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- 老化食事療法骨粗鬆症
- 健康食品では骨粗鬆症の予防のためにカルシウムやビタミンDをとろうと書いていますが、その考えは古い!最近の整形外科の薬は違います。ビルの建築と同じです。古い建物の上からコンクリートを塗ってもすぐ壊れるのと同じです。古い骨を破骨細胞によって吸収させてから新しい骨を造るために破骨細胞と骨芽細胞の両方を強めます。 骨折を起こしやすい状態の方には副甲状腺ホルモンや副甲状腺ホルモン関連タンパク質が注射で投与されます。これらは破骨細胞の働きを活発にして、古くなった骨を壊します。また腸でのカルシウムの吸収を増やし、腎臓でのカルシウムの排出を減らし、血液中のカルシウムを増やし、骨の原料を増やし骨芽細胞が造る骨の材料を増やし、新しい骨を作ります 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
骨粗鬆症にカルシウムという治療法は古い
- 変形性膝関節症筋肉トレーニング説明
- 最近は茶道や華道でも正座をせずに椅子で行うことが多いですが、僕は正座できる人はできるだけ正座すべきだと思います。輪ゴムでもよく伸びる輪ゴムはよく縮みますよね。輪ゴムと同じく伸び縮みする筋肉である大腿四頭筋はよく伸ばしておいてやる方がよく縮むのです。そして正座は変形性関節症から膝を守る大腿四頭筋はストレッチする絶好の機会なのです 正座は人間にとって不自然な動きではありません。なぜなら、胎児はお母さんの子宮の中で正座を同じぐらい膝を深くまげているからです。だから、正座ができない方はお風呂で浮力を利用しながら、お風呂のへりにつかまって、ゆっくりとできる範囲で膝を曲げる訓練をしましょう 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
正座は変形性関節症から膝を守る筋肉をストレッチする絶好の機会
- 説明
- 犬に咬まれて2週間はカサブタをめくって消毒液が皮下脂肪までしみこむようにしてください。これは喧嘩で奥さんに咬まれた時やヒトの口を殴ってできた傷にも当てはまります。 最近は、キズパワーパッドなどの高吸収高密着性の絆創膏を貼ってキズを乾かさない湿潤療法が流行りです。犬の咬み傷に貼り続けると雑菌が繁殖することがありますので、まずは整形外科で診てもらって下さい 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
犬の咬み傷は閉じると菌が繁殖する。開いたままにしよう
- 新型コロナ説明
- 新型コロナ流行やロシアのウルクライナ進行などと予想もしませんでしたね。現代は見通しのたたない時代です。そんな時にはネガティブな事を受け入れる心の広さnegative capabilityを身につけると病気になりにくいと越川先生は書いています。 具体的な方法としては芸術を鑑賞することです。 マインドフルネス、直訳すれば心を満たす、つまり「ただ目の前のことに集中する状態」です。 例えば、朝、コーヒーを飲む時に、ただ飲むのではなく、豊かな香りに集中して味わってみるとか、手に触れる水や泡の感覚を感じながら食器を洗うなど…。 これらは目の前のことに集中している状態になります。お試し下さい 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
負の環境に打ち勝つ心の強さを身に着けよう
- 説明
- 寒くなってきましたね。年齢の変化で最も早くそして激しく痩せてくる筋肉は膝を伸ばす大腿四頭筋です。この筋肉が衰えると膝が曲がってきます。曲がった膝で正常に歩くためには足首が上に挙がらなければバランスがとれません。だから足首の柔軟性を鍛えましょう。 高齢者の転倒予防のためには足首の柔軟性、特に足首を上に挙げる背屈の可動域を保つことが大事です。本多先生達の研究では週にたった2回の足浴で高齢者の足関節背屈可動域が増えました。貴方のおじい様やおばあ様にも薦めてあげて下さい。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝