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- 腰痛説明
- 年齢の変化で椎間板の水分の量が減ってくると椎間板の高さが低くなってきます。だから背は縮みますが、椎間板の後ろを通っている神経の長さは変わりません。このため神経がトグロを巻き、血行が悪くなるのが脊柱管狭窄症の原因の一つです また年齢の変化で脊柱管の内側に貼っている色が黄色い黄靭帯や同じく年齢の変化で真綿で締められるような圧迫やゴツゴツしてきた椎体やすべり症によってずれた骨の角によっても脊柱管は圧迫されることも脊柱管狭窄症の原因の一つです。それに対して圧迫されている神経を後ろに逃してやる目的で後ろの骨である椎弓に窓を開ける椎弓切除術というのが行われることがあります 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
脊柱管狭窄症の原因と除圧手術について
- 変形性膝関節症装具説明
- О脚を矯正して変形性膝関節症の痛みを和らげる足首バンド付き足底板については主婦の高齢者は1日の中で靴を履いて外出することが少ないことと女性は足首が軟らかいため高低差のある室内用足首バンド付き足底板の方が靴中敷きより成績が良かったです 靴の中敷きタイプの外側が高くなった足底板でさえも装着すると「足が痛くてあるけない」という患者さんが時々います。我々の研究では足底板を入れると足が痛くなる患者さんに自転車の荷台固定用ゴムを使って柔軟体操を行ってもらったところ、足の痛みがなくなり治療成績が上がりました。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
女性の膝の痛みには室内型足底板と男性には靴の中敷き型がお薦め
- 筋肉トレーニング老化説明
- 厚労省の運動習慣ありの定義は週2回以上運動しており,持続時間が30分以上で,継続期間が1年以上年です。高齢者の運動習慣ありで最も多かったのは散歩やゴルフでした。しかし、普通に歩いているだけだは脚の筋肉は鍛えられないので20秒間水平足踏み回数は少なかったです たしかに、ウォーキングやゴルフは景色を楽しみならできる、長続きする優れた運動習慣なので是非継続するべきです。しかし、ウォーキングやゴルフなどを運動習慣としている者には水平足踏み運動を追加し、変形性関節症の予防を心がけるべきです。なお、体がふらつく方は、片手を何かにつかまって、もう一方の手の高さまで反対の太ももを挙げるようにして下さい。 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
ウォーキングだけでは健康になれない水平足踏みもしよう
- ラジオ体操説明
- 年齢の変化で早く衰えるのは膝を伸ばす大腿四頭筋の筋力です。しかし、ラジオ体操には上半身(腕を回すなど)の運動が中心です。その理由は逓信省簡易保険局が昭和天皇即位のお祝いに合わせてお立ち台から見てきれいに揃うことを大事にして考案したからです ラジオ体操に含まれている下半身の運動と言えば、ジャンブ運動です。我々の調査ではラジオ体操のジャンブができる人の割合は、65歳以上になると急激にジ減りました。つまり、「高齢者と呼ばれるのが65歳以上だから」という意味だけでなく、この調査で65歳が正しくジャンプできるかどうかの分岐点でした 私の意見は「65歳以上になったら、ラジオ体操をやめましょう」と主張する気は毛頭ありません。しかし、この調査結果からも明らかなように、ラジオ体操さえしていれば安心ではないことも事実です。やはり、65歳以上になったらラジオ体操だけでなく、ひざを伸ばす筋力も鍛えなければ、脚の健康は保てないということを知って頂きたいのです 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
高齢者はラジオ体操だけをしていても健康は保てない
- 腰痛説明
- 背筋の固くなっている患者さんに「筋肉の緊張を和らげるような注射をしましょう」というと「痛み止めなら一時的なので要りません」と断る人がいます。注射は筋肉の緊張を和らげると圧迫されていた血管が広がり、血流を改善して、腰痛の悪循環が断ち切れます。 息を吐く時には副交感神経が緊張して筋肉が柔らかくなり、注射の痛みが楽になります。だから注射が怖い人は注射を指す前に合図をしてもらいその時からゆっくり息を吐くと痛みが少なくてしみます。 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝