貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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子どもには積極的に和式トイレを使用させてあげてほしいと僕は思う。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック筋肉トレーニング説明
2016年から小学校や中学校の学校検診には運動器検診が行われるようになりました。その結果、片足立ちやしゃがみこみができない子どもが昔に比べて増えていることがわかりました。高齢者と同じように片足立ちやしゃがみこみができない子どもでは転倒骨折を起こす割合が増えています。 うちのクリニックでも運動器検診でしゃがみこみができないことを指摘されて受診する子供が最近、増えています。和式トイレでしゃがみこむ機会が減ったせいでしょうか?和式トイレでおしりを拭く運動は肩関節の可動域を増やすのにも有効です。僕は子どもさんには積極的に和式トイレを使用させてあげてほしいとおもいます。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

変形性膝関節症の運動療法では複数の筋肉を同時に動かす訓練をしよう。

06-6387-4114リハビリテーション変形性膝関節症戸田整形外科リウマチ科クリニック筋肉トレーニング説明
筋肉をグループ化して、特定の神経が働くと同時に幾つもの筋肉を働かせるような仕組みが存在します。これが筋シナジーの原理です。歩行は簡単に4つのグループ(筋シナジー)で成り立っています。具体的には、足が地面に着地した瞬間には中殿筋や大腿直筋が働き、反対の脚を伸ばす時には腓腹筋とヒラメ筋が働き、反対側の脚を挙げる時には前脛骨筋と大腿直筋が働き、その脚を地面に着けるために曲げて行くにはハムストリングスが働きます。歩行の筋シナジーを鍛えるためには正しい歩き方を身につけるようにしましょう 筋肉の協調性が保たれていると変形性膝関節症は進行しにくい。人間の体は一つの行動をする時には複数の筋肉が同時に働きます。足首を上に挙げる時には足首から遠く離れた脊柱起立筋や太もものハムストリングスやふくらはぎの腓腹筋が協調して活動します。この協調運動を筋シナジーといいます。Taniguchi先生達の研究では変形性膝関節症の患者さんでは膝の痛くない人達に比べて筋肉の協調運動である筋シナジーが低下しており、変形性膝関節症が重症化するほど筋シナジーが低下していました。逆に、筋肉の協調性が保たれていると変形性膝関節症は進行しにくいと考えられました。

万博ではどのパビリオンを予約するべきか?(私見)。

06-6387-4114万博吹田市豊津町14番1号変形性膝関節症戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック腰痛説明
いよいよ、今月2025年1月15日からパビリオンの予約ができる時期になりました。そこで、どのパビリオンが面白そうかについて私見をのびさせてもらいます。私の調べたところによると各国や企業のパビリオンの中で1970年の万博の時のアメリカ館のような人気が出そうな物はないと思います。その代わりに円形建造物のメインストリートの海側に造られる8人の特徴あるプロデューサーが「いのちの未来」というテーマーで造った8つのパビリオンに人気が集まりそうです。 その中でも僕が斬新だと思うのは、メディアーチストの落合さんが企画したヌルヌルです。入口で客の身体をデジタル画像化し、その画像を変化させパビリオン内の展示と合体させるそうです。もう一つはアニメーション監督河森さんが企画した「いのちめぐる冒険」です。これはヴァーチャル空間を利用して「いのちのダイナミズム」を体験してもらうというパビリオンです。ちなみに私も6月20日10時からフューチャライフパークで「100歳まで自分の力で歩ける膝・腰の作り方」という講演させていただきます。予定が合えば聞きにきてやって下さい。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

女性は握力が強くて少しふくよかな方が骨折しにくい。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明骨粗鬆症
前田先生達は40歳以上の94人の女性を対象に転倒して手首の骨を折るいわゆるコーレス骨折の経験のある人とない人との間で身体測定結果を比較しました。その結果、コーレス骨折を経験した人は経験のない人に比べて握力や腕や脚の筋肉量が少なかったです。つまり、握力や筋肉がないと骨折するような転倒をしやすいことがわかりました。女性はいくつになってもスタイルを気になされます。でも雪は踏まれると固くなるのと同じように骨は荷重がかかるほど、つまりある程度体重があるほどカルシウムを沈着させるので骨粗鬆症になりにくいです。女性が骨粗鬆症になる確率は60代で20%、70代で40%、80代で60%です。75歳以上の女性で体重が66kg以上の人と比較して、体重が59kg未満の人は5.7倍、52.5kg未満では15.8倍、低骨密度の危険性が高かったです。だから、ある程度の齢になれば女性は適度に超えている方が骨折しにくいです。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝  

減量のコツ:無意識に食べないように食事の記録をつける

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号変形性膝関節症戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明食事療法
ひざの痛みのセルフケアのなかでも、太っている人が減量することは絶大な効果をもたらします。ただし、中高年世代の場合は食事制限だけでやせようとするのは禁物です。骨粗しょう症のリスクが高まるうえ、脂肪より先に筋肉から落ちるため、変形性ひざ関節症の症状の改善につながりません。 ひざの状態を改善するために大切なのは、体脂肪を落とすことと同時に運動で必要な筋肉を落とさないこと。僕の研究結果ではひざの症状の改善度は、体脂肪率が低下することや1日の平均歩数(運動)の多さに比例して上昇する一方、体重の減少には比例しませんでした。 ダイエットの目標体重は、標準体重のプラスマイナス20%以内にとどめましょう。次に「目標体重(kg)×25」で1日の総摂取カロリーを計算します。食事量を抑えているつもりでも「少しぐらいは……」とつい油断して、摂取カロリーがオーバーしがちです。そこでおすすめなのが、食事の記録です。ダイエットを成功させるには無意識に食べないことが大事。1日に口に入れた物をすべて記録することで自分の認識と実際の摂取カロリーとのズレに気づきやすく、日々、修正を図れます。 1人では難しい場合は、家族に協力を仰いで油断しないように目を光らせてもらいましょう。また、早食いは肥満のもと。よく噛んでゆっくり食べれば、その分エネルギーが消費されます。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝