貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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サイドブリッジは腰痛にも膝痛にも効く。

変形性膝関節症筋肉トレーニング腰痛説明
太腿の外側の筋肉(外転筋)は普通に前向きに歩いていても鍛えられません。壁に手を着き、膝を伸ばしながら脚を外側斜め後ろに挙げましょう。変形性膝関節症の筋トレには必要です。外転筋が弱くなると歩く時に体が横揺れし、膝の軟骨が傷つきます。 脚を外側に開く動作は腰痛予防のサイドブリッヂでも鍛えることができます。 つまりサイドブリッジは腰の方形筋を鍛えて腰痛予防になり、太腿の外転筋を鍛えて膝の痛みの予防になります。通常のサイドブリッジができない方は壁に肘でもたれかかり、脚を開く壁ドンサイドブリッジでも効果がありますのでお試し下さい。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

椎間板ヘルニアの手術は、考えてからした方が良い。

腰痛若い人の整形外科説明
腰椎椎間板ヘルニアになると激痛が起こることが多いです。このため、多くの患者さんが「こんな痛みが長い間続くのなら手術した方がまし」と考えます。しかし、安心して下さい。ヒトの体は飛び出したヘルニアを外から来た敵と勘違いして免疫細胞が攻撃してくれます。吸収されるまでの時間は約3ヶ月かかります。ただし、オシッコや便の神経が麻痺した場合や足首が動かなくなった場合には手術をした方が良いです 椎間板が飛び出すヘルニアは年齢の変化で誰でもなります。そこで無理をすると神経と飛び出したヘルニアが擦れて炎症を起こします。だから炎症さえ治めれば手術でヘルニアを取り除く必要はありません。ステロイド薬を混ぜた硬膜外注射が効果的です。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

たった4週間の足指の握力強化運動でも転倒予防になる。

筋肉トレーニング老化説明
足の趾の握力(把持力)を計測するには足首バンドで踵を固定し、自分の足のサイズにあった位置にハンガーを移動させ、ハンガーを思いっきり握る専用の機械があります。把持力は立ち上がり、速く歩いて帰って来て座る時間と比例しました。 「筋力トレーニングして下さい」と言うと多くの患者さんが「いつまで続けるのですか?」とウンザリされます。浮き趾や外反母趾に対するタオルを趾で引き寄せる筋力訓練は普段使わない筋なのでたった4週間で把持力がアップし、歩行が安定してきます。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

外反母趾の進行予防に足の趾を握る力を鍛えよう。

装具説明
2本足で歩くヒトは4本足で歩く犬と違って全身の皮膚の面積の1%に過ぎない足底でしか地面と接していません。外反母趾になると隣の趾(手の人差し指に相当)が地面から浮き上がってきて、足の趾で地面を握る力が予約なり転倒しやすくなります。だから、足の趾で物を掴む力を鍛えて外反母趾の進行を予防しましょう。 外反母趾の原因は足の指を動かさなくなったからです。ヒトに進化する前のサルは足で物をしっかり掴むことができました。サルの足の構造は真ん中が高くなった横アーチがあります。ヒトの足でもパッドで横アーチを作れば筋トレが進みます。

いつもより強い左側の肩こりは心筋梗塞の初期症状かもしれない。

肩こり説明
神田先生達の研究では頭の後ろに差し込んだ手から頭を浮かせられる時間は肩こりの人は平均50.5土27.4秒であり、肩こりのない人の98.5士66.8秒に比べて明白に短かったです。肩こりの予防には80秒間(50.5+27.4=77.4秒だから)頭を浮かせる訓練をしましょう。 田口先生の解説では心筋梗塞はいつもと違う強い肩こりで起きることも多いです。肩こりの範囲は左の首から胸の前、そして腕の小指側に痛みが走ります。体を動かすと息切れをするのが特徴です。このような肩こりがあれば内科で心電図をとりましょう。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝