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- 変形性膝関節症説明
- 1)膝が痛くなると外反母趾になる 2)浮き趾になると蹴り出しができない 3)クッション付き五本趾靴下の付け方 4)足の趾の運動 5)研究結果
クッション付き五本趾靴下の効果について
- その他
- 病院に行った時に他の患者さんが触って細菌が多い物はなんでしょうか?国内のある大学では、小児科の待合室にある本とおもちゃについている細菌を調べました。その結果、細菌に汚染されたおもちゃは片手で持てるものが66.7%、片手で持てないものが0.0%でした。また、本の中で細菌が検出された部位の比較では、見開き部分が62.5%であり、圧倒的に多かったです(林亮ら:順天堂保健看護研究 .4: 30-34,2016)。だから、病院で本を読む時は見開きをはずして読みましょう。 論文の解説:江坂の整形外科診療所、戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
病院の待合室では片手で持てる物、本の見開きの雑菌に注意
- その他
- なぜ、中年女性は外反母趾になるのでしょうか?年齢の変化によって女性はО脚変形になってきます。О脚になると、脚を内側に回すように歩きます。脚を内側に回すとそれにつられて足も内側に回ります。そのため、足の親指にかかる重心がかかるので外反母趾が強くなり、足の裏の横向きのカーブが押しつぶされます(清水新悟ほか:靴の医学.24: 90-93,2011)。その状態で我慢して歩いていると、ひざの治療によって膝の痛みが楽になった後にも外反母趾と横軸アーチの低下は残り、それが歩行困難の原因となり、脚の筋力を低下し、ひざにかかる負担が増え、また膝が痛くなるという悪循環が生じます。だから、長い間膝の痛みのある患者さんでは外反母趾や足の横アーチの矯正も必要となります。詳しくは,有限会社 戸田メディカルエビデンスのHP http://toda-medical.com/wp-admin/ 論文の解説:江坂の整形外科診療所、戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
外反母趾の対策には足の裏の横向きのカーブを取り戻そう
- 筋肉トレーニング
- 長時間立っている仕事では、右の足に重心を乗せたり、左の足に重心を乗せたりして足を休めますよね。このような立ったまま体重移動をするときには腰の筋肉(多裂筋や最長筋)とともに骨盤と腰の骨をつないでいる腸腰筋が働いて、体をまっすぐに保ったまま重心移動することができます(野口翔平ほか.Sportsmedicine.28:7-12,2016.)。腸腰筋は太ももを高く挙げる足踏みで鍛えられます。だから、長時間たっている仕事をしている人は時々、腸腰筋を鍛える目的で足踏みをしましょう。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝
長時間の立ち仕事をする人は、太ももを高く挙げる足踏みをしましょう
- 腰痛
- テニスボールをコロコロころがすマッサージが流行っています。当院に来た40歳の女性は友達の柔道整復士の人から腰痛の治療としてテニスボールを背中に敷いてころがす方法を教えてもらったそうです。お尻の筋肉もマッサージすると気持ち良いのでやっていると、しだいに右足がしびれてきて戸田整形外科リウマチ科クリニックにこられました。お尻に梨状筋(りじょうきん)という坐骨神経の上を通っている筋肉があり、この筋肉をテニスボールでおさえたため起こってきた坐骨神経痛だと僕は診断しました。テニスボールマッサージはおしりの筋肉に行ってはいけません。(この話はご本人の許可を得てホームページに掲載しています。)江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 大和大学整形外科非常勤講師 戸田佳孝