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- 変形性膝関節症説明
- 変形性膝関節症に対する膝のサポーターは、キツめに巻いた方が良いのか緩めに巻いた方が良いのかは研究されていませんでした。そこで僕たちは大腿とふくらはぎの太さを計り、85%の長さの位置と75%の位置でサポーターを止めた時の治療効果を比較しました。 17人の患者さんには大腿およびふくらはぎの周囲径の75%の長さにマークを付け、「このマーク位置まで面テープを引っ張って固定して下さい。」と指導しました。同様に17人の患者さんには85%の長さのマークの位置で面テープを止めてもらいました。17人の自由グループでは患者が快適な位置で止めて下さいと指導しました。 その結果、75%グループが治療前後で改善する指数が一番高かったです。以上の結果から巻くサポーターは少しきつめに感じる緊張度で巻く方が効果的であると結論しました 論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
膝のサポーターは少しきつく感じるぐらいが良い
- 変形性膝関節症説明
- 変形性膝関節症で主治医に「人工関節の手術をしなければ、将来寝たきりになる」と言われてもすぐに信じないようにしましょう。必ずセカンドオピニオンを聞きに行きましょうという話をさせていただきます 米国では財政赤字へ連邦均衡予算法が可決され、人工膝関節の医師へのドクターフィーの6割に引き下げられました。そうすると手術件数が約2倍に増えた。Bernstein先生らは医師が故意に症例数を増やして個々の減額分の穴埋めした可能性を指摘しています。つまり、人工関節にするかしないかはそれぞれの医師によって意見が違うのです 変形性膝関節症の人口は3080万人という報告があります。65歳で人工関節の手術を入れれば20年生きるとします。過去20年間に人工膝関節を受けた80万人が存命していることになります。つまり80÷3080=2.6%しか人工関節をいれていないのです。 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
変形性膝関節症に手術をするかどうか目の前の医師の意見に過ぎない
- 腰痛説明
- 歩く時に膝に一番負担がかかるのは踵が地面に着く瞬間です。この時に太腿の筋肉である大腿四頭筋が収縮して上に持ち上げてくれるので、膝にかかる負担が減ります。大腿四頭筋の筋力を筋トレで鍛えていると膝にかかる負担はさらに減りますが、筋力が衰えてくると膝にかかる負担が増え、痛みが出やすくなります。だから、変形性膝関節症では大腿四頭筋の筋トレが重要になってきます しかし、僕たちの研究では変形性膝関節症に指導した筋トレを1年後にも続けていてくれた患者さんはわずか31%でした。筋トレを継続するために家庭用体重計の上にトイレットペーパーを置き筋力を測り、「頑張ったからこれだけ筋力が増えた!」ことを実感して下さい。 なお、膝が痛くならないための体重計の上にトイレットペーパーを置いて計測した大腿四頭筋筋力の目標は男性では13.5Kg以上、女性では10kg以上です 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
変形性膝関節症を予防するための膝を伸ばす筋力の目標は女性で10kg
- 説明
- 年齢の変化で腰が曲がってくるのは骨粗鬆症の影響もありますが、背骨を支えている赤いコア筋(持続的に収縮)が痩せてくる影響もあります。ちなみに焼肉のロースは牛の背筋です。赤い筋肉は瞬発な筋トレではなく、姿勢を保つ筋トレで強くなります。 筋肉には白い筋肉と赤い筋肉があり、白い筋肉は素早い動きに関係するため速筋と呼ばれます。刺し身のヒラメは白く、ヒラメは危険を感じると速く逃げますよね。一方赤い筋肉は動きを持続することに関係します。マグロは止まると死ぬと言われています。赤みの魚ですよね。腰痛予防には赤い筋肉による持続的な動きを鍛えましょう。だから、素早く頭を持ち上げて背筋を伸ばす筋肉よりバランスボールの上で肘を立てて姿勢を維持するコアエクササイズがお薦めです。 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
腰痛予防には赤みのロースを鍛えよう
- その時の話題説明
- 俳優の佐藤蛾次郎さん78歳 が自宅の風呂の中で死亡しているのが見つかりました。死因は発表されていませんが、膝を伸ばす浴槽が増えて入浴中の死亡者が4倍になっています。現在、全国の入浴中の死亡者は年間1万4千人で20年前の4倍になっています。その理由の一つは西洋式の浅くて膝を伸ばす浴槽が多くなったからです。洋式の浴槽だと浴槽内で意識を失った時に足がツッカエ棒にならず、そのまま頭が水没してしまうからです。 なお、入浴中の死亡事故は、アメリカに比べて日本では大変多いです。その理由の一つは、アメリカ人はシャワーだけで済ませる人が多いので1週間に3回以上入浴する人は日本人ではほぼ100%ですが、アメリカ人では平均23%です。入浴の回数が多いことも日本では、入浴中の死亡事故の多い原因の一つです。 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝