貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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自分で歯が磨けなくなった時の口腔ケアも考えておこう。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明
セラミックインプラントの発展は目覚ましいですが、インプラントの大敵は歯周病やインプラント周囲炎です。認知症などの原因によって自分で歯が磨けなくなったらどうすれば良いのでしょうか?土井先生達はモニター上で歯垢つまりプラーク染色を行った後,プラーク付着部を口腔内スキャナーにより記録することができると述べています。自分で歯が磨けなくなった時のためにも家族の方に自分の歯の汚れている部分をみておいてもらうべきだと思います。 年齢とともに細かい手の動きが難しくなるので、手磨きより超音波歯ブラシのほうが食べ物の張り付きと綺麗に落とせます。またSaleem先生達の研究では口腔乾燥を感じていた13名に超音波歯ブラシを使用させた。その結果、試験開始時に比べて1ヵ月後と6ヵ月後には無刺激唾液分泌流量は明白に増加していました。歯周病予防には有効だと思われます。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

筋トレが変形性膝関節症に有効な理由の一つはグラつきの防止。

吹田市豊津町14番1号変形性膝関節症戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明
変形性膝関節症の痛みの原因は軟骨のすり減りではありません。なぜなら、軟骨には神経は通っていません。だからいくら軟骨がすり減っても痛みは起こってきません。しかし軟骨がすり減って骨と骨とのかみ合わせが悪くなりグラツキが起こってきます。高山先生達によるとグラツキが軟骨の下にある骨である軟骨下骨にある神経を刺激して痛みがでてきます。また、О脚変形が進行してくるとさらにグラツキが強くなります。一方、筋力を強化するとグラツキが少なくなり、痛みが少なくなります。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

納豆や歯間ブラシは認知症の予防になる可能性あり。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明食事療法
納豆や歯間ブラシは認知症の予防になる可能性あり。渡辺先生は代表的な歯周病原細菌ポルフィロモナス・ジンジバリスが脳のミクログリアの活性化を介して慢性的な脳内炎症を惹起し,認知機能障害を引き起こすという論文について解説しています。このため、認知症の予防には歯間ブラシやフロスを使ってプラークを除去したり、納豆などの発酵食品を積極的に摂取するなどして歯周病菌の繁殖を抑えるようにしましょう 唾液の分泌が減ると歯周病になる。年齢とともに唾液の分泌量が減少しますが、唾液には自浄作用がある。それが少ないと歯や歯茎に食べ物が張り付き、歯周病や虫歯などに繋がります。ある調査では60歳以上の人々の約7割が歯周病だと言われています。さらに歯周病菌が歯茎から毛細血管に入り込み、全身に回ると、心筋梗塞のリスクが2.8倍、脳卒中の罹患率も2割増加。糖尿病とも因果関係があり、歯周病の治療をすると糖尿病が改善することがわかっています. 解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

美容医療で痩せ薬として利用されている糖尿病薬は整形外科的にも優れた減量ができる。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号変形性膝関節症戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明食事療法
経口セマグルチドの一種である商品名リベルサスは小腸で吸収されグルカゴン様ペプチド1(略してGLP-1)という物質を沢山分泌させます。GLP-1は膵臓に働き、インスリンの分泌を増やし、血糖値を下げるので糖尿病に効きます。五味先生の調査では、リベルサスを飲むと脂肪量に対する筋肉量の割合が92.3%の症例で増加しました。つまり、リベルサスは筋肉量を減らさずに脂肪量を減少させることがわかりました。通常のダイエットではまず、筋肉がおちてしまうのですが、リベルサスでは脂肪から落ちるので整形外科的にもとても良い減量ができると僕は考えます。

ミネラルウォーターにはカルシウムイオンが多いから薬を飲む時には不向き。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明食事療法骨粗鬆症
Itoh先生達の研究ではラットに骨粗鬆症の飲み薬であるビスホスホネート剤(商品名アクトネルやベネット)を飲ます時に水道水で飲んだ場合とエビアンやコントレックスといったミネラルウォーターで飲んだ場合で尿中のカルシウムイオンの排出量を計測しました。その結果、エビアンやコントレックスなど高濃度のカルシウムイオンを含むミネラルウォーターは、アクトネルやベネットなどのビスホスホネート系骨粗鬆症治療薬の服用した場合には尿にカルシムが逃げる割合が多くなった推奨されないと結論されました。 緒方先生の研究では骨粗鬆症を起こす動物にミネラルウォーターを飲ますグループとカルシウムを多く含む食品を食べさせるグループに分け、3ヶ月後の骨密度を比べました。その結果、ミネラルウォーターを飲ませたグループの方が骨密度が上昇していました。以上の結果からヒトの骨粗鬆症発生抑制に重要なカルシウムの摂取形態は固体型(分子型)より液体型(イオン型)の方が血中・骨中カルシウム濃度の維持に有用だと報告しています。つまり、骨粗鬆症に対するカルシウムは食品より飲み物で摂った方が吸収が良いといえます