貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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必須アミノ酸を摂取するためにはきな粉がお薦め。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明食事療法
2020年の国際統計データーによれば日本人のタンパク摂取量は181カ国中71位とあまり高くありません。タンパク質は体重×1.2必要です。例えば、体重70kgの人ならば1日に84gのタンパク質が必要になりますが、高齢者では意識していないと1日10~20gぐらいのタンパク質が不足しがちです。タンパク質が不足してくると全身にいろいろな不調がでてきます。タンパク質の材料で自分の体の中で作ることのできない必須アミノ酸であるバリン、ロイシン、イソロイシンを多く含むタンパク質を意識して食べるようにしましょう。タンパク質量が多く必須アミノ酸を多く含む食品としてはきな粉がお薦めです。きな粉には100gあたりタンパク質が37g含まれており、そのうち3.1gが必須アミノ酸であるロイシンです。だから、砂糖をまぜないきな粉を食べることをお薦めします 文章:週刊文春特別編集.健康寿命を延ばす!「最強」の食.文藝春秋,2024年より引用 解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

コンドロイチンは肩こりの薬だったのにいつの間にか軟骨の薬になった?

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健康食品ではなくOTC薬として販売されているコンドロイチンZSは小川亮惠先生達の研究結果を根拠にコンドロンS錠(科研製薬)という商品名で腰痛と頚肩腕症候群(肩こり)と肩関節周囲炎(五十肩)が適応病名の健康保険適応薬として販売されていました。しかし、健康食品ブームで原料であるサメの軟骨の値段が高騰し、健康保険の薬価では製造できないとの理由で2000年9月に製造が中止になりました。ちなみに、その他のコンドロイチンを含む商品も同じ理由ですべて中止されました。それがグルコサミンなどの軟骨成分のブームに伴って変形性膝関節症などの適応としてOTC薬として販売されるようになりました。奇妙な話だと僕は思います。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

グレープフルーツジュースと薬は4時間空けよう。

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赤嶺先生の解説によるとグレープフルーツジュースは小腸での薬の分解を遅らせ、薬の血液中の濃度を必要以上に上げる作用があります。特に、アトピー性皮膚炎などのかゆみを抑える免疫抑制剤(シクロスポリン 商品名ネオオーラル)、高脂血症治療剤(シンバスタチン 商品名リポバス)、降圧剤(フェロジピン 商品名スプレンジール)など、一部の医薬品は、グレープフルーツジュースを飲むと効果が強く出たり、副作用が現れやすくなるおそれのあることが知られています。ただし、フルーツジュースコップ1杯(250~400mL)飲んでから約4時間あけることで阻害の影響がなくなり、副作用がでる可能性はなくなります。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

高齢者の元気の秘訣は肉を多く食べること。

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東京都健康長寿医療センターの高齢者512人を対象とした調査では、肉の摂取量が多い人ほど最大歩行速度が速かったです。その理由の一つは肉の中に含まれている鉄分は体に酸素を運ぶ赤血球の材料になるからです。また筋肉はタンパク質でできていますが、植物性のタンパク質よりも動物性のタンパク質の方が人間とアミノ酸組成が近いので効率よく吸収されます。だから高齢者では肉を沢山食べることをお薦めします。文章:週刊文春特別編集.健康寿命を延ばす!「最強」の食.文藝春秋,2024年より引用 解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

三菱ケミカルグループが 田辺製薬を米投資ファンドに売却。

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三菱ケミカルグループが 田辺製薬を米投資ファンドに売却。12月から田辺ファーマーに改名。2025年7月からアメリカの投資ファンド「ベインキャピタル」の指導により田辺三菱製薬は利益追求型の経営方針となり、医師向けの講演会なども削減されることが予測されます。整形外科関係では、田辺三菱製薬は2007年関節リウマチに対する画期的な薬剤であるレミケードという点滴薬を発売し、一斉を風靡しました。その後、沢山の学術講演会を企画したり、わかりやすい資料を作成してくれ僕は大変勉強になりました。2023年には、コロナワクチンの開発から撤退して450億円の赤字を計上したことも影響したのでしょうか?それにしても開発力のある製薬会社が日本から消えていくことは悲しい限りです。