戸田整形外科リウマチ科クリニック

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ダイエットする女性はよく歩かなければ骨がもろくなる。

ダイエット説明
ダイエットする女性はよく歩かなければ骨がもろくなる。僕はいつも「1日1万歩は意味がない」とか「膝の痛い人が歩くのはよくない」とか、ウォーキングの悪いところばかり言っています。しかし、ウォーキングは骨を強くするのにはとっても良い運動です。国内のある大学の研究では、閉経前後(40代後半から50代)の更年期の女性にウォーキングを6ヶ月間行ってもらったところ、歳をとってから転倒して骨折しやすい大腿骨頸部の骨密度がウォーキングをしていなかった人に比べて、統計学的に明白に増加しました(宮腰尚久:Clinical Calcium.27: 107-115,2016.)。ダイエットをよくすると骨粗鬆症になりやすくなります。つまり、女性は減量すると同時によく歩いて骨を強くする必要があります。

東京での講演:大阪の冗談でスベらないか心配です。

その他
東京での講演:大阪の冗談でスベらないか心配です。3月19日午前10時から1時間半「ひざの痛みを自分で治そう」という題で講演します。沢山の方に応募頂き、満席になっているのですが、大阪でいつもしゃべっているようなベタな冗談がすべらないか今からドキドキしています。 江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝

30年前に比べて、中学生の骨折は増え、幼稚園児の骨折は減った

スポーツ説明
30年前に比べて、中学生の骨折は増え、幼稚園児の骨折は減った小学校から高校生までの骨折は1970年に比べ2008年は2.4倍に増えていました。その理由として井尻先生は外で遊ばなくなってからだと述べています(井尻慎一郎:整形外科Q&Aハンドブック.創元社,2017)。骨にカルシウムを多く含ませるためにはビタミンDが必要ですが、ビタミンDは日光に当たることでその働きを強めます。つまり、室内でばかり遊んでいると強い骨にはなりません。逆に幼稚園児の骨折は1995年に比べて減っていました。その理由として井尻先生は、危険な遊具が減り、骨折しそうな遊びをしなくなったからだと述べています。本の解説:江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝

女性は大腸ファイバーをする時には女性の医師を希望しておいた方が後悔は少ない?

その他
女性は大腸ファイバーをする時には女性の医師を希望しておいた方が後悔は少ない?ある国内の調査では大腸ファイバーを受ける110人の女性に「男性医師にしてもらいますか?女性医師にしてもらいますか?」と質問をしました。すると、女性医希望は56%(61名),男性医希望が5%(6名),どちらでもよいが39%(43名)でした。そして.内視鏡検査を被験者の希望に沿って行いました(大浦佳永ほか:日本消化器内視鏡学会雑誌 52:3347-3352,2010)。検査後アンケート調査では,女性医希望67%(74名),男性医希望5%(6名),どちらでもよい27%(30名)と女性医の希望者が増加していました。だから、女性ははじめから女性の医者を希望された方が良いかもしれないと僕は考えました。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝

「このままだと、将来寝たきりになるので手術しましょう」ってホンマでっか?

変形性膝関節症説明
「このままだと、将来寝たきりになるので手術しましょう」ってホンマでっか?変形性ひざ関節症の患者さんの話を聞いていると、時々、「○○病院でこのままにしていると将来寝たきりになるから手術しましょうと言われました」と言う人がいます。厚生労働省の発表では介護保険で要支援(自分のことは何とか自分でできる程度)になる原因は、関節や腰の痛みが第1位ですが、要介護(日常生活で人の助けを必要とする)に原因の第1位は脳血管障害(脳梗塞など)、2位が認知症、3位が老衰、4位が骨折です。つまり、変形性膝関節症や腰部脊柱管狭窄症で医者から「このままにしておくと将来、寝たきりになる」と言われたても信用しないで下さい。そう言われたら「先生、今まで何人、このままにした経験があるんですか?」と答えましょう。解説:江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝