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- スポーツ若い人の整形外科説明
- 今回も関西医療大学の増田教授に教えてもらいました↓ 私の教え子でメジャーリーグや日本のプロ野球などでトレーナーとして頑張っている者がたくさんおりますので、妙な偏見はもっていない積りなんですが…、ホーム・ビジター共にユニフォームもデザインが頻繁に変わるのと、ネックレスなど装身具を結構眼にするところが「サッカーとは違うなあ」と感じます。 凛々しいサッカー少年!しかし彼はこのままではプレーする事は出来ません。なぜなら彼はペンダントを身につけているからです。サッカーでは装身具類を身につける事は認められないのです。昔はサッカー選手も↓こんなだったんですけどね。 「え〜!だったら指輪は?取り外せない位に食い込んでいる場合ってあるのでは?」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。以前はテープなどで完全に被覆していれば良かった時期もあるみたいですが、今は取り外さないとプレー出来ません。↓この選手はキックオフ直前に外せずに、出場出来ませんでした…。実際アルゼンチン代表のゴールキーパーがゴールのネットフックに指輪を引っ掛けて大怪我を被った案件があるみたいです。ウエア・スパイク以外に身につけられるのはすね当て・レガースのみですね。 写真でははっきりしませんが、マラドーナ選手は悪質なタックルの標的となる機会が多く、後ろ側・ふくらはぎからアキレス腱部にもレガースを装着していた場合があるらしいです。 以前はストッキングを完全に下げてプレーする選手もいました。今はダメです。逆にユニフォームの裾(すそ)は出しても大丈夫です。↓レガース装着の違和感のためですかね?この選手のレガースは役に立つんでしょうか?サイズが小さ過ぎて…。あ、ストッキングとアンダーソックスのカラーの違いもダメなんです。テープで同じ色にしないといけません。↓あ!最近はユニフォームの下にGPSを用いたデバイスを身につける場合も増えました。走行距離やスプリントの回数なども測定できるそうです。もちろんレフェリーの許可が必要です。 #江坂 #整形外科 #江坂整形外科 #サッカー #指輪 #レガース #GPS
プレー中に身につけられる物
- スポーツ説明
- 今回も関西医療大学の増田教授に教えてもらいました。私の部屋の棚と机の右側にはサッカー関連の様々な『小物』が詰まっています。中でもキーホルダーはバスで赴く遠征で立ち寄るサービスエリアの売店で、ご当地ゆるキャラとサッカーを組み合わせた物などを一つ、また一つ…と購入したのがこの有様です。 さてサッカーが盛んな某県にあるサービスエリアの売店でもキーホルダー類など小物を探しておりますと…、↓「あれ!?地元のサッカー名門高校のコーナーがある!!」 グッズの種類も非常に豊富で目を見張りました。しかしこの高校は公立のはず、ええのかなあ。ええですよね、前に申したごとくでウエアにも広告が入る時代です。選手やご父兄の金銭的負担が軽くなれば。用具類の多い野球ですと、3年間の学費プラス部活動でウン百万円かかるらしいですので。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
公立高校のキーホルダー販売しても僕は良いと思います
- 若い人の整形外科説明
- ヒールを履いた彼女より自分の方が背が低くなることを気にして厚底の靴を履いている男性はいませんか?膝に負担がかかりますよ。結婚して歳を重ねるといつの間にか夫の方が背が高くなることもありますので安心して下さい 岐阜県総合医療センターの研究では60歳以上の外来患者800人を対象に身長の変化を調査しました(細江英夫:中部日本整形外科災害外科学会雑誌.55:293-294,2012)。その結果、男性の80歳未満では平均3cm未満の身長短縮で、年間短縮量は2~3mmでした。また、80歳以上では短縮量が年間5mm以上でした。女性では60歳代(閉経後)から平均3cm以上の身長短縮が認められ、歳をとるどこと短縮量はだんだん増えていました。 では、身長が短くなった人の元の身長はどのように予測するのでしょうか?骨が短くなるのは背骨の骨の高さが低くなるからです。でも、膝の下のスネの骨(脛骨けいこつ)は年齢とともに変化しません。女性の場合、元の身長=(座った時の床から膝の高さ×1.91)―(年齢×0.17)+75だそうです。↓だから、身長差を理由に結婚を諦めるなんてもったいないですよ。 論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長
彼女の方が背が高くても閉経まで夫婦でいれば身長は逆転する可能性あり
- 説明食事療法
- ラジオや新聞で沢山のサプリメントが紹介されていますが、僕は栄養はサプリメントよりも食品で摂った方が良いと思います。その理由を大豆イソフラボンで説明させていただきます。大豆の中に含まれるイソフラボンは女性ホルモン(エストトロゲン)と構造が似ているためサプリメントに多く含まれています。 しかし、小原先生達は健康な成人女性4名を対象に5月経周期を対象期間とし,3月経周期目にイソフラボン25 mgを含むサプリメント(大豆イソフラボン, DHC社製, 1日1回1回2錠)を約1ヶ月間摂取してもらい、その前後2月経周期を比較期間としました。その結果、イソフラポンサプリメント摂取前と摂取後を比較したときに,平均4.8日延長しました(小原映ほか:杏林医学会雑誌.50:125-130,2019.)。原因がイソフラボンとすぐに分れば良いのですが、分らない時は驚くかもしれません。サプリメントで急に大量イソフラボンを摂るよりも食品でゆっくりと量を増やした方が良いと僕は考えます。 2004年にイタリアで行われた研究では大豆イソフラボンを1日150mg 5年間摂取させたところ、3.8%(6名)に子宮内膜増殖症が発生した報告されました。この結果を受け、内閣府食品安全委員会は2006年に食品から摂取する量を加味し、イソフラボンの安全な上乗せ摂取量上限値を1日30mgとしました。たしかに廣瀬先生の研究では1日25mg. 8 週間という低用量かつ比較的短期間でのイソフラボンの摂取では更年期の抑うつ症状、不眠症が解消されました(廣瀬明日香:低更年期と加齢のヘルスケア.16: 91-94,2017.)。しかし、飲んでいるサプリメントの種類が多くて、それぞれに大豆エキスが入っている場合、1日イソフラボン30mgを超えてしまいます。だkらサプリメントは必要最低限にしましょう。 論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
サプリメントがブームだが、栄養は食品で摂った方が良いと考えます
- スポーツ若い人の整形外科説明
- 今回も関西医療大学の増田教授に教えてもらいました。私の職場の『サッカーおたく部屋』の一角には頂いた小物類を詰め込んだ棚があります。 その中にルーマニアで頂戴した人形軍チームがいます。皆タバコを咥えています。 動画サイトを見ますと、昔のテレビ番組は喫煙シーンが非常に寛容に扱われていましたね。アスリートも現在とは比較にならない程愛煙家が多かった様です。 地元開催のワールドカップで優勝した当時の西ドイツ代表選手が葉巻をくゆらせています。こんな写真もオープンになっていた時代です。 決勝で対戦したオランダ代表のスーパースター:ヨハン・クライフ選手も現役時代からヘビースモーカーであったらしいですが、そのせいで心蔵を悪くしてバイパス手術を受けたらしいです。 さすがに禁煙を決意し、ベンチではタバコの代わりにキャンデーを口にされる様になりました。 しかしスター選手はとんでもないストレスに晒されるんでしょうね、ジダン選手もマラドーナ選手も喫煙者みたいですね。違ったものに手を出す場合もあったみたいですが…。 もうすぐ始まるカタール・ワールドカップに出場予定のスーパースターもそんな喫煙場面を撮られている模様です。 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝