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- その他
その結果、年齢、痛くなってからの年数、男性と女性の間、肥満のあるなし、ケルグレンローレンス分類の2度と3もしくは4度および大腿脛骨角によって分類された2つのグループの間の改善率に明白な差はありませんでした。「運動習慣あり」に分類された患者は運動習慣ありグループの改善率は運動習慣なしグループに比べて明白に優れていました。つまり、普段からよく運動している人ではPRPが良く効きました。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
運動習慣のある人はない人に比べて優れた改善度を示しました
- スポーツ説明
中嶋先生達はウェイトリフティング選手のメディカルチェックを行い, 49人中21人(42.9 % ) に第1肋骨疲労骨折を認めました(中島大介ら:整形外科と災害外科.66: 568-570,2017.)。つまりウェイトリフティングで知らず知らずのうちに骨折している人が多くいます。さらに、痛む部分については第1肋骨部でなく肩甲部痛であったとの報告もあります(内田繕博ら: JOSKAS, (3 ) : 789ー793 , 2013)。だから、スポーツをしていてなんか肩甲骨の周りが痛ければ、第1肋骨の撮影(レントゲン撮影カメラを上から15度と30度では鎖骨と鎖骨下動 脈溝が離れ,骨折線が見えやすくなる)をしてもらいましょう。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
肩甲骨が痛むと思っていたら第1肋骨の疲労骨折かも
極々まれにですが、風邪の雑菌がのどを通り越して首の周りの灰沈着性頸長筋腱炎に付き、石灰が沈着することがあります。灰沈着性頸長筋腱炎は激しい痛みのため、しばしば、髄膜炎と間違われ、腰椎穿刺などの痛い検査や入院加療されることがある。また、リンパ節炎と間違われ、不要な抗生物質や痛い生検を受けることがある。しかし。レントゲン写真をじっくり見れば、診断することが可能であり、ネックカラー一つで安静にしていれば治る。疾病の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
風邪の後、首が動かなくなったら筋肉に石灰が溜まっているかも…
- ホンマでっかネタ説明
ハーバード大学医学部のニコラス・クリスタキスって教授の研究によると、男子校出身者は早死にするってデータを出した。男子校出身だと未婚率が高くなるからであります。男子校出身だと、青春時代真っ只中に女子と出会う機会が少なく、女性経験が少なくなってしまいがちです。だったら、女子校出身者も早死にするってこと?」と考えられますが、実は女子校出身者と共学出身者では、寿命に違いはなかったですね。女性の方が「人とのつながり」を形成しやすいからです。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
男子校出身者は早死にしやすい
- ホンマでっかネタ説明
アメリカのシカゴ大学の研究によると、長生きするのは秋生まれで、短命なのは春から初夏生まれだということが分かりました。1880年から1895年に生まれたアメリカ人1,500人とその配偶者と兄弟12,000人の生死のデータを調査。遺伝的な寿命の長さや経済的影響を考慮して、兄弟と同じような生活環境に住んでいるひとを比較しました。その結果、100歳かそれ以上生きたひとの多くが9月から11月の間に生まれているということが判明したのです。逆に、100歳まで生きたひとがいちばん少なかったのは3月から7月生まれのひとでした。とくに3月、5月、7月は9月から11月と比較して100歳以上生きる確率が40%以下でした。この結果について研究者のひとりであるレオニード・ガブリロフは「母体が季節による感染症に感染することも胎児の成長に大きく影響を及ぼしている可能性があります。さらに、秋の過ごしやすい気候が赤ちゃんに余計なストレスをかけずに健康に育つためではないか」と述べています。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝 https://magazine.gow.asia/column/life/2257/