貴晶会戸田リウマチ科クリニック

診察予約・お問合せは 06-6387-4114
受付時間 | 9:30〜12:30(月-土) 15:30〜18:30(月-水,金)

ニュースNews

ミストサウナは通常の入浴やシャワーよりむくみをとる効果が強い。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明足と足の指
下村先生達はミストサウナ、全身浴、シャワーの3種の異なる入浴法のむくみの改善効果を比較しました。その結果、ミストサウナでは、お風呂からあがった後のふくらはぎの最大周囲長が明白に減少しました。ミストサウナには体内に蓄積された老廃物や毒素を排出し、むくみを和らげる効果があります。家庭でミストサウナを再現するには、浴槽に熱めのお湯を張り、蓋や断熱シートで蒸気を閉じ込める方法や、ミスト機能付きシャワーヘッドを使う方法があります。ミスト機能付きシャワーヘッドは1000円以内で買える物もあります。 Tanaka先生の研究によると高齢者の残存歯数の減少はタンパク質摂取量、特に動物性タンパク質の摂取量を減少させ、低アルブミン血症を生じさせていました。原因は歯が少なくなった高齢者では肉が食べにくいからです。低アルブミン血症からくる足のむくみの予防には80歳になっても自分の歯を20本以上残すいわゆるハチマルニイマル運動を行うことです。歯を失う一番の原因は40歳以上で急速に進行する歯周病です。歯周病の予防には週に1回以上は鏡で自分の歯ぐきの状態を観察する。定期的に歯石をとるなど、歯のクリーニングを受けるなどが大事です

日本では果物の摂取量が減っている。

06-6387-4114戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明食事療法
1日に果物を食べる量の平均値は1975年の1日200gが最高で、現在は99gです。年齢別に見ると80歳代では141gですが、60歳代では118gであり、年齢が下がるほど果物を食べる量は減っていきます。その理由の一つは1975年当時には家族の人数が多く、みかんなどの果物を沢山購入しても十分消費できました。だから、冬になるとみかんを箱で買って、こたつに入りながら皆で食べたものです。でも、 現在はひとり暮らしの人が増え、賞味期限の短い果物は好まれない傾向があるからです。果物に多く含まれるカリウムは塩分の主成分であるナトリウムを腎臓から排出させる働きがあるので血圧を下げる効果があります。そのため動脈硬化の予防に役立ちます。だから、皆さん、勤めて果物を食べる量を増やしましょう。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

むくみの原因がわからなければまず8極型電子体重計で測ってみよう。

06-6387-4114ダイエット吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明
むくみの原因がわからなければまず8極型電子体重計で測ってみよう。足のむくみを気にしている女性が多いですね。時岡先生達は、運動不足によるむくみ(廃用性浮腫)と薬の副作用によるむくみ(薬剤性浮腫)を生体電気インピーダンス分析、手に電極を持って乗る8極型電子体重計を使って比較しました。その結果、廃用性浮腫患者は明白にBMI,体脂肪率,体脂肪量と言う肥満の指標が高かったです。薬剤性浮腫では細胞外成分の中でも間質液、これは細胞と細胞の間を満たしている液体で、栄養素や老廃物の運搬などの働きをする水分が多かったです。だからむくみがきになる方は電子体重計にのって肥満傾向があればまず、まず肥満を解消し、細胞外液が多ければ、服用している薬を見直しましょう。 整形外科の診察をしているとよく「足がむくむ」という訴えで高齢者が診察に来ます。でもむくみは骨や筋肉の異常では起こってきませんので整形外科の分野ではありません。血管から水が筋肉や脂肪へ流出することによって起こってきます。血液中にあるアルブミンというタンパク質は分子量が大きいので水を引っ張る力が大きいので水分が血管の中に引き込まれますが、タンパク質不足で血清アルブミン濃度が3.5mg/dl以下になると筋肉や脂肪に水がたまるようになり、足がむくんできます。熊谷先生によると低アルブミン血症を防ぐためには魚と肉の摂取は1:1程度の割合にするや牛乳は、毎日200ml以上飲むようにするなどがあります。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

高齢者が男性ホルモンを打ち続けるといつまでも若い気でいて傍迷惑?

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック老化説明
男性の更年期障害である加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)では鬱症状などが出現してくるため男性ホルモンであるテストストロンの補充を行うことがあります。しかし、病気ではない高齢者が性機能を回復させるためにテストストロンを打ち続けると、いつまでも若さが保たれるので社会的地位を引退する年齢になっても「ワシに相談せずに若い者で勝手に決めるな」と血気盛んで傍迷惑なことがあります。また助川先生達の解説では外から男性ホルモンであるテストステロンを投与すると自分で精子を作る機能が弱くなり、無精子症になることが多いです。ある程度の歳になったら温厚になるべきだと僕は思います。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

乳がんのホルモン治療では全身関節痛が10%に起きる。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明
乳がんは女性ホルモンが多いと大きくなりやすいので、乳がんの治療には女性ホルモンであるエストロゲンの濃度を減らすアロマターゼ阻害薬を使うことがあります。女性ホルモンは骨や軟骨に栄養を与えるための重要な働きをしています。高橋先生達の調査では乳がんに対するアロマターゼ阻害薬では10%未満で全身関節痛がありました。その全身関節痛はペインクリニックで治ることが多いですが、さらに、重症な場合には浮腫になった骨髄に穴を開ける骨穿孔術を行います。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝