貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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みかんの缶詰では肩こりに効くヘスペリジンは汁に含まれている

肩こり若い人の整形外科説明頸椎
みかんの缶詰では肩こりに効くヘスペリジンは汁に含まれているへスペリジンは蜜柑の外側の皮だけでなく果肉を包んでいる皮に着いている白いスジに多く含まれるフラボノイドの一種で,血管壁を柔軟にし,血管透過性を改善する作用をもつ物質で、ビタミンPと呼ばれています。血管透過性を良くするので肩こりにも効きます。しかし、ヘスペリジンは水に溶けにくいという欠点があります。ヘスペリジンはみかん缶詰のシロップを白濁させる原因物質です。だから、肩こりの人はみかんの缶詰を食べる時には汁も捨てずに、活用しましょう。解説:江坂の整形外科診療所 戸田形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

こうじ甘酒は肩こりにも効く可能性がある

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こうじ甘酒は肩こりにも効く可能性がある米麹(こうじ)は,麹と飯米を混ぜて一定時間加温して作られ,甘酒のほかにも日本酒,醤油,味噌などの原料として日本の食文化に欠かせません。最近は米麹が健康食品として注目されています。下間先生達の研究では皮膚弾力性が8 週目で米麹甘酒群は偽の甘酒を飲んだグループとくらべて明白に高く,肌の弾力性増加が示されました。また,毛穴たるみ率の変化量について,8 週目で米麹甘酒群は偽の甘酒を飲んだグループにくらべて明白に低かったです(下間早織,ほか:薬理と治療 .47: 1269-1276,2019.)。その理由は、麹甘酒にはコラーゲン線維が分解されるのを止めて弾力を保つためです。だから、麹甘酒は筋肉の弾力を保つので肩こりにも効く可能性が高いです。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

こうじ甘酒は酒でもアルコールは含まれていない

肩こり若い人の整形外科説明頸椎
こうじ甘酒は酒でもアルコールは含まれていない「うれしいひなまつり」という童謡に「少し甘酒めされた赤いお顔の右大臣」という歌詞があるので、甘酒にはアルコールが含まれているイメージがあります。確かに酒粕から造る甘酒にはアルコールが1%ほど含まれています。しかし、麹(こうじ)甘酒は“酒”という文字がつきますが、アルコール成分は含まれていません。肩こり患者さんに麹甘酒を勧めると「私はアルコールがだめなんですね」とおっしゃる方がいますが、ご安心下さい。解説:江坂の整形外科診療所 戸田形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

肩こりに対する注射は水分補給で筋肉の脱水状態を改善するから効く

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肩こりに対する注射は水分補給で筋肉の脱水状態を改善するから効くトリガーポイント注射(筋肉の痛み所に打つ注射)は量が多ければ良いというものではありません。竹川先生は、肩こり症に対してエコーと見ながらトリガーポイント注射を1部位あたり10mと5mlを使用した場合の治療成績を比べました。その結果、10mと5mlの間で明白な差はありませんでした(竹川克一:日本整形外科超音波学会会誌.29: 90-96,2018.)。肩こりや腰痛に対するトリーポイント注射は血液の巡りが悪くなった筋肉は酸素が行き渡らなくなり、凝っていると同時に脱水の状態になっていると考えられます。このため生理的食塩水と同程度の浸透圧の麻酔薬を注射し、局所の浸透圧が低下させれば、症状が改善すると考えられます。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

こうじ甘酒を飲みながら運動すると脂肪が効率的に減る

肩こり若い人の整形外科説明
こうじ甘酒を飲みながら運動すると脂肪が効率的に減る麹(こうじ)甘酒は低カロリーで栄養価が高く、ビタミンBl,ピタミンB2ピタミンB6,葉酸, 食物繊維,オリゴ糖や,システイン.アルギニン,グルタミンなどのアミノ酸. ブドウ糖が含まれています(倉橋敦ほか:日本醸造協会誌, 112: 668ー674, 2017)。米麭に含まれるビタミンB2およびアルギニンは脂質代謝を促進する効果が確認されています。樫村先生達はラットに米麹甘酒を投与した後、持久的運動を実施させれば、骨格筋におけるヒドロキシアルCoA脱水素酵素が活性し、脂質代謝が充進されることを報告しています。つまり、麹甘酒は運動と組み合わせることで脂肪を効率的に燃焼させることがわかりました。 論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝