戸田整形外科リウマチ科クリニック

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ばね指なら怖がらずに注射して下さい

その他若い人の整形外科説明
指をよく使われたためか指を曲げる腱を包んでいる鞘(さや)が炎症を起こして腫れて、指の曲げ伸ばしにひっかかりパッキという音がする状態をバネ指と言います。 バネ指は指の付け根のMP関節の掌側で腱鞘炎が起こっているから起こります。よく指のPIP関節が痛むという方がいますが、それは腱がひきつっているから痛むのです MP関節に炎症を和らげるような注射か塗り薬で様子をみましょう。注射は懸濁性ステロイド薬です。この薬の中には白いツブツブが入っているのですが、そのツブツブが注射後しばらくの間、筋や筋肉にひっかかりかえって痛くなることがありますので、その時はアイスノンや氷で冷やしてください。冷やすとツブツブが早く溶けます 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

脛骨疲労性筋膜炎(いわゆるシンスプリント)

筋肉トレーニング若い人の整形外科説明
激しい運動によって脛を構成する筋肉と骨を繋ぐ骨の膜が何度も引っ張られて炎症を起こしてくることを脛骨疲労性筋膜炎(いわゆるシンスプリント)と言います。スネの内側にある脛骨という骨の下の方に痛みが発生することを特徴とします。痛みは脛骨に沿ってうずくような鈍痛で始まります。 ランニング時にふくらはぎ部分の筋肉が硬くなっていると、骨に牽引ストレスがかかって痛みの原因になります。すねの痛みを自覚している人は、シンスプリントにならないために日頃からすねとふくらはぎのストレッチを入念に行いましょう。 痛みがすでにでている時には足の裏のアーチ(いわゆる土踏まず)は着地によって地面から受ける衝撃を和らげるクッションのような役割を果たしています。アーチを補強するために土踏まず支えのあるサポーターを巻いて走りましょう。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

腰椎分離症予防にジャックナイフストレッチ

腰痛若い人の整形外科説明
小さい時からサッカーをして腰を捻じる動作をされていると第5腰椎と背骨を繋いでいる骨の一部に離れてしまうことがあります。狭い範囲にズキッと響く痛みが特徴的で分離高位の腰椎に叩打痛、圧痛を認める場合があります。安静時は痛みがないこともあるため、発症に気づかないケースも少なくありません。 予防法はしゃがみこみ姿勢から足首を持った立ち上がるジャックナイフストレッチだと言われています。分離症の痛みの特徴は狭い範囲にズキッと響く痛みが特徴的ですが、安静時は痛みがないこともあるため、発症に気づかないケースも少なくありません すでに痛みがでている場合は腰の回転を抑えるために二重目のベルトを後ろで引っ張るコルセットが有効です。立ち上がる時には腰椎への負荷を減らすために骨盤を回転させるために物につかまりながらお尻を突き出すようにして立ち上がりましょう。 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

育児中にはホルモンバランスの乱れから関節炎になり易い

若い人の整形外科説明
女性ホルモンは骨や軟骨に栄養を与えるために重要な働きをしていますが、出産すると女性ホルモンの分泌が急に減るので全身の関節にいろいろな症状がでてきます。また、お子さんをだっこする機会が増えるので関節に負担がかかり、痛みが出てきます。 治療法としては授乳中であるため、全身を巡る飲む薬は止めて、局所に炎症を和らげる注射と湿布で様子をみましょう。念のためリウマチの気配がないか採血しましょう 授乳中であるため、女性ホルモンの成分であるステロイドを少量補充しましょう。ステロイドと聞くと皮膚が薄くなるとか白内障になるとか怖い薬のようなイメージがありますが、女性ホルモンの材料ともなる元々体の中にある物質ですから授乳中でも安全な薬です

アキレス付着部は血流が少ないので炎症を起こす物質が溜まりやすい

若い人の整形外科説明食事療法
アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉の先が細くなって踵の骨についている部分です。足を下に蹴り出す時に働く腱であり、この腱が炎症を起こすと爪先立ちをすると痛みがでます。 アキレス腱付着部炎の原因は、ただの使い過ぎで起こることもあれば、食生活の偏りなどにより痛風の原因である尿酸やコレステロールの塊が血流の少ないアキレス腱の着いている部分に溜まって起こることや、関節リウマチで起こることがあります。 アキレス腱が痛むまま歩いていると他の関節にも負担がかかるので、一瞬チクッとするだけですので炎症を和らげるような注射をしましょう。血液検査をして、例えば痛風の原因である尿酸が高ければ尿酸を下げる薬を飲みましょう 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝