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- 筋肉トレーニング老化説明
平松先生達は高齢者、転倒予防、足の3つのキーワードで文献を検索しました。その結果、足関節の柔軟性は高齢者の転倒予防に報告している文献が複数あった。このため、彼女らは足の運動,適切な履物の選択など多角的なフットケアが転倒予防には重要であると述べています(平松知子:看護研究.42:233-244,2009.)。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
足首を柔らかくしておかないと転けやすくなる
- 変形性膝関節症説明
肋骨と背骨の繋ぎ目は歳をとっても変形性関節症にはなりにくいです。その理由は肋骨が呼吸によって常に動かされているからだという説があります。だから、膝や股関節も貧乏ゆすりでよく動かせば変形性関節症になりにくいと考えられます。しかし、三谷先生らは変形性股関節症の軟骨のすり減りを予防するための貧乏ゆすり体操が有効であるが、理想的には1日2時間行う必要があると書いておられます(三谷茂ほか臨整外.52:213-218,2017.)。毎日、2時間も貧乏ゆすりするのは少しきついと感じるのは僕だけでしょうか?論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
いくら変形性関節症予防とはいえ、1日2時間の貧乏ゆすりは長い?
- 説明関節リウマチ
関節リウマチの特徴的の症状としては、朝の関節のこわばりがあります。これは朝起きてしばらくの間、関節が動きにくい症状のことです。Hayer先生達はこわばりのでているマウスの関節は顕微鏡所見を調べました。その結果、初期のリウマチでは、関節の中よりも腱の周りの滑膜の炎症が強く、腱が炎症で動きにくくなることがこわばりの原因である可能性が高いと報告しました(Hayer S, et al. Arthritis Rheum 56:79-88,2007)。ちなみに英語で腱はTENDON(天丼)と言います。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
関節リウマチというが、初めは関節ではなく腱の滑膜炎から始まる
- 老化説明
Cauley 先生達の研究では骨粗しょう症で股関節を骨折すると死亡率が6.7倍上がり、腰椎を骨折すると死亡率が8.6倍上がりました(Cauley JA et al:Osteoporos Int 11:556-561,2000)。逆に、股関節と腰の骨の骨粗しょう症を予防すれば死亡リスクを8分の1に減らすことができます。寿命骨粗しょう症の検査は手や踵の骨で行われますが、それでは不十分でDEXA(デキサ)という機械で腰椎と股関節の骨で行うべきです。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
骨粗しょう症の検査は腰椎と股関節の骨で行うべきであり、手や足では不十分
- 説明関節リウマチ
新型コロナウイルスはACE2という受容体を足掛かりに体内に入ってきますが、Keswani先生らによるとACE2受容体が喘息などのアレルギー反応を起こしやすい人だと減っていました(Keswani A et al: Ann Allergy Athma Immunol 126:89-104,2021)。関節リウマチも自分の関節軟骨を外部から来た敵と間違えて攻撃してしまう病気であり、喘息やアトピー性皮膚炎と同じアレルギー性の病気です。戸田クリニックに通院されている関節リウマチの患者さんは200人ほどいますが、誰もまだ新型コロナウィルスに感染されてはいません。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝