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- 変形性膝関節症説明
- 人の脚は赤ちゃんの時はО脚で思春期にはX脚になり、高齢者になるとО脚になる運命になっています。だからバスケットボールの横ドリブルができるのは若い証拠です。О脚の高齢者には困難です O脚があると足の小指側に力が入ってしまうので靴の外側がすり減っていきます。そんな方は外側楔(ケツ)状足底板という外側が高くなった中敷きを足首から巻き付けて補正しましょう
靴の外側がすり減ってきたら足底板を入れよう
- 変形性膝関節症筋肉トレーニング説明
- 最近は茶道や華道でも正座をせずに椅子で行うことが多いですが、僕は正座できる人はできるだけ正座すべきだと思います。輪ゴムでもよく伸びる輪ゴムはよく縮みますよね。輪ゴムと同じく伸び縮みする筋肉である大腿四頭筋はよく伸ばしておいてやる方がよく縮むのです。そして正座は変形性関節症から膝を守る大腿四頭筋はストレッチする絶好の機会なのです 正座は人間にとって不自然な動きではありません。なぜなら、胎児はお母さんの子宮の中で正座を同じぐらい膝を深くまげているからです。だから、正座ができない方はお風呂で浮力を利用しながら、お風呂のへりにつかまって、ゆっくりとできる範囲で膝を曲げる訓練をしましょう 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
正座は変形性関節症から膝を守る筋肉をストレッチする絶好の機会
- 変形性膝関節症説明
- 体の様々な部分や位置の動き、関節の曲がり具合、筋肉への力の入れ具合などを感知する感覚を固有知覚といいます。固有知覚は筋肉の一部を圧迫してやることによって鋭くなります。例えば、足にテーピングを巻いた方が巻かないよい片脚で立てる時間が長くなります。 サポーターの役割は締め付けられる感覚によって膝に意識が傾くこと。役割は受験生が眠気に悩まされた時に鉢巻きを巻くのと似ています。だから靴下の両端の切れたような履く型のサポーターよりも面テープでバンドを止める巻く型が良いです。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
巻いて締めることによって膝の目が開く
- スポーツ変形性膝関節症説明
- スポーツの世界では人間工学を応用した膝装具が発達しています。それを変形性関節症に応用する研究者がいますが、値段は高いし、人に見られれると恥かしいという患者さんが多いです 重装備な膝サポーターは社会保障費の無駄遣いだと僕は思います。膝が痛いと言って整形外科に行くと義肢装具士に依頼してロボットのような高額な装座具を買わされることがあります。僕の調査では高額な装具は継続率が低かったです。
多機能な膝装具より高価であるが効果的ではない
- 変形性膝関節症説明
- 膝の内側が痛む時には湿布の下1/4を切ってL字型に、膝の前やお皿の上(水が溜まった時など)は山折りにして切れ目を入れてお皿を露出しましょう。 「冷たい湿布がいいですか?温める湿布がいいですか?」と尋ねられる患者さんがいますが、湿布に入っている主な成分は、痛みや腫れを抑える薬です。冷たく感じるのはメンソールが入っているからであり、暖かく感じるのは唐辛子の成分が入っているからであり、御本人の好みでどちらでもかまいません。 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝