ニュースNews
- 変形性膝関節症説明
僕は若い頃、後十字靱帯を切り、変形性ひざ関節症予備軍です、時々ひざが痛みます。そこで患者様の膝に打つ前に自分の膝に多血小板血漿(PRP)を打ってみました。血液を49cc採取し、それをセルソース社に送ると3週間でフリーズドライした成長因子が届きました。それを麻酔薬で溶かし、自分の膝に打ちましたのでその経過を報告します。5時間後:麻酔が切れだしてチクチク痛くなった。8時間後:階段を下りるのが困難。9時間後:膝を曲げると痛む。ロキソニンを飲み、湿布を貼り就寝。17時間後:歩くと少し痛むが、昨夜よりましになり、軽くジョギング可能。24時間後:まだ膝を押すと痛む。熱をもっている。34時間後:湿布を貼って寝る。42時間後:ジョギングしても痛くない。膝の中に支えができたようなしっかりとした感じになった。僕の感想はPRP注射は手術に似ていて、注射後しばらく腫れるし、痛むがその後、楽になると感じました。この効果がいつまで続くかまた報告いたします。報告:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
PRPを自分の膝に打った経験:注射後42時間は痛かったがその後楽になった
- テレビ
メディアで活躍されている森田先生は医学全般にわたり、わかりやすく説明ができるのに僕は骨・関節のことしか説明できず、足下にもおよびませんが、その森田先生がとても僕に優しくして下さります。6月30日も森田先生が総合監督をされている名医のthe太鼓判(TBS系列)の収録で呼んでもらった時の写真を森田先生のブログで取り上げて下さいました。 https://ameblo.jp/doctormoritayutaka/entry-12387577193.html 写真は二人でヤンキー座りストレッチをしているところです。江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
森田豊先生のご厚意に感謝します
- 五十肩説明
産後の肩凝りの原因は授乳をする姿勢が頭を前に傾くからだという研究結果があります。子安先生らの研究では、産後1~6ヵ月の女性62名の中で85%に肩こりの訴えがあり、41%は産後に肩こりが増悪していました。また、産後肩こりと授乳姿勢については、産後の肩こり増悪が授乳時の頭部前傾角度と関連していました(子安 恵子ほか:兵庫県母性衛生学会雑誌 22: 68-70,2013.)。産後も時々首をストレッチしましょう。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
産後肩凝るのはホルモンの影響ではなく授乳姿勢の影響
- 五十肩説明
ヤジロベイのポーズで荷物を持つ時には首をすくめていることが多いです。山根先生らの研究でも抵抗を加えながら腕を外側にあげていくempty canという運動では僧帽筋上部線維が強く収縮することがわかりました(山根 慎太郎,肩関節.37: 927-929,2013.)。首をすくめ続けると僧帽筋という首から肩にかけてついている筋肉が疲労して肩凝りの原因となります。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
ショッピングバッグは脇を締めて持とう
- 五十肩説明
肩凝りのための特別なウォーキングはありません。しかし、肩凝りの原因である肉体的ストレスのために同一姿勢を長時間続けず、時々歩きましょう。また精神的ストレスを発散するためにウォーキングや水泳などの有酸素運動は有効です。ウォーキングには肩関節周囲の筋肉の血流を改善し、肩凝りを予防する効果があります(矢吹 省司:.ペインクリニック 28巻別冊秋 :567-S572,2007.)論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝