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- 未分類説明
- 薬は副作用が心配だから、辞めたいという患者さんが多いですが、高血圧の人は薬を毎日飲んでおいた方が良さそうです。小山先生達の研究では救急車で運ばれてきた脳梗塞患者では65歳以上75歳未満の前期高齢者群でも75歳以上90歳未満の後期高齢者群でも90歳以上の超高齢者群でも持病は高血圧が多かったと発表しておられます。その理由は高血圧の状態が続くと脳の血管に負担がかかり弾力性が失われて硬く脆くなったり、プラークができて血管がつまりやすくなるからです。実際、最高血圧が160mmHg以上の人はそれ以下の人に比べて3.46倍の確率で脳梗塞を発症します.解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
高血圧治療薬は毎日飲んだ方が良い
- 未分類説明
- 以下はアメリカの情報雑誌GQという雑誌の「誰が、ビン・ラディン氏のもとへ導いたか」からの抜粋です。2010年4月ごろアメリカ中央情報局CIAから指令を受けたパキスタン人医師アフリディ氏はビンラディン氏が所有する邸宅の玄関にその家の子供を呼び出し、ポリオの生ワクチンを飲ませ、子供の特徴を記録しました。1年後の2011年4月21日アルディ医師はこの邸宅に地元の看護師を派遣し、ビンラディン氏のDNAと一致するか判定するシートを肝炎ウィールスの判定シートだと偽って「子供の腕から血液を1滴採取し、シートに垂らし、現れた線が1本なら陰性で、2本なら陽性です。陽性ならば肝炎ワクチンは接種せずに帰って来なさい」と指示しました。実は2本ならばビンラディン氏のDNAと一致していることを示していました。つまり、ポリオワクチンで安心させておいて、肝炎ワクチン検査だと称して、ビンラディン氏の居場所を特定したのです。そして2011年5月2日にビンラディン氏はこの屋敷で暗殺されました。以来、ビンラディン氏の信奉者にとってポリオワクチン接種チームはアメリカの偵察隊だと主張し、子供への生ワクチン投与を拒否する地域があります。このためポリオ撲滅はそう簡単には実現しないと僕は考えます。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
ポリオ(小児麻痺)が世界から撲滅できない一つの理由。
- 五十肩筋肉トレーニング説明
- 4本足で歩く動物では前足の重みは地面が支えています。でも、2本足で歩く人間の腕の重さは肩が吊り下げています。これが四十肩や五十肩です。移動中の楽な姿勢は、肩関節が吊り下げている腕の重みを軽くしてやることです。まず、自動車を運転して移動する時は、シートを前にして、肘を締めて肘を体につけてハンドルを持ってください。肘を体につけると肩にかかる腕の重みが軽くなります。次に、新幹線で移動する時は、肘掛けや座席のテーブルに肘を置きましょう。肘を置く部分は弾力があり、円形の方が良いので、タオルを肘掛けや座席のテーブルの上に敷いた上に肘を置く方がなお良いです。 また、自分の腕の重みを肩だけに負担させないために地下鉄などで座る時には少しふんぞりかえって座り、鞄などを横腹の上に置き、その上に腕を乗せましょう。そうすれば、腕の重みが横腹に逃げて、肩にかかる負担が減ります。握り棒をもつ時などは、なるべく肘を締めて肘を体に近い位置にして持ってください。肘を締めることで、引っ張られる力が肩にかかるのを軽減します。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
五十肩になった時の車の運転や列車に乗る時の楽な姿勢について
- 装具説明
- 皆さん、歯が痛くなった時に痛い歯の表面の皮膚をおさえますよね。あれは広い範囲で触る弱い刺激が小さい範囲から出ている痛みの強い刺激をかき消してしまうという脳の仕組み(ゲートコントロール)があるからです。痛み止めを飲むと胃を荒らすなどの副作用がありますが、痛い部分を広範囲に圧迫しても副作用はありません。膝が痛む時にも食器洗いのスポンジなどを3✕3cm(指の3本分ぐらいの広さ)に切って痛む部分(多くは内側)に貼り、その上からサポーターを巻いて圧迫すれば、副作用なく痛みが少し楽になります。お試し下さい。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
膝が痛む時はスポンジで痛い部分を圧迫しよう
- 変形性膝関節症説明関節内注射
- 2023年3月25日放送の日本テレビ系列「世界一受けたい授業」という番組で重症なアレルギーであるアナフィラキシーの話題が放送されていました。整形外科領域では痛み止めであるボルタレンの入ったヒアルロン酸であるジョイクルによるアナフィラキシー反応が問題になり、ジョイクルを使用しない病院も多いです でも、MRIが普及するまでの昭和期の整形外科医は膝関節造影検査の際、ヨードを含んだ造影剤ウログラフィンを使っていました。このため、しばしば気分が悪くなられるアナフィラキシー反応を経験しましたが、誰も慌てることなく、血圧を測り、アドレナリンを太腿の筋肉に注射し、脚を挙げて血液を脳に送る処置を行えば、殆どの患者さんが回復していました。言い方は悪いですが↓アナフィラキシーを怖がっていれば、膝の専門医は務まるか?という時代でした。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝