貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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糖尿病の薬で痩せ薬として使われるマンジャロは金よりも貴重な資源?。

06-6387-4114再生医療土曜日午後診察戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック肥満説明
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版2025年6月28日版によるとアイルランドから米国に向かう航空機が今年ひっきりなしに運んでいるものは、金(ゴールド)よりも価値があると言われています。それは人気の肥満症・糖尿病治療薬に使われるマンジャロを造っている工場がアイルランドにあるからです。米国の輸入額は4月時点で360億ドル(約5兆2500億円)に達しました。アメリカの国別の財貿易赤字額は、人口わずか540万人のアイルランドが中国に次ぐ2位となっています。なぜなら、肥満した人にとってマンジャロは一度打ち出したらやめられない生活必需品だからです。 マンジャロによって体重が落ちる効果を期待して痩せ薬として使用している患者さんがいます。確かに初めは食欲がなくなり体重も1kgほど痩せましたが、次第に体が慣れてきて、注射を打った当日と翌日には食欲が落ちますが、薬効の薄れてくる6日目にはそれまでを取り戻すよう食べてしまいます。しかも製薬会社からは「ある研究ではマンジャロを止めると食欲がリバウンドして体重が増えたそうです」と言われました。つまり、注射を打って6日目の食欲がずっと続くという意味ですので、一度打ち出すと止められないことになり、製薬会社の利益は上がり続けるようです。

タマリンド・ウコン混合物が炎症を抑え、腰膝の痛みに効く。生姜と同じ?

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号土曜日午後診察変形性膝関節症戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック腰痛説明
タマリンドは、タイやインドのマメ科のフルーツです。ウコンは、インド原産のショウガ科の多年草で、日本の生姜と違い、色鮮やかな黄色をしています。タマリンドの種皮には高い抗酸化作用と抗炎症作用があり、ウコンのおもな有効成分であるクルクミンは強力な抗炎症剤であることがわかっています。金井先生達はタマリンド・ウコン混合食品が膝および腰の違和感に及ぼす影響を調べました。健常な中高年齢男女を対象に、タマリンド・ウコン混合食品を1日125mg食べた33名の低用量群とニセ薬を飲むプラセボ群33名に分類しました。その結果、低用量群ではプラセボ群に比べて8週間摂取後の変形膝関節症患者機能評価尺度、日本整形外科学会膝(腰椎)疾患治療成績判定基準が明白に改善しました。僕は使ったことはないのですが、日本の生姜でも風邪の炎症を和らげるので、それと同じような効果があるのかもしれないと僕は思います。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

32年ぶりに肥満症に対して健康保険の適応が認められたウゴービ。

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1992年にサノレックスという薬が承認を受けて以来32年ぶりに2024年2月にウゴービが肥満から来る健康保険薬として承認されました。SGLT2阻害剤マンジャロやは糖尿病にしか保険適応がなく、肥満には自費で投与されていました。しかし、小幡先生が指摘しているようにウゴービは肥満に対する薬ではなく肥満症つまり、肥満から来る病気の治療薬ですので厳しい制限があります。ウゴービは高血圧、脂質異常症または2 型糖尿病のいずれかに対して現在薬を飲んでおり、さらにBMIが35以上。つまり、身長160cmの人なら体重90kg以上であることが条件になっています。下郷先生が指摘しているように信頼できる医療機関での自費診療として、「医療的に痩せる」選択肢としての普及が見込まれています。https://mizuno-naishikyo.jp/about/ 選択的SGLT2阻害剤(商品名:スーグラ、エンパグリフロジン、ジャディアンス)は検尿で必ず異常になる。糖尿病の薬で血糖を下げる目的で糖を尿に出す薬でから甘いものを食べても尿にすぐに出るので体重が増えないというちょっと嬉しい副作用があります。そのため僕は糖尿病でもないのにスーグラを飲んでいましたが、真似しないで下さい。尿検査で糖が異常に尿に降ります 解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

軟骨のためハイドロオキシプロリンを摂取するならゼリーの方が安上がり。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号土曜日午後診察変形性膝関節症戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明食事療法
グルコサミンやコラーゲンを含むサプリメントが膝の痛みに効くという宣伝に対して多くの整形外科医は「軟骨の成分をたべてもアミノ酸に消化されるので軟骨にはならない」と否定します。コラーゲンペプチドを構成する特徴的なアミノ酸はヒドロキシプロリンあり,Nakatani先生達によると軟骨細胞において,ヒドロキシプロリン含むペプチドの一つであるプロリルヒドロキシプロリンが軟骨基質の合成を促進させると報告しています。つまり、コラーゲンが効くわけではなく、その成分であるヒドロキシプロリンが効くという説です。  ハイドロオキシプロリンはゼラチンに多く含まれています。言い換えれば、月に5000円もするコラーゲンやグルコサミンが含まれている健康食品を食べるぐらいなら1箱300円ぐらいのゼラチンから作ったゼリーを食べている方が軟骨に栄養を与えるのではと僕は思います。戸田クリニックは9月13日より土曜午後も診察します。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

医師会も変わりました。規制が少なくなりました。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明
戸田整形外科リウマチ科クリニックでは午前の診察が非常に混雑して患者さんにご迷惑をかけるため、9月13日から午後も診察することにしました。診察時間は午後2時10分から4時40分までとしました。変更のためには医師会に届け出なければなりません。28年前に僕が開業した頃には「土曜診察すると付近の先生の患者さんが減るので理事会で相談します」と言われたものでした。ところが、今回医師会に土曜診察することを相談すると「どうぞどうぞ、最近開業する先生は日曜も診察していますので、何でもありです」と言われました。医師会も変わりました。規制緩和されてきました。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝