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- ホンマでっかネタ説明
- アメリカのシカゴ大学の研究によると、長生きするのは秋生まれで、短命なのは春から初夏生まれだということが分かりました。1880年から1895年に生まれたアメリカ人1,500人とその配偶者と兄弟12,000人の生死のデータを調査。遺伝的な寿命の長さや経済的影響を考慮して、兄弟と同じような生活環境に住んでいるひとを比較しました。その結果、100歳かそれ以上生きたひとの多くが9月から11月の間に生まれているということが判明したのです。逆に、100歳まで生きたひとがいちばん少なかったのは3月から7月生まれのひとでした。とくに3月、5月、7月は9月から11月と比較して100歳以上生きる確率が40%以下でした。この結果について研究者のひとりであるレオニード・ガブリロフは「母体が季節による感染症に感染することも胎児の成長に大きく影響を及ぼしている可能性があります。さらに、秋の過ごしやすい気候が赤ちゃんに余計なストレスをかけずに健康に育つためではないか」と述べています。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝 https://magazine.gow.asia/column/life/2257/
秋生まれの人は長生きしやすい
- ホンマでっかネタ説明
- アメリカで6万8,000人以上の女性を16年間追跡したNurses Health Studyに参加した女性の一部を対象に行われた調査では、1日5時間以下の睡眠の女性は7時間/日の人に比べて32%も肥満(体重にして15kg)でした。その理由は、睡眠時間が短い人ほど、食欲を促進する「グレリン」というホルモンの分泌が多く、反対に、食欲を抑制する「レプチン」というホルモンの分泌が少ないからです。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝 https://www.e-kango.net/selfcare/aroma/sleep/vol9.html
睡眠時間7時間以上の人は太りにくい
- 説明
- くるぶしの上には脂肪がついている人は少なく、皮膚の下すぐに血管や神経が通っています。また、服で覆われていないことが多いので気流や冷えにさらされやすく、かつ敏感であるため、足のくるぶしと後頭部は部屋の温度や気流の変化を敏感に感じ取ります(Huda et al:.日本建築学会環境系論文集 . 68 巻 574 号 21-28,2003)。だから、冷え症の方はくるぶしを冷やさないようにしましょう。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
くるぶしは温度や気流のセンサーである
- 説明
- 皆さん、思春期の骨はどの部分が伸びると思いますか?多くの人が関節の軟骨が骨に変わって骨が伸びると思っておられるでしょう。でも関節の軟骨と骨になる軟骨は別物なんです。軟骨はまず真ん中の部分に血管が入り込んでカルシウムが沈着して骨になります。思春期には軟骨は骨の一番端と端の手前だけに残ります。手前の軟骨が分裂して骨を伸ばします。端の軟骨は関節の軟骨になり、関節の動きを滑らかにします。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
骨はくるぶしが伸びる
- 筋肉トレーニング老化説明
- 40~89歳の女性285名を対象にした調査では、片足立ちテストと体の横揺れの度合いは膝を伸ばす力と比例しました(糸井亜弥ほか神戸女子大学健康福祉学部紀要 .10: 69-80,2018.)。このため、転倒予防のため平衡能を確保する上で、膝を伸ばす力を鍛えることが重要だと考えられます。ひざを伸ばす筋肉を大腿四頭筋は速い動きをする白い筋肉の割合が多い筋肉です。だから、歳をとってからの運動もゆっくりした動きだけではなく速く動く運動も取り入れましょう。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝