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- 06-6387-4114勃起不全吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック筋肉トレーニング説明骨粗鬆症
LOH 症候群とは、加齢により男性ホルモン(テストステロン)が低下することで起こる、男性の更年期障害を指します。今までは病院に行って週に1回または2週に1回エナルモンデポーという注射を打っていました。しかし、最近、市販薬の男性ホルモンクリーム剤(グローミン)が利用できるようになりました。榎本先生達の研究では37℃保存下では約3ヵ月後も含有率の低下は認められませんでした。グローミンはグローミンの使用方法は、最初に1日2回、2cmずつを塗布し、症状が改善したら1日1回に減らすのが一般的です。陰のうやあご下、腹部など、吸収の良い場所に塗布するのが推奨されます。 骨や筋肉の領域に起こってくる男性更年期の症状としては、骨粗鬆症と筋肉減少症があります。骨粗鬆症は女性ホルモンの分泌が減ってくる閉経前後の女性に多いのですが、男性ホルモン(テストステロン)も女性ホルモンであるエストラジオールに変換され、骨からカルシウムが溶け出すことを防ぎます。このため、テストストロンの分泌が減ってくると男性でも骨粗鬆症が起こってきます。また、男性ホルモンは食品から吸収されたタンパク質を原料に筋肉を造る働きがありますので男性更年期になるとサルコペニア(筋肉減少症)になってきます。逆に男性ホルモンの分泌を回復させてれば、骨粗鬆症も筋肉減少症も回復します。加藤先生達の研究では平均年齢77.8歳の加齢男性性腺機能低下症候群患者さんに1年間男性ホルモン補充療法をおこなった結果、80%の症例で握力と骨塩量が増加した。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
顎の下に塗る男性ホルモン(グローミン)は自宅で治療できるので使い易い。
- 06-6387-4114吹田市豊津町14番1号変形性膝関節症戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明
- Perlman 先生達の研究では100名の変形性膝関節症患者さんに軽いタッチの全身マッサージを週に1回1時間行い、残りの100名にはマッサージは行わず膝を機械で温めるなどの通常の物理療法を行いました。その結果、8週間後、マッサージを行わなかった人達と比較して、変形性膝関節症の日常動作に関する重症度指数が大幅に改善しました。しかし、52週後にもマッサージを行わない人より改善していたが、差は広がりませんでした。つまり、軽いタッチの全身マッサージは変形性膝関節症の治療にはならないが,副作用の少ないケアになり、現状を維持できる効果があると考えられました。だから、膝が痛むおじいちゃん、おばあちゃんが家族にいれば時々マッサージをして挙げて下さい。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
軽いタッチの全身マッサージは膝の痛みを和らげる。
- 06-6387-4114勃起不全吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック更年期説明
佐藤先生の解説によると男性更年期障害症候群と勃起障害は中高齢男性の生活の質に重要な疾患群であるといいます。男性更年期障害症候群は年齢に伴う男性ホルモンの分泌低下が原因です。勃起不全の最も重要な要因は血管内皮障害,動脈硬化であり,また神経伝達物質の放出障害による神経機能障害も関与します。女性は閉経後も月経を取り戻したいと考える人は少ないですが、男性はいくつになっても生殖能力にこだわる人が多く、保険外診療である勃起改善薬が高値で良く売れています。 更年期障害といえば、閉経前後に女性ホルモンの分泌が減り、女性がなる病気というイメージがあります。しかし、男性でも男性ホルモン(テストステロン)が低下すると、肥満や筋力低下などの生活習慣病にはじまり、腎障害や冠動脈疾患といった臓器障害、認知症や寝たきりなどの機能障害にまで影響を及ぼします。男性更年期障害の診断法は17項目をない=1点、軽い=2点、中程度=3点、重い=4点、非常に重い=5点に分けて合計します。37点以上であれば、中等症ですので治療をした方が良いです。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
男性は高齢になっても生殖能力にこだわる人が多い。
- 06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明食事療法
- 平成28年の厚生労働省の調査では70歳以上の男性の42%が女性の37%が糖尿病もしくは糖尿病の疑いでした。金原先生達の報告によると75歳以上の糖尿病患者さんは75歳未満の糖尿病患者さんに比べて身体機能、心理機能、認知機能が低下の頻度が増えると述べています。糖尿病になるとヘモグロビンA1cなどの終末糖化産物が増え、血流が悪くなり神経が栄養不足になり治療しても痛みが残りやすい。つまり、同じ治療をしても糖尿病の人は糖尿病でない人に比べて治療効果が出にくいということになります。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
高齢者で治療効果が上がらない理由の一つは糖尿病を合併しやすいから。
- 06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明
- 閉経前の5年間と閉経後の5年間の合計10年間に起こってくる不調を更年期障害といわれます。薬物治療では1)ホルモン療法,(2)漢方薬,(3)向精神薬等の薬物療法が行われます。ホルモン補充療法ではエストロゲンを補充します。以前はホルモン補充療法をすると乳がんになりやすいと言われていましたが、高松先生の解説では乳癌リスクはホルモン補充療法よりも肥満・アルコール摂取といった生活習慣要因の方が高いので、気にするほどの割合ではないと述べています。また、小林先生の解説によると血管運動神経症状、具体的にはのぼせ、火照りにはエストロゲンのホルモン補充療法の有効性は高いです。 最近では更年期障害の火照りに対して手軽な塗り薬がでています。太田先生らは98人の更年期障害の患者さんにエストラジオールの塗り薬を約1年投与しました。その結果、血管運動神経症状(いわゆるホットフラッシュ)に対する中等度および著明改善効果は82.5%でした。皮膚のかぶれは24.5%に認められましたが、皆、軽症でした。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝