人達が飲まなかった人達に比べて。骨と骨とのすき間(軟骨のスペース)が狭くなる速度が遅かったそうです。論文の解説:江坂駅近くの整形外科 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
アボガド不鹸化物を飲んでいると軟骨のすり減る速度が遅くなる
- ダイエット説明
Lippiello博士らはアボガドに含まれる不鹸化物を食べさせたウシの軟骨をクロマトグラフィーで調べました(Lippiello L,et al. Evid Based Complement Alternat Med. 5:191-197,2008)その結果、食べさせたと同じ不鹸化物が軟骨から検出されたそうです。つまり、アボガドの不鹸化物は胃や腸で分解されたり、再編成されることなくそのままの形でひざの軟骨まで到達することがわかりました。論文の解説:江坂駅近くの整形外科 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝