貴晶会戸田リウマチ科クリニック

診察予約・お問合せは 06-6387-4114
受付時間 | 9:30〜12:30(月-土) 15:30〜18:30(月-水,金)

ニュースNews

長時間寝るのは怠け者ではなく、脳の病気かもしれない。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック若い人の整形外科説明
ナルコレプシーは、夜間に十分に眠ったとしても、昼間に突然我慢できないほどの強い眠気に襲(おそ)われ、眠ってしまう病気です。1日の総睡眠時間が11時間を超える場合に病的過眠ありと診断できることになりました。ナルコレプシーは決して珍しい疾患ではありません。 一般人口中の有病率は正確には不明ですが、欧米では0.02~0.04%ですが、日本では0.16~0.59%、つまり1万人あたり16~59人という割合であり、外国よりも多く、10歳代で発症します。また、Imanishiの解説ではナルコレプシーの推定有病率および発症率は2010年から2019年にかけて、特に10代と20代で増加しています。よく寝る若者を怠け者と決めつけずに気をナルコレプシーに気をつけてあげて下さい.解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

糖尿病の薬を痩せるために使う人が増えている。内服と注射がある。 

06-6387-4114再生医療吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明食事療法食事療法
最近、糖尿病の治療薬を美容外科などで自費治療としてダイエット目的で使うのが流行りです。その賛否はここでは語りません。主に用いられているのは膵臓のGIP/GLP-1に作用してインスリンを多く分泌させるセマグルチド(商品名:リベルサス)とチルゼパチド(商品名マンジャロ)です。リベルサスは飲み薬であり、小腸に何もない状態でしかしっかり吸収されないので、朝起きて空腹時にコップ半杯と飲み、その後30分は何も食べてはいけません。その点、マンジャロは週に1回脂肪に注射する薬剤で徐々に血管に吸収されていくので、打つ時間はいつでも良いです。注射が極端に嫌いでない方にはマンジャロの方が便利かもしれません。解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝

カルシウムとビタミンDだけを摂っても古い骨の補強になるだけ。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明食事療法骨粗鬆症
健康食品では骨粗鬆症の予防のためにカルシウムやビタミンDをとろうと書いていますが、その考えは古い!現在の整形外科の薬は違います。カルシウムやビタミンDを摂っても古い骨の表面が上塗りされるだけです。ビルの建築と同じで古い骨を破骨細胞によって吸収させてから骨芽細胞によって新しい骨を造ることが大事です。そのためには最近の骨粗鬆症の治療では破骨細胞採の働きを弱め、骨芽細胞の働きを助ける薬が主流です。解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝

こむら返りは毎食納豆1パック食べると治る可能性が高い。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明食事療法
寒くなってくると夜に足が引きつるこむら返りが起こりやすくなります。芍薬甘草湯という漢方薬が効く人もいるのですが、芍薬甘草湯には発疹やかゆみといった副作用があります。Tan先生達は、199人の週に何度か夜中にこむら返りの起きる患者さんにビタミン K2 (商品名:メナキノン 7) 180 μg または類似の外観のプラセボ(つまり偽薬)のいずれかを含むカプセルを 8 週間毎日経口摂取してもらいました。その結果、痛みの度合いを表すNLC 重症度の平均値はビタミンk2を飲んだ人の方が偽薬を飲んだ人より明白に改善していました。つまり、週に何度か夜間にこむら返りがある患者さんには、ビタミンK2を1日1回180μg摂取することで症状の改善が期待できます。納豆100gのビタミンk2含有量は165μgですから110gの納豆で180μgになります。納豆の四角いパック1つには40~50μg程度の納豆が入っていますので、むら返りの人は1日に納豆3バック、つまり、朝、昼、晩ごはんに1パックを食べると治る可能性が高いです。解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝

お母さんは母乳で自分の骨を子どもに与えて育ててくれる。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明骨粗鬆症
副甲状腺ホルモンと似た構造の副甲状腺ホルモン関連蛋白という物質は授乳による乳首を吸われる刺激によって沢山出てきます。そしてお母さんの骨のカルシウムと溶かして母乳の中に入れて、赤ちゃんにカルシウムを与えます。まさに子に身を捧げているのです。そして、将来、自分自身は骨粗鬆症になる確率が高くなります。そんな意味では母乳で育ててくれたお母さんに感謝しなければなりませんね。解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝