貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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ニュースNews

肩こりのストレッチ指導をみんながしてくれた講演会

説明講義
肩こりのストレッチ指導をみんながしてくれた講演会済you-tube用2024年出前授業風景2024年4月11日にロータリークラブの職業奉仕事業として高齢者に多い疾患「心臓疾患、脳梗塞、変形性関節症の予防」に関する講演会を行いました。場所は朝日新聞大阪本社のある中之島フェスティバルタワー18階の朝日カルチャーセンターでした。当日の多くの方が聴きに来て下さり、僕のストレッチ指導も熱心して下さりました。有難うございました。次回は、2025年4月17日に同じ朝日カルチャーセンターで予定しております。是非、ご参加下さい.解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

週刊文春に整形外科的な胃の守り方の記事を掲載しました。

説明週刊誌
令和6年4月11日発売の週刊文春の「胃を守る!7つの最強法則」のコーナーで112頁に「腹筋と複式呼吸で胃酸の逆流を防ぐ」というコメントしました。 お腹の筋肉を鍛えることで、胃酸の逆流を防ぐことができます。高齢の方でも無理なくできる方法は、レッグレイズと呼ばれる筋トレ。仰向けに横になり、膝を伸ばしたまま足先を床か一〇㎝ほど浮かせます。その体制を十秒間キープしますこれを三回繰り返す。朝と夜の一日二回が目安です。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

TSD予防に当院では55歳以上看護師さんを主に採用しています。

説明
PTSDとは、命の危険を感じたり、自分ではどうしようもない圧倒的な強い力に支配されたりといった、強い恐怖感を伴う経験をした人に起きやすい症状です。その怖かった経験の記憶がこころの傷(トラウマ)として残り、様々な症状を引き起こしてしまうのです。武谷先生によると女性は男性に比べ不安や恐怖に対する感受性が高く,不安状態やうつ状態に陥りやすいです。だから、男性にとっては「これぐらい大丈夫だろう」と思う発言でも女性にとって「怒鳴られた。恐怖に感じた」と思えば、立派なパワーハラスメントですので、注意して下さい。 武谷先生によると「PTSDなど不安関連疾患の男女差は思春期から明らかとなり性成熟期に最も著明となり,閉経以降は年齢とともに男女差は少なくなる。つまり、女性ホルモンであるエストロゲンが不安・恐怖への対処と関係している。」と述べています。昭和時代に医師になった僕は忙しくなってくると患者さんには当たれないので、いけないことと知りながら看護師にきつく当たることがあります。日本人の閉経の平均年齢55歳ですから、当院は55歳以上の看護師さんを好んで採用しています。年齢による採用基準を設けてはいけないのですが、PTSD予防と考え、ご容赦下さい。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

足のムクミは内科か漢方へ。整形外科では治らない。

説明
足がむくむのは整形外科の病気だろうと考えて受診される方がいます。しかし、足がむくんでいて、夜中に2度以上トイレに行くようであれば、心臓病や高血圧、脳血管系などの病気を発症している可能性があります。昼間に水分を摂っても尿が作られにくく、足がむくんでしまいます。昼間のうちに足に溜まっていた水分が、夜寝る時に横になる事で血液を通して腎臓でザルのように濾されて尿になります。そして夜中に尿意が起こります。 漢方では腰から下が冷えやすい方の、しびれや下肢や腰の痛み、むくみ、排尿障害の状態を「腎虚」といいます。吉岡先生達の調査では65人のむくみのある高齢者に牛車腎気丸を1日に7.5g1ヶ月間服用してもらいました。その結果、80%の患者でむくみが改善しました。また65人中26人では牛車腎気丸を飲む前と飲み始めて1ヶ月後に腎機能・電解質について検査を行いましたが、牛車腎気丸による腎機能・電解質の副作用はありませんでした。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

中高年のイビキが仕方ない。

老化説明
睡眠時間は6時間が良い。閉経後はどんな女性もイビキをかきやすい。Midorikawa先生達の研究では、呼吸困難感は短時間睡眠を招く一つの原因でした。プロゲステロンという筋肉の緊張を高める働きをする女性ホルモンが減少していく。すると筋肉の緊張が緩んで気道が狭くなり、就寝中にイビキをかくようになる。これによって、自分自身の睡眠の質が大きく低下してしまいます。閉また経すると閉経する前後に女性ホルモンのエストロゲンが減少し、睡眠中にホットフラッシュ(火照りやのぼせる症状)を起こしてしまうので深い眠りを得られない人が多いです 60歳以上の睡眠時間は5~7時間で十分。以前は1日8時間睡眠が一番健康と言われていましたが、kazuomi先生の研究では睡眠時間が5時間未満だと七時間の人に比べて高血圧リスクが1.6倍高くなります。ただし、9時間以上寝ている人は、1.9倍リスクが高くなっているので、寝すぎも体には良くないのです。「男女問わず60歳以上の睡眠時間は6時間プラスマイナス1時間、つまり5~7時間が目安です。寝すぎは病気のリスクを上げてしまいます。(文章引用:週刊文春2023年7月27日号)解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝