貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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リハビリという言葉は和製英語。脊柱管狭窄症の手術前にはプレハビリテーションが大事。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック手術腰痛説明
世間では機能回復訓練の事を「リハビリ」といいますが、英語ではre-habilitation、つまり元に戻るのreと有能という意味のhabitをくっつけた言葉ですからiとtとの間では切り離すことはできません。それが証拠に手術前に行う機能回復訓練のことをpre-habilitationといいます。手術を控えた患者が、手術後の回復をスムーズにするために、術前から行う準備運動や生活指導のことです。例えば、術後歩くために膝を伸ばす筋力が必要なので鍛えておくなどの機能回復訓練です。竹中先生達は腰部脊柱管狭窄症の手術前にはリモートで遠隔プレハビリテーションを行うことが役に立つと述べておられます。 脊柱管狭窄症の手術には広い部分を観察するために大きく開く手術と少しでも傷を小さくするための内視鏡手術があります。しかし、原因を直接取り除きに行くと神経を傷つける可能性があります。したがって、圧迫された神経を後ろや前に逃げさせるために骨や靭帯を取り除く除圧術や骨のグラつきをなくすための固定術が行われます。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

長寿遺伝子を活動させて、老化を防ごう。

06-6387-4114再生医療吹田市豊津町14番1号変形性膝関節症戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明
2000年、Guarente(ガレンテ)先生達は酵母の遺伝子の研究からサーチュイン遺伝子の機能を高めると寿命が延び、欠損すると寿命が短くなると報告しました。サーチュイン遺伝子は誰もが持っている遺伝子です。普段は休んでいるサーチュイン遺伝子の遺伝子を活動させることで、染色体の端にあるテロメアの短縮を防ぎ、染色体が長持ちして、細胞がストレスに強くなり、さまざまな老化を遅らせることができます。サーチュイン遺伝子は母乳や枝豆、ブロッコリー、アボカド、トマトに含まれるNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)で活性化されます。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

体重の2%の脱水は意識障害やけいれんを起こすことが多い。

06-6387-4114その時の話題吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明
体重の2%の脱水は意識障害やけいれんを起こすことが多い。暑いですね。水分補給をしてくださいね。さてどれぐらいの脱水が脱水症、つまり意識障害やけいれん、血圧低下などを引き起こすのでしょうか?伊藤先生の解説によると体重の2%の脱水以内が許容反応だと言われています。つまり、体重計に乗って体重が2%(60kgの人なら1.2kg)減っていたら水分補給が必要です。ただし、これも人によって違います。エリートマラソンランナーでは,2%の許容基準をはるかに上回る8%以上の脱水でも意識障害やけいれんを起こさないそうです。 しかし、汗をかくことによって、ナトリウムとビタミンB1が汗とともに体内から喪失されますビタミンB1を多く含む食品としては豚肉とゴマがあります。 夏場はできるだけ豚のもも肉やハムやゴマを食べるようにしています また大豆にもビタミンB1が多く含まれますし、味噌にはナトリウムが多く含まれます。したがって、ナトリウムとビタミンB1を両方摂取するために味噌汁をよく飲むようにしましょう.解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

ビタミンを気まぐれに飲むと体に悪い。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号変形性股関節症戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明食事療法
ビタミンA、C、Eといった抗酸化ビタミンをサプリメントして摂取すれば、体内の活性酸素は減少し、加齢性疾患の予防に役立つと信じられています。しかし、作田先生によると健康食品として抗酸化ビタミンを飲んでも癌や心血管疾患を抑えることができないという論文が発表され続けています。従来、「効かないまでも、せめて有害ではないでしょう」と考えられ、気軽に摂取されてきました。しかし、今まで抗酸化ビタミンを摂取していなかった人が急に大量の抗酸化ビタミンを摂取すると癌や感染症のリスクが高まる恐れがあります。だから、抗酸化ビタミンを飲んだり飲まなかったりすると返って体に悪いので止めましょう。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

辛い食べ物は局所発汗によって熱中症から脳を守る。

06-6387-4114その時の話題吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明
僕は昔からインドのような暑い国で辛いカレーなどが良く食べられるのだろう?返って暑くなるのではないか?と考えていました。しかし、犬飼先生の解説によると唐辛子の成分であるカプサイシンを感じる受容体に顔面に沢山あるそうです。つまり、唐辛子などの辛い食物を摂取すると顔を中心に汗が吹き出し、それが乾燥する時に熱を奪い、熱中症から脳を守ってくれるそうです。なるほど、だから暑い国の人は辛い食べ物を沢山食べるのだと思いました 暑いですね。猛暑に勝つためには暑熱順化(暑さに体が順応する)が重要です。暑さに順応するには皮膚表面から熱を逃がすために早く汗をかく体質になることが効果的です。汗をかくためには大きな筋肉を動かすのがてっとり早いです。 人体で一番大きな筋肉(筋群)は脊柱起立筋、いわゆる背筋です。うつ伏せになって手と足を伸ばしたまま体を反らす運動を50回すれば、冷房の効いた部屋でも汗がにじみでてくるのがわかります。背筋を鍛えると腰痛予防にもなります。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝