ニュースNews
- その時の話題説明
- 8月20日に東京都渋谷区で母と娘が少女に刺された殺人未遂事件で、現場近くの料理店で働く女性従業員(26)が事件の状況を詳細に証言しました。この女性従業員によると、母親は事件直後、路上で倒れていた娘をきづかい、「大丈夫? どこを刺されたの?」と呼びかけていたそうです。 西峯先生らによると子どもへの思い(不安、心配)とショックによる脳灌流の低下を招き、動機、めまい、ひどい場合心臓停止などのパニック障害がでてくると書いています(西峯育枝ほか: Emer Log.33:40-45,2020)。 日陰先生らによるとパニック症を持っている母親が事故に遭った時にそれを知った救急隊員がまず子供の病状を伝えることによって発作はでなかったと報告しています。パニック障害には一般的には抗うつ剤が使われますが、吉田先生らによると、1日1回自分の飲みやすい時間に飲める薬も出ています(吉田早苗:臨床精神薬理.18: 593-597,2015 論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
母子の事故では,まず母親に子供の状態を知らせないと最悪心停止になる
- ダイエット若い人の整形外科説明
- 国内のある大学の研究では、11人の健康な人に食べ物の塊が無くなるまでよく噛んでから飲み込んだ時と塊でも飲み込んでとにかく早食いした時で食後の体温上昇で失われる熱量を比較しました(濱田 有香ほか:体力科学.65: 287-295,2016.)。300kcalの食事をしてもらった場合、早食いをした時はゆっくり噛んで食べた時より食後に失われる熱量は、10kcalも少なかく、不眠になりやすかったそうです。 その理由はゆっくり食べた方が胃や腸が活動する時間が長いので、胃や腸の運動でエネルギーが消費されるからです。これを成人男子が1年間に食べる食事の量に置き換えると10800kcalの差となり、体脂肪の量では1.5kgに相当します。早食いする人はゆっくり食べる人に比べて1年で1.5kgの脂肪が貯まります。 また、閉経後の女性を対象に日常生活の中で,「4週間の間、進んで体を動かすようにしてください」と頼んだ「できるだけ動こう」グループ15 名と今までの生活を維持する「今まで通り暮らす」グループ15 名とに分類しました(枝元香菜子ほか:体力科学.64:485-492,2015.)。その結果、「できるだけ動こう」グループでは4週間前より1日の歩数が平均600歩増え、動いている時間が1日平均5分増え、1日の消費カロリーが15kcal増え、空腹時のコレステロール値が統計学的明白に落ちました。このように「体をできるだけ動かそう」と思い続けるだけでも生活習慣病の予防に役立つのです。 論文の解説 江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
肥満予防には食事はゆっくり食べて、できるだけ体をうごかそうと意識しよう
- スポーツ説明
- 今回も関西医療大学の増田先生に教えてもらいました。↓皆様はチャンピオンズTシャツというものをご存知でしょうか? 決勝戦を勝ち抜いて晴れの優勝セレモニーで着用するものです。有難いことに私も数点保有しております。 選手・スタッフがサインを記して下さったものもあります。眺めるだけでエネルギーを頂ける宝物です。 このシャツはサプライヤーさんが準備して下さるのですが、考えてみますともし決勝戦で敗退してしまうと、哀しいかな『無用の長物』になってしまうのです。 このチームは何と私が帯同させて頂いた3年間続けて決勝戦で敗退してしまったのです、まさに『無冠の帝王』、涙・涙…。 私の教え子がトレーナーとして帯同していたこのメジャーリーグの某チームは、ポストシーズン用にこのシャツを作成したものの、まさかまさかの初戦敗退…、逆に貴重な品物になったのかも知れません。しかし彼はワールドシリーズ制覇を2回経験し、チャンピオンズリングを2つも持っているのです。選手だけでなくスタッフもその貢献を重く大きく認めてくれているという名誉の証でしょうね。 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝 #江坂 #整形外科 #江坂整形外科 #サッカー #フットサル #チャンピオンTシャツ
サッカーチャンピオンズTシャツ
- その時の話題説明
- 北九州市で女子高生と母親が刃物で刺された事件で、容疑者とみられる少年が列車事故で死亡しました。女子高生は、この少年とGPS機能付きアプリで交流していて、「連絡を取るのをやめたところ、その機能で少年に住所が特定された」などと周囲に話していたということです。僕はこの事件はデートDVの一種だと考えます。デートDVとは結婚していない男女間に起こる暴力や暴言であり、「愛しているなら、相手が自分の思いどおりになるのが当然」と考え、コントロールしようとする態度や行動のことを指します。 恋愛初心者の男性は女性との距離間を理解できず、また思春期の女性は傷つき易いためでしょうか。高階先生たちの調査では「これぐらいならデートDVには当てはまらないだろう」という許容範囲は男性の方が女性の方が広く、デートDVを予防するには、恋愛関係の中に潜む暴力に対する認識を高める必要があると述べています。今回の場合は、GPS機能付きアプリで交流がその原因となった可能があります。また、かんすい先生達の調査ではSNSの発展に伴い、「デジタル」暴力が増え、加害者が被害者をコントロールする暴力の構図を助長して、被害者の認識と比較し、加害者がデートDVをおこなっている認識は低かったです。 今回の事件を通じて、特に10代の女性には表情や語調がわからないSNS中心の恋愛はデートDVが起き易いこと、また恋愛経験の少ない若い男性は暴走する危険性があることを認識してもらいたいと僕は思います 論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
表情や語調がわからないSNS上の関係ではデートDVが起き易い
- スポーツ若い人の整形外科食事療法
- 関西医療大学の増田教授に教えてもらいました。今回も『海外遠征』食べ物ネタあるあるです。「ここだけは無理…」あそこを耐えられればどこでも大丈夫!」というところはどこや??と考えたのですが、生来の口の卑しさ故か?あまり思い浮かびません。↓社会主義崩壊直後のあの国も、市街地から5時間以上バスに揺られての南米某地も全く問題なかったです。あ…、あの国のあそこだけは…。 お断りしておきますが、30年程前のお話ですし、今はものすごく発展はしていると思います。我々が宿泊した施設も現在では無くなっているみたいです。噂では軍の施設だったみたいですが。部屋に入ったらまず大きい音に驚きました。エアコンじゃなくてクーラーだったと思います。温度は下がりますが風に湿気がバッチリ残っていて…。 食事は冗談じゃなくて3食ほぼ同じメニューでした。 ネギと卵が具オンリーの焼き飯。菜っ葉だけが具の焼きそば。あとは何も具のない饅頭(まんとう)に… かの国風の豚の角煮が毎食ついており、「それを挟め」という事らしいんですけど、八角なんでしょうかね??風味がきつ過ぎて。 あとですね、鳥の足の煮付けが…。私自身は大分県で食した経験があって大丈夫でしたが。 最も大きい問題点は↓大会本部から支給されたミネラルウオーターでして、何とミント入り!ぬるいやつは、さすがの私でも無理でした。表現が良くありませんが、歯磨きの後の水みたいで…。これも開催チームの作戦だったんでしょうか?? 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝