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- 06-6387-4114その他吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック未分類説明
- 毎日飲む薬に関しては「これから一生飲むのは副作用が心配だから、早く辞めたい」という患者さんが多いですが、高脂血症や高血圧の人は薬を毎日飲んでおいた方が良いです。例えば、小山先生達の研究では救急車で運ばれてきた脳梗塞患者では65歳以上75歳未満の前期高齢者群でも75歳以上90歳未満の後期高齢者群でも90歳以上の超高齢者群でも持病は高血圧が多かったと発表しておられます。その理由は高血圧の状態が続くと脳の血管に負担がかかり弾力性が失われて硬く脆くなったり、プラークができて血管がつまりやすくなるからです。実際、最高血圧が160mmHg以上の人はそれ以下の人に比べて3.46倍の確率で脳梗塞を発症します。コレストテロールが高くても血管壁にプラークができやすいです。つまり、いつ起きてもおかしくない脳梗塞心筋梗塞予防のために高脂血症や高血圧の薬は毎日のむ必要があるのです。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
高脂血症と高血圧を毎日飲むのは脳梗塞心筋梗塞予防
- 06-6387-4114勃起不全戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック若い人の整形外科説明
- 薬には効きだしてくる時間と最高に効いている時間があります。最高に効いている時間をTmaxといいます。例えば、勃起改善薬のバイアグラの場合、効き出すのは30分ですが、Tmaxは3.3時間後です。できれば、3.3時間おいた方が効果的です。また、薬の効き目は食事との時間にも大きく作用されます。同じくバイアグラの場合、空腹時に服用しなければ効果がありません。時々「バイアグラは僕には効かない」という人がいますが、それらの人の多くは胃に何かある状態で薬を服用した人です。空腹時に飲みましょう。空腹時の目安は食後2.5時間から3時間です。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
薬を飲むときには添付文書にある最高に効く時間(Tmax)調べよう。
- 吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック未分類説明
- 2023年10月、アメリカフロリダ州にあるディズニー・スプリングスにあるレストランで起きたアナフィラキーショックによる死亡事故に関する裁判の判決が最近でました。レストランで店員によく聞かれる「食材にアレルギーはありませんか?」という質問はアナフィラキシーが起きた時に「質問しましたよ」というためだと僕は思います。昭和期の整形外科医は膝関節造影検査の際、ヨードを含んだ造影剤ウログラフィンを使っていました。このため、しばしば気分が悪くなられるアナフィラキシー反応を経験しましたが、誰も慌てることなく、血圧を測り、アドレナリンを太腿の筋肉に注射し、脚を挙げて血液を脳に送る処置を行えば、殆どの患者さんが回復していました。もし、外食中にアナフィラキーが起きたら脚を挙げて寝転がらして救急車を呼びましょう。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
もし、外食中にアナフィラキーが起きたら脚を挙げて寝転がらして救急車を呼ぼう。
- 06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック若い人の整形外科説明鬱
- 大嵜先生達によると日本成人のおよそ5人に1人が夜間の睡眠困難(不眠)を訴え、20人に1人が過去1ヵ月間に睡眠薬を服用していますが、反対に50人に1人が日中の過剰な眠気に悩んでいますナルコレプシーや特発性過眠症による昼間の耐えがたい眠気で悩んでいる人が結構多いです。そんな時には脳に働きかけて覚醒度が上がる作用を持つ薬を服用することで、眠気を感じる程度が少なくなります。眠気を覚ます薬にはベタナミンがあります。通常1日10〜30mgを朝食後に飲みます。ただ、ベタナミンには肝臓に負担がかかることがあります。定期的に血液検査をした方が良いでしょう。とても良く効く眠気を覚ます薬にはモディオダールがあります。この薬を処方するには覚醒剤原料取扱に関する国からの許可が必要です。強力な眠気を覚ます薬は覚醒剤の原料になるためだと考えられます。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
眠られない人も多いが眠りすぎてしまう人も多い。
- 06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック筋肉トレーニング認知症説明
- 我が国の65歳以上の認知症患者数は2020年に約602万人、2025年には約675万人(有病率18.5%)と5.4人に1人程度が認知症になると予測されています。 二〇一七年、英国の医学誌「ランセット」でLivingston先生達は認知症の35%は予防可能で、大きく9つの因子に分類されると発表しました。 12歳までの幼少期の教育、中年期高血圧、中年期肥満、難聴、運動不足、社会的孤立、喫煙、うつ病、糖尿病 特に、難聴の人は健聴者と比べ認知症のリスクが約二倍に上がる。その理由は耳は二十四時間、忙しく働き続けています。寝ているときも周囲の音を解析して、危害を与えるものが来ないかを判断している。ところが加齢が進んで聴力が低下すると、必要な音しか聞こえなくなる。すると、脳の活動が低下して認知機能が衰えてしまうのです。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝