貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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年を取るとどうして膝や腰が痛くなる理由は下半身の筋肉が痩せやすいから。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号土曜日午後診察戸田クリニック筋肉トレーニング説明
年齢の変化による筋力の低下は上半身より下半身、曲げる筋肉よりも伸ばす筋肉で明らかです。Funato先生達の調査では30歳の時の筋力を100%とした時の70歳の筋力は上半身の曲げる筋肉である肘を曲げる上腕二頭筋の筋力は60%保たれていましたが、下半身の伸ばす筋肉である膝を伸ばす大腿四頭筋の筋力は40%まで減っていました。膝を伸ばす筋力が弱くなると膝が伸び切らず歩くことになるので、床から反発力のベクトルは膝にかかることになり、膝への負担が増え、痛みがでてきます。だから、膝や腰の痛みをふせぐために膝や股関節を伸ばす筋力を鍛えるようにしましょう。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

クリニックの再生医療で死亡。自分の細胞に拒絶反応が起きないのだが..。

06-6387-4114その時の話題再生医療吹田市豊津町14番1号土曜日午後診察変形性膝関節症戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明
2025年8月30日の日本経済新聞によりますと厚生労働省は29日、自由診療として本人の脂肪由来の幹細胞を投与された外国籍の50代女性が、治療中に急変し死亡したと発表しました。実施した東京サイエンスクリニックに対し、この治療の提供を一時停止させる緊急命令を出しました。クリニック側は、急激なアレルギー反応であるアナフィラキシーショックが起きた疑いがあると説明しました。脂肪幹細胞は自分の細胞から得られた成分ですので、拒絶反応が起こるはずがないのですが不思議です。僕はもし他人の細胞と間違えたなら拒絶反応が起こる可能性もあると思います。戸田クリニックで取り扱っている再生医療は細胞成分を含まない自分の成長因子なので、間違えて他人に打ってもアレルギー反応が起こる可能性は低いです。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

糖尿病の薬で痩せ薬として使われるマンジャロは金よりも貴重な資源?。

06-6387-4114再生医療土曜日午後診察戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック肥満説明
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版2025年6月28日版によるとアイルランドから米国に向かう航空機が今年ひっきりなしに運んでいるものは、金(ゴールド)よりも価値があると言われています。それは人気の肥満症・糖尿病治療薬に使われるマンジャロを造っている工場がアイルランドにあるからです。米国の輸入額は4月時点で360億ドル(約5兆2500億円)に達しました。アメリカの国別の財貿易赤字額は、人口わずか540万人のアイルランドが中国に次ぐ2位となっています。なぜなら、肥満した人にとってマンジャロは一度打ち出したらやめられない生活必需品だからです。 マンジャロによって体重が落ちる効果を期待して痩せ薬として使用している患者さんがいます。確かに初めは食欲がなくなり体重も1kgほど痩せましたが、次第に体が慣れてきて、注射を打った当日と翌日には食欲が落ちますが、薬効の薄れてくる6日目にはそれまでを取り戻すよう食べてしまいます。しかも製薬会社からは「ある研究ではマンジャロを止めると食欲がリバウンドして体重が増えたそうです」と言われました。つまり、注射を打って6日目の食欲がずっと続くという意味ですので、一度打ち出すと止められないことになり、製薬会社の利益は上がり続けるようです。

タマリンド・ウコン混合物が炎症を抑え、腰膝の痛みに効く。生姜と同じ?

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号土曜日午後診察変形性膝関節症戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック腰痛説明
タマリンドは、タイやインドのマメ科のフルーツです。ウコンは、インド原産のショウガ科の多年草で、日本の生姜と違い、色鮮やかな黄色をしています。タマリンドの種皮には高い抗酸化作用と抗炎症作用があり、ウコンのおもな有効成分であるクルクミンは強力な抗炎症剤であることがわかっています。金井先生達はタマリンド・ウコン混合食品が膝および腰の違和感に及ぼす影響を調べました。健常な中高年齢男女を対象に、タマリンド・ウコン混合食品を1日125mg食べた33名の低用量群とニセ薬を飲むプラセボ群33名に分類しました。その結果、低用量群ではプラセボ群に比べて8週間摂取後の変形膝関節症患者機能評価尺度、日本整形外科学会膝(腰椎)疾患治療成績判定基準が明白に改善しました。僕は使ったことはないのですが、日本の生姜でも風邪の炎症を和らげるので、それと同じような効果があるのかもしれないと僕は思います。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

32年ぶりに肥満症に対して健康保険の適応が認められたウゴービ。

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1992年にサノレックスという薬が承認を受けて以来32年ぶりに2024年2月にウゴービが肥満から来る健康保険薬として承認されました。SGLT2阻害剤マンジャロやは糖尿病にしか保険適応がなく、肥満には自費で投与されていました。しかし、小幡先生が指摘しているようにウゴービは肥満に対する薬ではなく肥満症つまり、肥満から来る病気の治療薬ですので厳しい制限があります。ウゴービは高血圧、脂質異常症または2 型糖尿病のいずれかに対して現在薬を飲んでおり、さらにBMIが35以上。つまり、身長160cmの人なら体重90kg以上であることが条件になっています。下郷先生が指摘しているように信頼できる医療機関での自費診療として、「医療的に痩せる」選択肢としての普及が見込まれています。https://mizuno-naishikyo.jp/about/ 選択的SGLT2阻害剤(商品名:スーグラ、エンパグリフロジン、ジャディアンス)は検尿で必ず異常になる。糖尿病の薬で血糖を下げる目的で糖を尿に出す薬でから甘いものを食べても尿にすぐに出るので体重が増えないというちょっと嬉しい副作用があります。そのため僕は糖尿病でもないのにスーグラを飲んでいましたが、真似しないで下さい。尿検査で糖が異常に尿に降ります 解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝