ニュースNews
- 06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明食事療法
センナは、アフリカ原産の生薬で、大腸を刺激して排便を促す「刺激性下剤」です。刺激性下剤の一種であるセンナにはセンノシドという成分が含まれており、大腸の粘膜を刺激してぜん動運動を活発にします。センナの実、葉、茎は「医薬品」に該当するため、食品に使用することは禁止されています。茂木先生達の調査では「痩せる」という効果で宣伝している13の健康食品の成分を分析したところ1つの食品にはセンナの葉が含まれていたため、福祉保健局を通じてマスコミに公表しました。つまり、痩せるというのは便を出して痩せるだけで脂肪などを減らす効果は全くない健康食品もあります。毎日のように刺激性下剤を服用していると、大腸粘膜に黒い色素が沈着して腸の動きが鈍くなるメラノーシスという状態になります。メラノーシスになると便秘の症状が悪化してしまい、さらに下剤を飲むとう悪循環を生じます。 下剤にはセンナなどのセンノシド系下剤と腸の中の浸透圧を下げ便に水分を多く含ませて便を柔らかくする酸化マグネシウムなどの浸透性下剤があります。鈴木先生らによると今なお昔からある市販薬(センノシドなどの刺激性下剤)が中心となっているのは困ったものだと述べています。硬い便を押し出すと腸の壁を傷つけて大腸がんができやすくなるので下剤は便を柔らかくする薬をまず選びましょう.解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
痩せる!健康食品には刺激性下剤が入っていて大腸を黒くすることがある。
- 06-6387-4114ウォーキング吹田市豊津町14番1号変形性股関節症戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック若い人の整形外科説明
Tominaga先生達は大腸がんで手術をした3015人を40歳未満の若年群(52人)、40~54歳の中年群(254人)、55歳以上の高齢群(2709人)に分けて比較しました。その結果、全体に占める40歳未満である若年患者の割合は年々増加しており、2016年の0.63%から2021年には2.10%となっていました。若年群は高齢群に比べて、女性患者の割合が高く、腫瘍も大きく、リンパ節に転移している確率も高かったです。一方、若年群は老齢群に比べて術後患者さんの全身状態や日常生活を送る能力が高く、3年間再発しない確率も高かったです。つまり、40歳未満の大腸がんは見つかると手術で助かる確率が高いが、手術しないと進行が早いことがわかりました。だから大腸がんの検診は40歳未満から受けることをお薦めします。 女性に大腸がんが多い理由の一つは便秘になりやすいからです。国立がん研究センターの「がん統計」によれば、二〇二〇年にがんで亡くなった女性のうち、最も多かったのが大腸がんによるもので、約二万四千人が亡くなっています。女性は大きな骨盤や子宮の影響で男性より便通が滞りやすいので便秘になりやすいです。便秘なると便が固くなり、固くなった便が腸の壁を傷つけ大腸がんが起こりやすくなります。藤川先生らの調査ではウォーキングによって改善率の高い上位3項目は「活気の低下」「落ち着かない」、第3位は「便秘」でした。だから、便秘の女性は是非、ウォーキングをして下さい。解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
若者に大腸がんが増えている。検診は40歳未満から受けていた方が良い。
- 06-6387-4114ロータリークラブ吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明
Budi先生達はサハラ砂漠より南のアフリカ14ヵ国の15~49歳の女性185388名に産科瘻孔に関する知識と識字率との関係を調べました。産科瘻孔とは未熟な肉体の少女が妊娠し、村人の助けのみで陣痛開始から何日間もかけて分娩した結果、膣に孔が開き、傷が膀胱や直腸とつながり、尿や便が膣から漏れ、感染症を起こす病気です。その結果、産科瘻孔という病気を知っていたのは37.9%でした。つまり6割の女性が産科瘻孔という病気を知りませんでした。特に識字率の低い地域の女性では、産科瘻孔に対する認識率が低かったです。だから、ロータリークラブの国際奉仕では識字率の向上について努力しています。
識字率は低いと妊婦が悲惨な目に合いやすい。
- 06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明食事療法
- よく「健康診断でコレステロールが高いと言われた。」とさも悪いことのように言われる方がいますが、どのコレステロールがどう高いかが問題です。コレステロールは人間の血液中だけでなく、脳・内臓・筋肉など全身に広く分布しています。そして、細胞自体を安定にしたり、性ホルモンや副腎皮質ホルモン、脂肪の消化吸収を助ける胆汁の材料になったりします。つまり「コレステロール=悪」というわけではなくむしろ必要な成分です。健康診断などの採血結果の見方としては悪玉コレステロールの血液検査項目はLDL-コレステロール。中性脂肪の検査項目は血清トリグリセリド(TG)です。 大雑把に言うと悪玉コレステロール値(LDL)が高いと心臓の冠動脈疾患になりやすく、中性脂肪(TG)の数値が高いと、脳梗塞のリスクも上がります。岡崎先生の解説によると悪玉コレステロールつまり低比重リポ蛋白コレステロール(略してLDL-C)が長年にわたって蓄積すると動脈の柔らかさが失われる動脈硬化になり易く、心臓の病気になりやすいです.解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
コレステロールに関する血液検査の見方
- 06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック若い人の整形外科説明食事療法
- 長谷川先生の解説では交感神経が興奮していると便はでにくくなります。だから、息がハーハーあがる運動や心拍数が急速に増えるような運動はかえって便秘を引き起こす可能性があります。だから、腸活つまり便秘解消のための運動では副交感神経を優位にするために友人と語らい笑いながらウォーキングをしたり、好きな音楽を聞きながらスクワットや水平足踏みをするようにしましょう。解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝