戸田整形外科リウマチ科クリニック

診察予約・お問合せは 06-6387-4114
受付時間 | 9:30〜12:30(月-土) 15:30〜18:30(月-水,金)

ニュースNews

毒草のような名前だけれどもひざの痛みに効く?

変形性膝関節症説明
毒草のような名前だけれどもひざの痛みに効く?町田先生達は南アフリカ大陸に生息するゴマ科の多年草であるデビルズクロー(悪魔の爪)エキスの変形性ひざ関節症に対する効果を偽薬に飲んだ人と比較しました。その結果、膝を曲げ伸ばししたときの違和感は偽薬グループと比較してデビルズクローを飲んだ人では摂取8週目で明白に改善していました。一酸化窒素の産生を増強し, 軟骨損傷の引き金となるIL-1β刺激による損傷をデビルズクローエキスに含まれているハルパゴシドが和らげることが知られているそうです(町田直道ほか:薬理と治療.48: 979-988,2020.)。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

グルコサミンと複数の健康食品を一緒に摂るとひざに良い?

変形性膝関節症説明
グルコサミンと複数の健康食品を一緒に摂るとひざに良い?僕はグルコサミンなどの軟骨の成分を食べても胃や腸で消化されて、ひざまで到達しないと思っています。だから、偏った表現になるかもしれません。ご容赦下さい。小林先生達は、グルコサミンに加え,コラーケンへフチド,メチオニン,アガロオリゴ糖やフロテオクリカン含行サケ鼻軟骨抽出物といった機能性食品素材も配合した食品の膝の痛みに対する効果を評価しました(小林祐大ほか薬理と治療.481:461-1476,2020)。その結果、「日常生活の状態」や「膝の痛みとこわばり」「ふだんの生活など」「健康状態について」の合計スコアにおいてひざが痛くない人より優れていました。つまり、グルコサミンをはじめとする複数の原料素材の摂取により,膝の痛みの軽減のみならず,それに伴って生活の質の改善が進むと報告しておられます。でも僕は、健康食品のごった煮ではどの成分が効いているのかわかりにくいし、高額になると感じました。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

顔が赤くなるお酒の成分が腫れを和らげるとは不思議な話ですね

ダイエット若い人の整形外科説明
顔が赤くなるお酒の成分が腫れを和らげるとは不思議な話ですね 風邪を引いた時には「お酒をひかえましょう」と言われますよね。あれはお酒で血行がよくなり、炎症が全身に広がるからです。だから、お酒は炎症を強める働きがあると思っていました。しかし、上原先生達は大麦焼酎を造る途中でできてくるヒログルタミルテトラへプチド(以ド, pEPYP)という成分が変形性膝関節症の痛みやこわばりを和らげることを報告しました(上原絵理子ほか.薬理と治療.48: 1207-1215,2020.)。そう言えば、炎症を和らげる成分であるポリフェノールは赤ワインに多く含まれていますから同じですね。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝  

変形性ひざ関節症の人は転倒予防のためにも靴の中敷きを入れよう

変形性膝関節症老化説明
変形性ひざ関節症の人は転倒予防のためにも靴の中敷きを入れようひざの痛い人はよくペタペタと歩きます。小林先生達は手術をするために入院してきた40人の重症の変形性ひざ関節症の患者さんの足の形を調べました(小林恵理,ほか理学療法科学.35: 23-28,2020.)。その結果、変形性ひざ関節症の患者さんは舟状骨という足にある骨が落ち込んでおり、足の背の高さが低くなっていました。足の背の高さが低いと足のバネが効かず、ペタペタと歩き、転けやすくなります。つまり、変形性ひざ関節症の患者さんに対する靴の中敷きは、O脚を矯正するだけでなく、足の背の高さを保ち、転倒予防にも役立つます。江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

高齢者はウォーキングしていると骨折しにくい

スポーツ老化説明
高齢者はウォーキングしていると骨折しにくい今まで僕は「変形性ひざ関節症の予防のためには、ウォーキングだけではダメです。脚の筋力をつけましょう」と説明してきましたが、骨折の予防にはウォーキングが良いという論文があります。岩瀬先生達の調査では、75 歳以上の後期高齢者においては,骨粗鬆症, 運動器不安定症に当てはまるかどうかに関係なく,散歩やウォーキングをしている人の方がしていない人より骨折率が有意に低かったです(岩瀬六郎,ほか:日本臨床整形外科学会雑誌 .35: 141-147,2010.)。夫婦仲良くウォーキングすることは良い習慣だと思います。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝