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- ホンマでっかネタ説明
アメリカで6万8,000人以上の女性を16年間追跡したNurses Health Studyに参加した女性の一部を対象に行われた調査では、1日5時間以下の睡眠の女性は7時間/日の人に比べて32%も肥満(体重にして15kg)でした。その理由は、睡眠時間が短い人ほど、食欲を促進する「グレリン」というホルモンの分泌が多く、反対に、食欲を抑制する「レプチン」というホルモンの分泌が少ないからです。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝 https://www.e-kango.net/selfcare/aroma/sleep/vol9.html
睡眠時間7時間以上の人は太りにくい
- 説明
くるぶしの上には脂肪がついている人は少なく、皮膚の下すぐに血管や神経が通っています。また、服で覆われていないことが多いので気流や冷えにさらされやすく、かつ敏感であるため、足のくるぶしと後頭部は部屋の温度や気流の変化を敏感に感じ取ります(Huda et al:.日本建築学会環境系論文集 . 68 巻 574 号 21-28,2003)。だから、冷え症の方はくるぶしを冷やさないようにしましょう。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
くるぶしは温度や気流のセンサーである
- 説明
皆さん、思春期の骨はどの部分が伸びると思いますか?多くの人が関節の軟骨が骨に変わって骨が伸びると思っておられるでしょう。でも関節の軟骨と骨になる軟骨は別物なんです。軟骨はまず真ん中の部分に血管が入り込んでカルシウムが沈着して骨になります。思春期には軟骨は骨の一番端と端の手前だけに残ります。手前の軟骨が分裂して骨を伸ばします。端の軟骨は関節の軟骨になり、関節の動きを滑らかにします。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
骨はくるぶしが伸びる
- 筋肉トレーニング老化説明
40~89歳の女性285名を対象にした調査では、片足立ちテストと体の横揺れの度合いは膝を伸ばす力と比例しました(糸井亜弥ほか神戸女子大学健康福祉学部紀要 .10: 69-80,2018.)。このため、転倒予防のため平衡能を確保する上で、膝を伸ばす力を鍛えることが重要だと考えられます。ひざを伸ばす筋肉を大腿四頭筋は速い動きをする白い筋肉の割合が多い筋肉です。だから、歳をとってからの運動もゆっくりした動きだけではなく速く動く運動も取り入れましょう。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
膝を伸ばす筋肉は速い動きをする白い筋肉の割合が多い。ハードな運動をしよう
- スポーツ説明
日本では、和式のトイレがへりましたが、ネパールやインドにバス旅行するとアジアン・スクワット・トイレットしかないそうです。日本の小中学生 54000人を対象として実施された運動器検診では,全体の約10 %の児童および生徒がしやがみこみ動作が不可能だったそうです(帖佐悦男: Jpn J Rehabil Med, 55 : 9ー13,2018)。しゃがみこみができないのは股関節を外側に開く筋肉が短くなっていることが多いので、股関節と膝をまげて反対側の足首を太腿の上に乗せ反対側の太腿を体に引き寄せるストレッチが効果的です(田城翼ほか理学療法科学.33: 935-940,2018)。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝