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- 説明
多くの女性が冷え性に悩んでおられます。大きな筋肉に外から熱を加えると熱を沢山吸収できます。青山まだらめクリニックの斑目先生は、、冷え性を改善するには大きな筋肉が集中している1おなか、2太もも前面、3おしり、4二の腕を温めると効率が良いと書いておられます。(班目健夫:首のスジを押すと超健康になる.マキノ出版.第3刷,2015)。本の解説 江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
冷えを治すには大きな筋肉のある場所を温めよう
- 腰痛説明
床に座わりこんで立ち上がる時には股関節と足首と腰の柔軟性が必要です。実際に、やってみましょう。1真っ直ぐ立った状態から手や膝をつかずに腰を落とします。2床にお尻をつけます。3手や膝をつかずに脚だけで立ち上がります。4脚の力だけでできた場合は10点満点として、座る時や立ち上がる時に手や膝を着いた場合に1点減点します。バランスを崩した場合は0.5点減点します。足をクロスして立ち上がった時にはマイナス3点とします。僕の研究では、平均年齢44.5歳の健康な男女102人に床に座わりこんで立ち上がるテストを行いました2)。その結果、男性の平均点数は7.6点で女性の平均は8.3点でした(戸田佳孝:.臨整外.52:775-779,2017)。論文の解説 江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
手を突かずに床に座って立ち上がれますか?
- 腰痛説明
筋肉の凝りを治すためには凝っている筋肉と反対の作用を持っている筋肉(拮抗筋)を刺激すれば良いと斑目先生は書いています(班目健夫:首のスジを押すと超健康になる.マキノ出版.第3刷,2015)。例えば曲げる作用を持つ筋肉が凝っている時には伸ばす作用を持つ筋肉を刺激すれば緩むそうです。坐骨神経痛で痛むおしりの筋肉の拮抗筋は腸腰筋です。腸腰筋の刺激の仕方はそけい部を押して痛みを感じるポイントをさがし、その部分を指で押さえながら座ると空の深くにある腸腰筋が刺激できます。本の解説 江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
坐骨神経痛にはそけい部を押さえて座ると良い
- 老化説明
自律神経には、昼間のアクティブな活動を支える交感神経と夜間のリラックスを促す副交感神経があります。病気と戦う時に交感神経が優位な状態では白血球の中の顆粒球が増えて応戦します。副交感神経が優位な状態では白血球の中のリンパ球が増えて応戦します。交感神経優位で増える顆粒球は外敵の処理を終えると活性酸素を放出しながら寿命を終えます。活性酸素は万病の元であり、老化を引き起こす元凶と言われていますが、それは強力な酸化力を持つため正常な細胞を破壊するからです(班目健夫:首のスジを押すと超健康になる.マキノ出版.第3刷,2015)。つまり、病気の時にストレスのかかる作業をすると老化が進行しやすいことになります。本の解説 江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
病気の時にストレスがかかると老化が進む
- 筋肉トレーニング説明
カナダの整形外科医ロバートソルター博士は呼吸によって24時間休むことなく動き続ける肋骨の両端には変形性関節症が起こらないことから小刻みな運動(英語でジグリングといいます)が関節軟骨の再生を促すと考え、それを動物実験で証明しました。井上先生は小刻みな動きで変形性股関節症の軟骨を再生するために貧乏ゆすりをしてもらい、良い結果を得ています(井上明生、広松聖夫:「びんぼうゆすり」で変形性股関節症は治る! H&I 第1版,2017)。本の解説 江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝