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- 06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明
- 閉経前の5年間と閉経後の5年間の合計10年間に起こってくる不調を更年期障害といわれます。薬物治療では1)ホルモン療法,(2)漢方薬,(3)向精神薬等の薬物療法が行われます。ホルモン補充療法ではエストロゲンを補充します。以前はホルモン補充療法をすると乳がんになりやすいと言われていましたが、高松先生の解説では乳癌リスクはホルモン補充療法よりも肥満・アルコール摂取といった生活習慣要因の方が高いので、気にするほどの割合ではないと述べています。また、小林先生の解説によると血管運動神経症状、具体的にはのぼせ、火照りにはエストロゲンのホルモン補充療法の有効性は高いです。 最近では更年期障害の火照りに対して手軽な塗り薬がでています。太田先生らは98人の更年期障害の患者さんにエストラジオールの塗り薬を約1年投与しました。その結果、血管運動神経症状(いわゆるホットフラッシュ)に対する中等度および著明改善効果は82.5%でした。皮膚のかぶれは24.5%に認められましたが、皆、軽症でした。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
更年期障害へのホルモン補充療法は乳癌に成りやすいという誤解はもはや過去のもの。
- 06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック注射説明
- 荒川先生が解説しているように脳梗塞や心筋梗塞の再発予防のために抗血栓薬を飲んでおられる高齢者の方が多いです。商品名でいえば、ワーファリンや抗血症板薬であるパナルジンやプレタールです。一方、変形性膝関節症では膝の内側が痛くなることが多いので膝の内側に注射を打つことが多いのです。膝の内側には大伏在静脈とその交通枝が通っており、特に静脈瘤を合併していると血管が膨隆しています。通常静脈を注射で突いても出血はすぐに止まるが抗血栓薬を飲んでいるとひどい内出血が起きることがあります。だから、変形性膝関節症の患者さんで血液をサラサラにする薬を飲んでいるならば、医師が膝の内側に注射をしようとすれば、止めて下さいと言うようにしましょう。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
血液をサラサラにする薬を飲んでいる人は膝の内側に注射しない方が良い。
- 06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明食事療法
- 胡麻和えや木の芽和えはあっさりしているので高齢者に好まれる傾向があります。野菜中心の食事なので健康に良さそうですが、和え汁の調味料として使われる醤油や味噌などの調味料の塩分量によって、塩分が比較的高い傾向にあります。こが先生たちの調査では。炒め物・揚げ物類および焼き物類は、年齢が上がるにつれ、摂取する者の割合が明白に減っていきました。一方、年齢階級が上がるにつれ、和え物類からの食塩摂取量が明白に上がっていました。できるだけ醤油や味噌を控えた和え物を食べるようにしましょう 熱々のとんかつにソースをつけて食べると美味しいですよね。でも今井先生によると「ウスターソースだと小さじ(5cc)二杯分が塩1gです。ちなみにケチャップだと大さじ二杯分で食塩は1g。ウスターソースの塩分含有量はケチャップの三倍にもなってしいます。血圧のことを考えるとソースよりケチャップの方が良いです。気を付けて欲しいのは青じそなどの和風のノンオイルドレッシングです。ダイエットのためにはなるでしょうが、塩分が多いです。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
歳をとってからの和え物は塩分制限のために控えよう。
- 06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック腰痛説明
- saby先生達は24人の慢性腰痛患者さんにヴァーチャルリアリティを用いた訓練を4週間行いました。その結果、疼痛指数が著明に改善され、鬱傾向を示す破壊的思考や無気力的な考え方も大幅に改善されました。ヴァーチャルリアリティを用いたリハビリテーションの利点は自分の動きを第三者的に眺めることができるので訓練がはかどると考えられます。日本でも一般的に普及することを僕は期待しています。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
慢性腰痛の治療にヴァーチャルリアリティが効果的だった。
- 06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック老化説明食事療法食事療法
- 夜間頻尿とは、就寝中(夜間)に排尿のために1回以上起きなければならない状態を指します。横山先生の解説によると夜間頻尿の原因一つは、睡眠障害が考えられます。高齢者では深い睡眠の頻度や持続時間が減少し、睡眠の質の悪化がみられます。また、睡眠の質の悪化は高血圧や糖尿病の発生にも繋がり尿量が増加します。このため、塩分制限することによって血圧が下がり、睡眠の質が向上し、夜間頻尿が治まることがあります。 松浦先生の解説によると、わが国の成人の平均食塩摂取量は男性1日に10.8gr日、女性は1日9.2grですが、適度な食事摂取量は男性は1日9.0gr未満、女性1日7.5gr/日未満です。つまり、日本は男女ともに塩分の量を10%へらさなければなりません。生命は海から誕生したのでの人間も体液の塩分の濃度を海水と同じ濃度に保たなければなりません。したがって塩分を沢山とるとそれを薄めるために水分を多くとり、体液量が増え、心臓に負担がかかり、血圧が上がります。食塩摂取量と血圧値には正相関があり、逆に塩分の量を減らすと確実に血圧は下がります。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝