貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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脊柱菅狭窄症の脚の痛みには早期に硬膜外ブロックを試してみよう。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック腰痛説明
腰部脊柱管狭窄症とは腰の部分で骨の配列が乱れることによって腰痛と脚全体への痛みやシビレがでる状態です。脊柱管狭窄症の治療では手術をする前に外来診察で仙骨裂孔から硬膜外に向けて薬液を注入する治療が行われます。門田先生達の報告では硬膜外ブロックを週1回、4度の硬膜外ブロックを行うと3ヶ月後には治療が効果が優秀または良好であった症例は176例中76例、つまり43%で脚の痛みが楽になっていたそうです。よく効いた症例はあまり効かなかった症例に比べて罹病期間が短かかったです。だから、早い段階で注射を怖がらず硬膜外ブロックを受けた方が良いと僕は思います。 特に腰椎の圧迫骨折には注意しなければなりません。今村先生の解説では高齢者の脊柱管狭窄症では椎体骨折が隠れていることもある。初回の単純レントゲン写真では骨折が無くても,経時的に圧潰を認め,後に椎体骨折が判明することも多いです。だから「こんなに痛いのが続くのなら手術して欲しい」と思わずにせめて3ヶ月は様子を見た方が良いです。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

血流改善のため寝転がって足首の抵抗運動をしよう。

06-6387-4114リハビリテーション吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック筋肉トレーニング説明
全身の血流を良くするためのふくらはぎの筋肉を収縮させたり、伸ばしたりする運動はどこでもできます。例えば、電車での通勤途中に1分間ずつ3回爪先立ちすればふくらはぎの筋肉が縮み筋トレになります。壁を見つけたら壁を手で押しながら片足を後ろに伸ばしてアキレス腱を10秒間引き伸ばす運動を左右交互に3回すれば、ふくらはぎの筋肉のストレッチになります。こうした日常の運動によって下半身の血流が良くなり冷え性などが改善されることが多いです。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

東洋医学で気をつけて欲しい副作用について。

06-6387-4114リハビリテーション吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明
鍼灸やあん摩・マッサージ・指圧など東洋医学は西洋医学に比べて副作用が起きにくいと考えられています。しかし、菅原先生によると鍼治療で比較的報告が多い重篤な有害事象は気胸です。気胸を予防するためには胸背部の局所解剖および危険深度を理解し、不必要な深く鍼を刺すことを避けることが重要であると述べています。気胸とは、肺を覆う胸膜に穴が開いてしまい、肺が収縮してしまう状態です。肩こりのツボの一つに肩井(けんせい)がありますが、肩の筋肉である僧帽筋の厚みは特に運動していないなで肩の女性では皮膚と胸膜の距離が非常に近いので、鍼治療で気胸を起こしやすいです。 肩こりや腰痛などのためのマッサージは痛ければ痛いほど効いているというイメージがあります。でも、強く揉むと筋肉が損傷して、炎症が起こり、返って固くなってしまいます。竹田先生達の研究では強度2,4,6および8kgで60秒間圧迫した.その結果、すべての圧迫強度で圧迫前より圧迫後に筋硬度は明白に低下しましたが,その変化量に強度による差はみられませんでした。このため圧迫強度は弱い2kgでも筋硬度を十分低下させることがわかりました。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

下半身の血行を促進するゴキブリ体操。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明
西式健康法の創始者の西先生は16歳の時、医師に「20歳まで生きられないかもしれない」と宣告され、医者の言う通りを実行しても好転しないばかりか、さらに悪化しました。この時から西先生は自己流の療養法を開発し、2-3年するうちに心身ともに健康となり、24歳となっていました。僕は足の冷えなどで困っている患者さんに西式健康法の中で毛細運動の一つである殺虫剤をかけられた時のゴキブリに似ている動きに似ている通称「ゴキブリ体操」をお薦めしています。この体操は仰向けになって手足をぶらぶらさせる運動であり、 足と手を垂直に上げてゆらゆらと振ることで、血流改善や冷え対策に効果が期待できるということです。1分ほどブラブラ揺らして朝晩3セットずつ行いましょう.解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

医療類似行為による事故では骨折の見落としと骨折の頻度が高い。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック未分類説明
医師免許がなければ単純レントゲン写真を読影することはできません。特にわかりにくい小さな手や足の骨や肺と接している肋骨骨折です。宮崎先生らの報告ではマサージや整体や柔道整復による事故は.職種としては,柔道整復師が最も多く,施術による骨折事故43例や,症状の悪化257例が報告されました。不適切な施術例143例,骨折の見逃し110例,骨折以外の見逃しも15例ありました。 歳をとってくると骨粗鬆症になり、骨が折れやすくなります。また、背骨が曲がってくると肋骨にかかる負担が大きくなります。だから、お年寄の肋骨は折れやすくなっています。横になって上から脇腹をもむとそれだけでも肋骨骨折を起こすことがありますので、横になってのマッサージはやめましょう。解説:江坂の整形外科クリニック 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝