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- 06-6387-4114吹田市豊津町14番1号説明
- よく「寝返りをすると、めまいがする」と言って、来院される患者さんがいます。寝返りをしたり、特定の方向を向いたりすると、めまいが起こる症状を「良性発作性頭位めまい症」と言います。原因はなんらかの原因で耳の中の三半規管の中にある耳石が剥がれることです。人間は身体を動かす時、三半規管の根元にある小さな炭酸カルシウムでの塊である耳石が、一緒に動きます。耳石が剥がれると脳に『大きく身体が動いた』という偽の情報が伝わる。実際の体の動きと耳石が伝える情報の間に、不一致が起きて、めまいが発生するのです。 良性発作性頭位めまい症は、頭の位置を変えたときにめまいが起こる病気です。めまいの原因として最も多く、生命の危険や後遺症はありません。今井先生の解説では、両耳の耳石が剥がれている両側性の頭位めまい症の場合、片方に頭を向けると一側の半規管結石を前庭へと戻すことができるが,他側に存在する半規管結石を前庭から後半規管へ誘導してしまう.よって,両側性頭位性めまいは難治性となる。このため、後半規管遮断術と呼ばれる手術治療を行う場合があります。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
左右どちらに頭を向けても起こるめまいには手術が必要なことがある。
- 06-6387-4114ロータリークラブ吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明
- ロータリークラブでは内紛が起きやすい国への援助を行なっています。外務省によると紛争国ではまず平和構築として地雷除去、武器の規制・回収に対する支援して安全を確保すべきです。次に紛争は多民族や多宗教のある国で貧困や経済的な格差があると起きやすので紛争国を経済的に豊かにすることが大事です。しかし、寄付金による一時的な支援ではすぐに元にもどってしまいます。灌漑工事などの経済効果が長く続く奉仕活動が有効です。皆さんがロータリークラブの活動に興味を持っていただければ幸いです。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
国際平和のため日本ができることは?
- 06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明食事療法
- Hisaki先生達は156人の本態性高血圧症患者さんに厚生労働省が作成した塩分チェックシートなどを含む活動の記録を携帯電話のアプリで取り込んでもらい、「このアプリで毎日の生活を記録して下さい」と指導しました。その結果アプリでの主観的行動効果の記録数が多い患者さんほど血圧が沢山低下しました。つまり、携帯のアプリを使ってまめに自分の生活を振り返ることが高血圧を自分で治す方法だと考えられます。 心電図のQ波が出始めてからT波の終わりまでをQT時間といいます。これが心臓の心室が全身に血液を送り出すため収縮してから回復するまでの時間を表します。Mu先生達の研究では食塩の沢山入った食事を7日間食べた後は、食塩の少ない食事を7日食べた後に比べてQT時間が延長していました。つまり、心臓の疲労回復に時間が遅くなりましたが、カリウムを補充すると心電図のQT時間が正常になりました。つまり、食塩をナト・カリ塩に変えると心臓の疲労回復時間が正常になる可能性が高いということになります。ただし、腎臓が悪い人にナト・カリ塩は禁忌です。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
高血圧を自分で治す方法はアプリをまめに使う、塩を変える。
- 06-6387-4114ロータリークラブ吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明
- ロータリークラブが力を入れているのはボリオ(昔の言い方では小児麻痺)を世界から根絶する運動です。しかし、なかなかポリオは撲滅できません。新規患者は2021年には5人、2022年には22人、2023年には12人でしたが、2024年には99人と一気に増えてしまいました。その背景にはイスラム過激派とアメリカの間の政治的な問題が関与している可能性があります。 2001年9月11日にアメリカで起きた同時多発テロ事件の首謀者であるビンラディン氏をアメリカ中央情報局はポリオワクチン活動を利用して隠れ家をつきとめ、暗殺しました。以来、イスラム過激派はポリオワクチン接種チームがアメリカの手先だとしてワクチン接種を拒否しています。このため、イスラム過激派の強いアフガニスタンとパキスタンではそれぞれ6人ずつ去年1年間でポリオの野生株が発生しています。2023年10月7日イスラエルはガザ地区に侵攻しました。イスラエルに肩入れしているアメリカとイスラム過激派は対立しています。皆さんもロータリークラブの活動に興味を持っていただければ幸いです。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
ポリオ根絶は政治的問題で難航、2024年の新規患者は99人。
- 06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明食事療法

不登校や行き渋り児の原因は朝起き不良のことが多く、朝起き不良の原因は朝起きて立ち上がった時にめまい、動悸、失神などが起きる起立性調節障害のことがあります。起立性調節障害の原因は塩分摂取の少なさが指摘されています。泉井先生の研究では朝起き不良の中学生は起立性調節障害があるなしに関わらず,朝起きが良好な中学生や中学生の平均値と比較して一日塩分摂取量が少なかったです。しかし、朝起きにくい子どもを家庭で塩分を多く摂取させると、過剰な塩分摂取による小児高血圧になることがあるので、検尿試験紙で推定一日塩分摂取量を測定することが重要であると泉井先生は解説しています。
一方、日本の高血圧患者は、推計4300万人と言われています。厚生労働省が実施した平成26年の国民健康・栄養調査よれば、75歳以上の有病率は男性が74%、女性が70%。つまり、高血圧でない人の方が少ないことになります。高血圧は、脳卒中や心筋梗塞など、突然死の要因とされています。75歳以上の血圧の目標は、収縮期血圧140未満、拡張期血圧90未満です。まず指導するのは食事から塩分を減らすことです。諏訪中央病院名誉院長の鎌田實先生は「通常の塩から、スーパーで売っているナトリウムをカリウムに置き換えた『ナト・カリ塩』に替えることを勧めています。塩分が五〇%カットされています。」と述べています。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
