貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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ニュースNews

しゃがみこめない人はまず、おしりの外側の筋肉をストレッチしよう。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明
しゃがみこみできないのはおしりの筋肉が硬いからだと考えられがちですが、実はおしりの外側の筋肉が固くて、股関節が外側に回りにくい影響の方が大きいのです。田城先生達は健常大学生26名として、大臀筋のストレッチングをする群13名と、股関節外旋筋群のストレッチングをする群13名に分け、セルフストレッチングを各群で1週間実施し、しゃがみこみ動作時の股関節屈曲角度を比較しました。その結果、股関節外旋筋群のストレッチングをした群は、大臀筋をストレッチした群と比較して、しゃがみこみ動作時の股関節屈曲角度が明白に増加しました。だから、しゃがみこむ前に寝転んでお尻の外側の筋肉をストレッチする訓練をしましょう。 これは運動器検診で調べられる項目の一部です。真田先生達の調査結果では、①しゃがみ込み動作ができない子供では手や腕に怪我を経験した子供が多かった。②しゃがみ込み動作ができなかった子供は体の前屈と太腿の筋肉の柔軟性が低かった。つまり、しゃがみ込み動作ができないと転倒して手や腕に怪我をしやすいと考えられました。お子さんには股関節を外側に回すのストレッチをさせてあげて下さい。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

版権を放棄して一般公開できる質問表を作ってくれたリキーネ先生は素晴らしい。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号変形性股関節症変形性膝関節症戸田クリニック説明
変形性膝関節症の重症度診断法で世界的に最も使用されているのは西オンタリオ大学などの研究グループの作ったWOMACという診断法です。しかしWOMACを含む多くの重症度診断法には版権(特許のような物)があるので使用するためにはそれを考えた人に使用料を払わなければなりません。だから、患者さんに「自分で自分の重症度を診断してください」と言って渡せなません。またSNSで手軽に公開できまません。せっかく、その研究グループの仕事を紹介してあげているのにお金をとるとは何事かと僕は思います。 しかし、1987年にリキーネ先生は版権を放棄した質問表を公表しました。尊敬すべき行為です。僕の研究では主にリキーネ先生の質問表を利用しています。この10の質問表のうち2つ以上あてはまれば、軽症、3~6項目あてはまれば中等症、7項目以上ならば重症だと考えています。是非セルフチェックしてみて下さい。(文章は戸田佳孝:ひざ痛を自力で治す. 大洋図書、2024年より引用。宜しければご購入下さい)解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

易怒性の認知症女性に指輪をすると怒りにくくなることがある。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック認知症説明
Yokoi先生達は7人の攻撃性のある女性認知症患者に指輪を9時から19時まで7日間はめました。その結果、3名が指輪に興味を示し、その3人では指輪をはめる前に認められた「いらだち/不安定さ」が指輪をはめている期間中に消失しました。また看護スタッフが指輪をはめているのを見つけると、「〇〇さん、とてもきれいですね」と他の患者に話しかけるという光景がよく見られました。自尊心の低い人は怒りやすく、攻撃的になりやすい。自尊心の低い認知症患者さんは、他人に軽蔑されるとすぐに怒りや攻撃的になります。また、自分や他人の心を推測する能力の欠如が怒りっぽい認知症を招きます。女性に指輪をはめていることで自尊心を高め、「いらだち/不安定さ」を軽減し、かつ「〇〇 さん、とてもきれいですね」という他人の心を推測する心が芽生えたのだと考えられました。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝  

子どもには積極的に和式トイレを使用させてあげてほしいと僕は思う。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック筋肉トレーニング説明
2016年から小学校や中学校の学校検診には運動器検診が行われるようになりました。その結果、片足立ちやしゃがみこみができない子どもが昔に比べて増えていることがわかりました。高齢者と同じように片足立ちやしゃがみこみができない子どもでは転倒骨折を起こす割合が増えています。 うちのクリニックでも運動器検診でしゃがみこみができないことを指摘されて受診する子供が最近、増えています。和式トイレでしゃがみこむ機会が減ったせいでしょうか?和式トイレでおしりを拭く運動は肩関節の可動域を増やすのにも有効です。僕は子どもさんには積極的に和式トイレを使用させてあげてほしいとおもいます。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

変形性膝関節症の運動療法では複数の筋肉を同時に動かす訓練をしよう。

06-6387-4114リハビリテーション変形性膝関節症戸田整形外科リウマチ科クリニック筋肉トレーニング説明
筋肉をグループ化して、特定の神経が働くと同時に幾つもの筋肉を働かせるような仕組みが存在します。これが筋シナジーの原理です。歩行は簡単に4つのグループ(筋シナジー)で成り立っています。具体的には、足が地面に着地した瞬間には中殿筋や大腿直筋が働き、反対の脚を伸ばす時には腓腹筋とヒラメ筋が働き、反対側の脚を挙げる時には前脛骨筋と大腿直筋が働き、その脚を地面に着けるために曲げて行くにはハムストリングスが働きます。歩行の筋シナジーを鍛えるためには正しい歩き方を身につけるようにしましょう 筋肉の協調性が保たれていると変形性膝関節症は進行しにくい。人間の体は一つの行動をする時には複数の筋肉が同時に働きます。足首を上に挙げる時には足首から遠く離れた脊柱起立筋や太もものハムストリングスやふくらはぎの腓腹筋が協調して活動します。この協調運動を筋シナジーといいます。Taniguchi先生達の研究では変形性膝関節症の患者さんでは膝の痛くない人達に比べて筋肉の協調運動である筋シナジーが低下しており、変形性膝関節症が重症化するほど筋シナジーが低下していました。逆に、筋肉の協調性が保たれていると変形性膝関節症は進行しにくいと考えられました。