貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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タマリンド・ウコン混合物が炎症を抑え、腰膝の痛みに効く。生姜と同じ?

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号土曜日午後診察変形性膝関節症戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック腰痛説明
タマリンドは、タイやインドのマメ科のフルーツです。ウコンは、インド原産のショウガ科の多年草で、日本の生姜と違い、色鮮やかな黄色をしています。タマリンドの種皮には高い抗酸化作用と抗炎症作用があり、ウコンのおもな有効成分であるクルクミンは強力な抗炎症剤であることがわかっています。金井先生達はタマリンド・ウコン混合食品が膝および腰の違和感に及ぼす影響を調べました。健常な中高年齢男女を対象に、タマリンド・ウコン混合食品を1日125mg食べた33名の低用量群とニセ薬を飲むプラセボ群33名に分類しました。その結果、低用量群ではプラセボ群に比べて8週間摂取後の変形膝関節症患者機能評価尺度、日本整形外科学会膝(腰椎)疾患治療成績判定基準が明白に改善しました。僕は使ったことはないのですが、日本の生姜でも風邪の炎症を和らげるので、それと同じような効果があるのかもしれないと僕は思います。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

32年ぶりに肥満症に対して健康保険の適応が認められたウゴービ。

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1992年にサノレックスという薬が承認を受けて以来32年ぶりに2024年2月にウゴービが肥満から来る健康保険薬として承認されました。SGLT2阻害剤マンジャロやは糖尿病にしか保険適応がなく、肥満には自費で投与されていました。しかし、小幡先生が指摘しているようにウゴービは肥満に対する薬ではなく肥満症つまり、肥満から来る病気の治療薬ですので厳しい制限があります。ウゴービは高血圧、脂質異常症または2 型糖尿病のいずれかに対して現在薬を飲んでおり、さらにBMIが35以上。つまり、身長160cmの人なら体重90kg以上であることが条件になっています。下郷先生が指摘しているように信頼できる医療機関での自費診療として、「医療的に痩せる」選択肢としての普及が見込まれています。https://mizuno-naishikyo.jp/about/ 選択的SGLT2阻害剤(商品名:スーグラ、エンパグリフロジン、ジャディアンス)は検尿で必ず異常になる。糖尿病の薬で血糖を下げる目的で糖を尿に出す薬でから甘いものを食べても尿にすぐに出るので体重が増えないというちょっと嬉しい副作用があります。そのため僕は糖尿病でもないのにスーグラを飲んでいましたが、真似しないで下さい。尿検査で糖が異常に尿に降ります 解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

軟骨のためハイドロオキシプロリンを摂取するならゼリーの方が安上がり。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号土曜日午後診察変形性膝関節症戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明食事療法
グルコサミンやコラーゲンを含むサプリメントが膝の痛みに効くという宣伝に対して多くの整形外科医は「軟骨の成分をたべてもアミノ酸に消化されるので軟骨にはならない」と否定します。コラーゲンペプチドを構成する特徴的なアミノ酸はヒドロキシプロリンあり,Nakatani先生達によると軟骨細胞において,ヒドロキシプロリン含むペプチドの一つであるプロリルヒドロキシプロリンが軟骨基質の合成を促進させると報告しています。つまり、コラーゲンが効くわけではなく、その成分であるヒドロキシプロリンが効くという説です。  ハイドロオキシプロリンはゼラチンに多く含まれています。言い換えれば、月に5000円もするコラーゲンやグルコサミンが含まれている健康食品を食べるぐらいなら1箱300円ぐらいのゼラチンから作ったゼリーを食べている方が軟骨に栄養を与えるのではと僕は思います。戸田クリニックは9月13日より土曜午後も診察します。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

医師会も変わりました。規制が少なくなりました。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明
戸田整形外科リウマチ科クリニックでは午前の診察が非常に混雑して患者さんにご迷惑をかけるため、9月13日から午後も診察することにしました。診察時間は午後2時10分から4時40分までとしました。変更のためには医師会に届け出なければなりません。28年前に僕が開業した頃には「土曜診察すると付近の先生の患者さんが減るので理事会で相談します」と言われたものでした。ところが、今回医師会に土曜診察することを相談すると「どうぞどうぞ、最近開業する先生は日曜も診察していますので、何でもありです」と言われました。医師会も変わりました。規制緩和されてきました。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

2本の足で歩くようになってから肩甲骨の形が変化し肩こりが生まれた。

06-6387-4114デスクワーク五十肩戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明
ティラノザウルスなど二足歩行する恐竜には肩甲骨はありません。上腕骨が肋骨を滑るでけの構造になっています。亀にも肩甲骨はありません。甲羅は肋骨でできています。中西先生は「現生人類の進化により,直立二足歩行が確立され,筋骨格系は立位に適応した.肩甲骨の構造変化に伴い,上肢の可動性が向上したが,筋力低下や姿勢不良により肩こりが発症しやすくなった」と述べています。だから、肩甲骨の周りの筋肉をストレッチ、いわゆる肩甲骨剥がしをしましょう。床に手をついて頭を反対側に回しながら、肩を前方に突き出しましょう 肩こりを客観的にチェックするためには胸の前で両腕の肘と肘を合わせて腕を思いっきり上に挙げます。その時肘の高さが顎まで来なかったらあなたの肩甲骨は外側にずれて肩が凝っています。そのままにしておくとずれた肩甲骨の位置で固まってしまうので、腕を背中に回し、頭を反対側に傾ける動作などで僧帽筋のストレッチをしましょう。