戸田整形外科リウマチ科クリニック

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ニュースNews

足の裏が痛くなるのが足底筋膜炎、足の外側が痛くなるのが第三腓骨筋腱炎

若い人の整形外科説明
足の裏にはバネの目的で踵から足の指にかけて足底筋膜という膜が張っています。この膜に炎症が起こると足の裏や踵が痛くなってきます。対処法はバネ効果を補助するため足首から吊り下げる形の2つのパッドの付いた土踏まず支えを着けましょう 長時間歩いたり走ったりすると足が外側に傾くことが多く外揺れを防ぐ筋肉である第三腓骨筋の付いている足の外側が痛くなります。対処法は同じく足の内側に体重を移動させるため足首から吊り下げる形の2つのパッドの付いた土踏まず支えを着けましょう 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

カタールW杯。戦略的選手交代が勝利の鍵!

スポーツ若い人の整形外科説明
今回も関西医療大学の増田先生に教えてもらいました。↓カタールワールドカップに出場する日本代表メンバーが発表されました。新型コロナ禍の影響で、人数が23から26まで拡大されました。↓「なぜ彼が選ばれない?」「どうして奴なんか選んだんだ?」という意見?愚痴?はキリがありませんので、ここでは選手交代についてお話しします。 実はサッカーでは1953年までは選手交代が認められていませんでした。コンタクトスポーツであるサッカーには負傷がつきものですが、怪我人が出ますと10人vs 11人みたいに数的不利を強いられていたのです。となると退場にならない範囲で相手の中心選手を痛めつける…という流れがどうしても現れます。そこで1953年ようやく『負傷が原因の場合に限って』2名まで選手交代が認められる様になりました。 『戦術的』選手交代は1995年になってようやくようやく認められました。人数も3名に増えました。さて今年の7月1日からは交代人数が5名までと明確にルールに記載される様になりました。交代の回数はハーフタイムを除いて3回までとなっています。ルールが変わるのにどうしてこんなに時間がかかって面倒なのか?とお感じの方も多いでしょう。それだけ世界中で行われているスポーツである証かも知れません。監督の采配も勝敗を大きく左右します。我らが日本代表も頑張って頂きたいものです。 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

白馬に乗った警官が将棋倒しを防いだ:ホワイトホース・ファイナル

スポーツ説明
今回も関西医療大学の増田教授がインドネシアのサッカー場で起こった惨劇に引き続き、ハロウィン直前のソウル・梨泰院(イテウオン)でも悲惨な事故が発生しました。10万人もが身動き取れなくなり、154人が転倒し圧死したそうです。亡くなった方のご冥福と負傷された方の早いご回復をお祈り申し上げます。 さて、90年ほど前、イングランド・ロンドンで『エンパイア・スタジアム』ウエンブレーが竣工し、FAカップ決勝で初めてお披露目する事になりました。 当時は立ち見席もありましたから、収容人員数は12万人と設定されていました。しかし集まった観客は何と20万人!! 写真から分かりますが、ピッチもが観客でほとんど埋まってしまっています。 ゴール近くもたくさんの観衆がひしめき合って非常に危険な状況です。特徴的な帽子を被った警官もいるようではありますが…。 ↓ところが白馬:ビリー号に乗ったジョージ・スコーリーという巡査が少しずつではありますが威厳に満ちた態度でゆっくりと観客を誘導し、ピッチを確保してついには試合が行われたのです。『時代が違う』と言われればそれまでなのかも知れませんが、この決勝戦は『ホワイトホース・ファイナル』と名付けられて伝説となっているのです。 徐々にではありますが、人の流れが元に戻りつつある今でも節度ある行動を心がけたいものです。 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

脊柱管狭窄症には神経に栄養を与える血管を広げると良い

腰痛説明
年齢の変化で椎間板の水分の量が減ってくると椎間板の高さが低くなってきます。だから背は縮みますが、椎間板の後ろを通っている神経の長さは変わりません。このため神経がトグロを巻き、血行が悪くなるのが脊柱管狭窄症の原因の一つです 脊柱管狭窄症に特徴的な症状は何メートルか歩くとだるくなる間欠性ハ行です。この症状には神経に栄養を与える血管を広げ、血液のめぐりを良くするためのプロスタグランジEl製剤が第1選択薬です。 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

ガングリオンは内視鏡でとると再発しにくい

若い人の整形外科説明
手の背にぽっこりとした膨らみができることがあります。これは多くの場合、袋の中にゼリーが溜まったガングリオンです。痛みがなければ手術の必要はなく、 自然に縮まることが多いです。 しかし、腱などに当たり炎症を起こし痛みがある場合は手術して取った方が良いです。でもその時に袋の一部分が残っていると再発するので、細かい所まで見れる内視鏡で手術されることをお薦めします 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝