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- 変形性膝関節症説明
- 変形性膝関節症になるとつらくなる日常生活動作の代表は階段おりる時としゃがみこみ動作です。これらの動作では#膝を曲げた状態で全体体重を片脚で支えるという共通点があります。だから、膝を曲げた状態で重心を安定させる訓練を行いましょう。 宮田先生の分担著書では変形性膝関節症患者さんの階段を降りる時の対処法は、手すりをもち、下ろした足は爪先から着き、ゆっくりかかとに体重をうつします。その時かかとが着くまで上の段にある足の力を抜かないようにしましょう。かがむ時の対処法は手を太腿にあてて、体を横揺れしないようにしならゆっくりかがみ、片ひざをついてから腰をおろしましょう。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝 江坂 #整形外科 #戸田クリニック #服部緑地公園 #御堂筋線 #日常生活動作 #変形性膝関節症 #階段 #下り #しゃがみこみ #PHP研究所 #宮田重樹 #戸田佳孝
膝が痛む時の階段降りとしゃがむ方法。
- 腰痛装具説明
- 深い呼吸には自律神経の作用を整える効果があります。曽先生達の研究によると順式腹式呼吸法によって息をゆっくり吸って、力強く息を出す腹式呼吸は難治性高血圧の改善に有効でした。また、複式呼吸は低血圧の人には血圧を上げる効果がありました。つまり、腹式呼吸には血圧を正常に保つ効果があります。 一方、腰痛が起こる一つの大きな原因は重たい頭を背骨だけで支えているからです。だから、頭の重さを背骨だけではなく、お腹でも支えるようにすれば、腰の背骨にかかる負担が減ります。普通に深呼吸すると息を吸う時にお腹が凹み、息を吐く時にお腹が膨らみます。複式呼吸では逆です。息を吸う時にお腹を膨らめます。胸とお腹を隔てている横隔膜をよく使うことによって、腹圧を高め、お腹でも頭の重さを支えます。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
複式呼吸は高血圧も腰痛も和らげる。
- 腰痛説明食事療法
- 昆布に多量に含まれているアルギン酸は、日本人が過剰摂取しがちな塩分(ナトリウム)を効率よく対外に排出します。 辻先生達の研究では自然に高血圧を発症するラットでは餌にアルギン酸を混ぜておくと尿中のカリウム排泄量が増え、血圧が低下しました。また、昆布に含まれるラミニンというアミノ酸は、一時的に血圧を下げる働きをしています。逆に高血圧を伴う妊娠中毒症の患者さんではラミニンを上手く吸収できていないことが山本先生達の研究でわかりました。 また昆布の白い粉にはマンニトールという物質が多く含まれています。血液中を流れている神経にとって有害な物質が神経に入らないようにするため、神経に栄養を与える血管には血液神経関門(かんもん)という関所(せきしょ)のような部分があります。しかし、関所は神経に有害物質を通さないだけではなく、分子量が比較的大きい傷を早く治す働きのあるサイトカインや神経栄養因子の多くも通してくれません。浸透圧(水を引きつける力)の強いマンニトールは血液神経関門を広げます。したがって脊柱管狭窄症の人の神経に栄養が行き渡りやすくなります。インスタント出しでも成分表示にマンニットと書かれていれば、同じ作用があります。詳しくは三笠書房から出した「1回1分腰痛が消えるちょいトレ」という本で書きました(図:血液神経関門)。 #江坂 #整形外科 #戸田クリニック #服部緑地公園 #箕面 #高血圧 #脊柱菅狭窄症 #昆布 #だし #アルギン酸 #マンニトール #戸田佳孝
昆布ダシは高血圧にも坐骨神経痛にも良い。
- 説明
- 前立腺ガンを見つける血液検査としては前立腺特異抗原(PSA)があります。PSAは前立腺ガン以外でも前立腺肥大症や前立腺炎でも上昇します。PSAの正常値は4ng/ml以下ですが、日本泌尿器科学会のホームページでは5ng/ml以上では前立腺がんの発見率は90%以上です。前立腺がんの治療では女性ホルモンの服用などが行われますが、その副作用としてインポテンツや女性化乳房とが起こってくることがあります。男性らしい人が多い前立腺がん患者さんにとっては受け入れ難い副作用ですね。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
前立腺癌の治療には女性ホルモンが使われるが副作用を嫌う人が多い。
- 説明
- 大腿骨を支えている受け皿である臼蓋の端の部分は関節の唇と書いて関節唇と呼ばれています。変形性股関節症の初期ではこの関節唇の周囲が腫れてきて股関節を曲げると痛みが出てきます。同じようにスポーツなどの外傷で関節唇周囲が炎症を起こした状態をインピンジメント症候群といいます。炎症を和らげるためにお尻の外側からステロイド注射を打つと痛みが軽快します。 注射で一時的に痛みは和らぎますが、根本的治療には股関節を吊り上げる筋肉を鍛えて股関節にかかる負担減らすことです。股関節を吊り上げる筋肉はお尻になる大殿筋とお腹の中にある腸腰筋です。この2つの筋肉を同時に鍛えるのには相撲の四股のように股を開いて脚を持ち上げる運動が適しています. 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝