貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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キャスター付きバッグは23.5°倒して引くと肘にかかる負担が少ない

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キャスター付きバッグは23.5°倒して引くと肘にかかる負担が少ない%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc%e4%bb%98%e3%81%8d%e3%83%90%e3%83%83%e3%82%b0%e3%81%af23-5%e3%81%a7%e5%bc%95%e3%81%8f%e3%81%a8%e8%89%af%e3%81%84キャスター付きバックの取っ手を地面すれすれまで倒して引いている人を時々見かけますが、あのような引き方をすると手首で引き起こす筋肉が常に働き、その筋肉がついている肘の外側が痛くなってきます。そうかと言って取っ手を立てて引くとキャスターの摩擦が強くなりますし、混雑している時には邪魔ですよね。国内のある大学の調査ではキャリーバッグの肘に一番負担のかからない引き方は重心が低くなるように重い荷物を下に入れて、取っ手を23.5°傾けて引くと腕にかかる負担が最も小さいことがわかりました(佐藤美紀ほか:愛知県立看護大学紀要.8:7-15,2002.)。吹田市江坂戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝  

テープでカブれる人は剥がす時にベビーオイルを塗ればよい

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テープでカブれる人は剥がす時にベビーオイルを塗ればよい%e3%83%86%e3%83%bc%e3%83%97%e3%81%8b%e3%81%b6%e3%82%8c%e3%81%ab%e3%81%af%e3%82%aa%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%82%92%e5%a1%97%e3%81%a3%e3%81%a6%e5%89%a5%e3%81%8c%e3%81%9d%e3%81%86注射や点滴を打った後に貼るテープで皮膚がかぶれるという人は、テープの成分に対するアレルギーが原因よりも剥がす時に皮膚の角質を一緒に剥がすことが原因の方が多いです。国内のある大学病院では、20人に点滴固定用テープを腕に6~8時間貼った後にオリーブオイルを塗ってからテープを剥いだ場合とオイルなしでテープを剥いだ場合で皮膚にかかる力の測定と、スキントラブルの訴えを比較しました齋藤満寿子ほか:日本看護学会論文集.40:51-53,2010)。その結果、オリーブオイルの使用した時の方が皮膚の赤みや痒みや痛みの軽くなりました。一度、お試しください。吹田市江坂戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝

明るい髪の毛の看護師さんを許容できない人の割合は50%

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明るい髪の毛の看護師さんを許容できない人の割合は50%%e6%98%8e%e3%82%8b%e3%81%84%e9%ab%aa%e3%81%ae%e8%89%b2%e3%81%ae%e7%9c%8b%e8%ad%b7%e5%b8%ab%e3%81%95%e3%82%93国内のある病院では一般人346人と病院職員537人に対して「茶髪の5段階見本」をみせて、どの色までなら看護師さんの髪色として許容できるか質問する調査を行いました(山田眞佐美:看護総合.39:230-232,2008)。その結果、黄茶色の髪の毛でも許容できると答えた一般人は、僅か5.2%であり、残りの約95%は許容できないと答えました。なお、「茶髪の看護師さんも許容できない」と答えた人の割合は病院職員では19.7%でしたが、一般人では50%であり、一般人の方が看護師さんの髪の毛の色には未だに厳しいことがわかりました。今時、そんな仕事は珍しいので、看護師さんはかわいそうな仕事ですね。吹田市江坂戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝

肥満も良い事がある。社交的で骨は太い

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肥満も良い事がある。社交的で骨は太い肥満といえば、「高血圧で血管にコレステロールが貯まり、心臓や脳の血管がつまりやすい」、「糖尿病から腎不全になって透析生活になる」など悪口ばかりですが、クレッチマーという医師は、人の性格を体型によって分類しました。その結果、肥満の人は社交的で痩せている人は非社交的でした。また、僕たちは150人の大腿骨のレントゲン写真を撮影すると同時にヒップに対するウエスト周りの長さの割合を測りました。その結果、ヒップに対してウェストが大きい人ほど大腿骨の固い部分が分厚い傾向がありました(戸田佳孝:デジタルX線画像装置の心胸郭比測定機能を応用した骨粗鬆症診断法.日本医事新報 4601:78-80,2012)。つまり、肥満している方が骨が太くて、転倒しても骨が折れにくいという利点があります。吹田市江坂戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝 %e8%82%a5%e6%ba%80%e3%82%82%e8%89%af%e3%81%84%e3%81%93%e3%81%a8%e3%81%8c%e3%81%82%e3%82%8b%e3%80%82%e9%aa%a8%e3%81%8c%e5%a4%aa%e3%81%84

整形外科に行かなければならない手や足のシビレとは?

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整形外科に行かなければならない手や足のシビレとは?診察していると、よく「手先がシビれます」とか「手のひら全体がシビれる」と言われる患者さんがいます。しかし、それらの原因は冷えによる血管の収縮からくるシビレや原因不明のシビレであり、積極的に治療する整形外科医は少ないと思います。%e6%95%b4%e5%bd%a2%e5%a4%96%e7%a7%91%e3%81%ab%e8%a1%8c%e3%81%8f%e3%81%b9%e3%81%8d%e6%89%8b%e3%81%ae%e3%82%b7%e3%83%93%e3%83%ac 手や足の神経がどこかで圧迫された時には独特な部分の感覚が鈍くなります。まず、正中神経という肘の真ん中と通る神経は手首の部分で圧迫されやすく、その場合は両手の人さし指と中指の先をこすり合わせると圧迫された方の手の感覚が鈍くなります。尺骨神経は肘の内側で圧迫されやすく、その場合、小指の外側の感覚が鈍くなります。橈骨神経は腕の骨を回るように通っているので、腕枕をした後などに圧迫されます。その場合、親指と人さし指の間の水かきの感覚が鈍くなります。足の腓骨神経は膝の外側にあるグリグリの後ろで圧迫されやすく、その場合は足の親指と人さし指の間の感覚が鈍くなります。このような部分の感覚が鈍くなっていれば、なるべく早めに整形外科に行きましょう。吹田市江坂戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝