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- 腰痛
普段、ハイヒールなどのピッタリとした靴を履いている女性はリラックスするために休日などにサンダルなどの緩めを履くことがあると思います。でも、緩めの靴が足に良いわけではありません。矢作先生によると、緩めな靴を履いて歩行することは、靴の中での安定性を求めて足趾が開き気味になると同時に、靴が脱げたりずれたりしないように足趾が上方向に向くようになります(矢作毅ら:靴の医学 18: 65-71,2005.)。そのため、足全体及び足趾で歩行時に地面を強く蹴らなくなり、浮き趾ができやすくなります。浮き趾になると、体の重心が体の中心より後方に落ちるようになり、踵を中心とした後方への体重移動が行われやすくなり、腰の周りの筋肉に過度の負担がかかり、腰痛が起きやすくなります。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
緩めの靴は腰痛の素です
- ダイエット
痛風の原因は、細胞の中の遺伝子を作る物質の一つであるプリン体が消化されてできる尿酸が体に貯まるからです。細胞のぎっしり詰まった牛肉を沢山食べると遺伝子を多くとるので、痛風になりやすいので、痛風は贅沢病とも言われました。それならば、鶏の卵はどうでしょうか?鶏の卵はあんなに大きくても一つの細胞でできているので,遺伝子の量は少ないです。「コレステロールが上がる」と敬遠されがちな卵ですが、同じ贅沢病の痛風には良いとは意外ですね。解説:江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
ゆで卵はコレステロールに悪いが、痛風には良い
- 変形性膝関節症
夏が近づくと、紫外線を避けるために日傘を持っている女性が増えています。会社や待ち合わせに遅刻しそうになった時に日傘を持ったまま走っている女性を時々見かけます。日傘は体より前に持つことが多いので、前進する力の妨げとなります。走る時は下半身の筋肉だけで走るのではなく、腕を後ろに振ることによって前進するための推進力が生まれます。だから、日傘を持ったまま走ると膝をはじめとする下半身に負担をかけます。走る時は日傘をたたんで、紫外線を避けるためと推進力を増すために体を前屈させて顔をやや下げて走りましょう。解説:江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
日傘を持って走ると膝に悪い
- 関節リウマチ
当院通院中のAさんは1980年(37年前)にリウマチになった方です。1995年(22年前)には左肘と左足の変形のために手術をされました。でも、2009年(8年前)から生物学的製剤というとても良く効く薬を開始されてからは進行が止まっています。Aさんの手は小指側に傾いた変形をしていますが、握ると真っ直ぐなグーの形になります。Aさんは、肘や足は手術しても指の手術はされませんでした。なぜなら、指は精密な構造なので見た目よりも働きが大事だからです(この記事は、Aさんの承諾を得て掲載しました)。江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
指は精密な構造なのでリウマチで変形してもそのままが良い
- このホーム作って下さったアルカディアの社長野田さんのご尽力でハッキングされた箇所を訂正しました。安心して閲覧下さい。 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝