貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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MRIでわかる腰痛が悪くなる予兆

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号戸田整形外科リウマチ科クリニック腰痛若い人の整形外科説明
Modic sign(モディックサイン)とはMRIで変形した腰椎の椎間板の上下の水分の量がすくなくって黒くなったり、炎症が起こって白くなる現象で慢性の腰痛症患者で良く見られます。Mu先生達の研究では肥満している人ではモディックサインが現れることが多く、モディックサインが現れると腰椎が不安定になりやすくなることがわかりました。 競技レベルが高いスポーツ選手ほど椎間板にかかる負荷が大きくなります。手束先生の解説では少し年齢の高いアスリートにおいてはMRIでModic signを伴う腰痛の頻度も高くなってきます。起床時の前屈時痛が特徴的です。場合によって脊椎内視鏡による手術をした方が良い場合があります。

肩こりのストレッチでは肩の端を手で押さえることがポイント。

06-6387-4114デスクワーク吹田市豊津町14番1号戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック肩こり説明
肩凝りとは首から肩に張っている僧帽筋に負担がかかっている固くなっている状態です。肩が凝ると頭を左右に倒す運動をする人が多いですが、それだけでは僧帽筋のストレッチにはなりません。筋肉を引き伸ばす時のコツはその筋肉が着いている部分にカウンター(逆方向の力)をかけることです。カウンターをかけることで強く伸ばすことができるのです。僧帽筋は肩甲骨の端に着いていますので、反対側の手で肩の端を下に押さえつけながら、頭を反対側に10秒間傾けましょう。

痛みに敏感になっている変形性膝関節症にはうつ病の薬が効く。

06-6387-4114吹田市豊津町14番1号変形性膝関節症戸田クリニック戸田整形外科リウマチ科クリニック説明
「痛み」が長く続くと、脳や脊髄などの中枢神経系に変化がおこり、「痛み」に対して敏感になります。 この変化を「中枢感作」と呼び、さまざまな治療によっても緩和されにくい「慢性痛」の原因の一つになります。Dahmani先生達の研究では178人の変形性膝関節症患者さんの痛みの度合いと中枢感作のスコアが比例し、うつ病、不安、および破壊的な思考に関する自覚症状とも正比例していた。 久米先生達は、43人の変形性膝関節症の患者さんを痛みに対して敏感になっている中枢感作の程度を知るためのCSIという質問表が30点以上を中枢感作ありグループ、30点未満を中枢感作なしグループに分けました。そして43人の患者さんにデュロキセチンといううつ病の薬を飲んでもらいました。その結果、中枢感作ありグループの改善率はすべての項目で中枢感作なしグループより明白に優れていました。解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝

ストレートネックは揺れる画面を見るから起きやすい。

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正常の人の七つある首の骨は前にゆるやかにカーブしています。しかし、スマホやコンピューターのスクリーンをよく見続ける人では骨の並びのカーブがなくなり、真っ直ぐになります。これをストレートネックと呼びます。ストレートネックの起きる原因はスマートホンなどの小さい画面を見て指先で細かい作業を続けるためには首から肩,肘を固定しようとして、クビの筋肉が緊張。これを続けると首の骨の並びが変わってくるからです。予防法としてはできるだけ顎を引いて画面をみるようにして頸の骨の並びのカーブを正常に保ちましょう。解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝

デスクワークでの肩こりの原因の多くは頭が前に傾くから

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人間に進化する前のサルの状態では4本足歩行の時には地面に支えられていた両腕の重みが二本足で歩くようになったせいで肩の筋肉で吊り下げるようになり、肩の筋肉にかかる負担が増えました。さらに、13ポンド(約6kg)もある成人の頭を立っている時は頸の骨で支えていますが、デスクワークでデスプレイを見るために顎が前に出て、頭の重心が頸の骨からズレた時には頭の重さは肩の筋肉が吊り下げなければなりません。このため、肩がこるようになります。皆さん、デスクワークの時は顎を引き、頭の重さが頸の骨の上に乗っていることを実感しながら作業をしましょう。解説:戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝