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- 変形性膝関節症若い人の整形外科装具説明
- あたり前の話ですが、転倒を防ぐためには転倒しそうになる突然の揺れからバランスを立て直せば良いのです。Brauer先生達の研究では普段から運動している高齢者は運動していない高齢者に比べて突然の揺れに対してバランスを素早く立て直せたそうです。 マサイ族は槍だけでライオンを倒す人達で身体能力がとても優れています。Nigg先生達はマサイ族の伝統的な履物である船底型の靴を履いてもらいました。その結果、バランス能力が改善し、中等度の重症度の患者さんで症状が軽快しました。このようにバランス能力を保つことは転倒予防にも変形性膝関節症の予防にも役立ちます 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
普段バランスの悪い靴を履いていると転倒しにくい?
- スポーツ若い人の整形外科説明
- 戸田克広先生によると足が柔軟であると地面の微妙な傾斜、凹凸を感じやすくなります。片方の手で足の根本を押さえながら足の指を横に揺らす、回す、引っ張る運動をするとゴルフが上達すると言われています。他のスポーツでも上達すると思います。 また、サッカーのキック力、バレイのルルベなど足首の可動域を広げることは様様な運動の上達に欠かせません。山崎先生達によると自分自身で足を前から押しながら踵を引っ張りテコの原理を使った運動が簡単で効果的な足首の可動域増強運動だそうです。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
スポーツ上達のための足のストレッチ
- 筋肉トレーニング説明食事療法
- 鶏の胸肉には、筋肉をつくるのに欠かせないたんぱく質が豊富で脂肪が少ないだけでなく、「カルノシン」という成分が多く含まれています。筋トレを行うとき、体は酸素をあまり使わずに、筋肉に貯えておいたグリコーゲン(糖質)を分解してエネルギーを作ります。この運動を「無酸素運動」と言います。無酸素運動では老廃物である「乳酸」が筋肉に貯まります。このため、からだが酸性に傾いて筋肉の収縮力が弱くなり、疲労が起こります。しかし、鶏の胸肉を食べておけばカルノシンが酸性に傾いた筋肉を中和してくれるので、運動を持続させたり疲労を感じにくいです。実際、マウスを長時間泳がせた後、カルノシンを与えた場合と与えなかった場合を比較しました。その結果、カルノシンを与えたマウスは長い時間泳ぐことができ溺れなかったそうです。 二つ目におすすめなのがブロッコリーです。なぜなら、病的な血管がつくられるのを防いでくれる成分「スルフォラファン」が豊富に含まれているからです。 年をとると、血管の壁が薄くてもろい微小な血管が、からだの中にたくさんできます。これを医学的には「病的血管の新生」と言います。 この病的血管の新生が、関節の痛みに悪影響を及ぼしています。なぜなら、血液の中の炎症を起こす物質が病的血管の薄い壁から漏れ出し、炎症を強めてしまうからです。まるで不良品の石油のパイプから石油が漏れ出し、爆発が起こるようものです この病的血管の新生を防いでくれるのが、ブロッコリー、•白菜などのアブラナ科の野菜に多く含まれるスルフォラファンなのです。とくに、ブロッコリーの新芽にはスルフォラファンが多く含まれます。ですから、関節が痛む方には意識して摂ってほしい食材です。 #江坂 #整形外科 #変形性膝関節症 #鶏 #胸肉 #アブラナ科 #ブロッコリー #戸田佳孝
筋トレをする時には鶏の胸肉。関節が痛む時はブロッコリーを食べよう
- 腰痛説明骨粗鬆症
- 腰痛の原因をMRIだけで診断して手術するのは大変危険です。誰でも年齢の変化で椎間板が神経を圧迫や、神経の管が狭くなっているからです。だから手術しても腰痛が残ることがあります。手術が期待外れになることを腰部成績不良症候群(FBS)と言います。最近、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症に対するレーザーによる日帰り手術というのを聞くことがあります。伊東先生は若い人の椎間板ヘルニアはレーザーで蒸発して治るが、それ以外の人は坐骨神経痛が再発して多数回手術になる可能性があると述べています。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
腰の手術を何度も受けなければならい患者さん
- 筋肉トレーニング説明
- 月の下旬頃から体がだるいなどの夏バテに似た症状が現れることがあります。 これを「秋バテ」と言います。朝夕冷えてきたのに冷房や夏の服を着る習慣が抜けきれず、結果自律神経が乱れることによる体調不良を来します。 症状は肩こり、頭痛、目まいや立ちくらみ、気分の落ち込みやだるさ、夜眠れない、胃が重い、食欲不振が挙げられます 自律神経障害にはヨガが効果的です。その中でも猫と牛のポーズを形どったキャッツ&カウは背筋の緊張を和らげ自律神経を整えてくれます。手と足を肩幅に開き四つ這いの姿勢になります。この姿勢からおへそをのぞき込むように頭を丸めこみ、みぞおちを上に引き上げられるように背中を丸めて背骨を動かしましょう。この時に肩甲骨同士を離すように背中の筋肉をほぐします。今度は腰を反らせて肩甲骨を寄せるように背骨を反らす動作を朝夕2分間繰り返すしましょう。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝