貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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ケール入り青汁は加齢による睡眠障害を改善する

老化
ケール入り青汁は加齢による睡眠障害を改善する加齢に伴い「寝っきが悪い(入眠潜時の延長)」「夜中に目が覚める(中途覚醒)」「朝早く目が覚めてしまう(早朝覚醒)」の症状が増加します.これらの変化にはメラトニンというホルモンの分泌が減ることによって起こります。メラトニンはトリプトファンからセロトニンを経て体内で合成されます.機能性食品としては,材料であるL-トリプトファン(就寝前3 g/日)を摂取することで,メラトニン合成が進み,入眠潜時が短縮します。ケール(寒さに強いキャベツの一種)にはL-トリプトファンが多くを含まれています。ケール含有青汁を3 年以上摂取した者の身体機能年齢を同世代者と比較した成績では,自覚症状スコアでは「眠りが浅い」が有意に改善さたという研究があります(Tarumizu C, t al. : Glycative Stress Res 3 : 81-90, 2016)。だから、睡眠の質の悪い人にはケール入り青汁がお薦めです。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

男60歳過ぎたら、タマネギ1日半個食べて男性ホルモンをアップさせよう

老化説明
男60歳過ぎたら、タマネギ1日半個食べて男性ホルモンをアップさせよう男性ホルモンのテストステロンの分泌は20歳代でピークとなり,その後は加齢による精巣の萎縮とともに徐々に低下します。女性でのエストロゲンの変動と比べると低下は緩やかである。テストステロン値が高いほど加齢に伴って増加する肥満,動脈硬化,糖尿病などの生活習慣病に抑制的します。また、テストステロン低下は骨粗鬆症とも関連します(大中佳三:Clinical Calcium.27:947-954,2017)。タマネギに含まれる含硫アミノ酸がテストステロンを上げることがわかっています。男性が60歳を過ぎたらタマネギ1日半個食べましょう。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

高齢者は週に1回運動するだけで転倒予防になる

老化
高齢者は週に1回運動するだけで転倒予防になる高齢者の方に運動しましょうと薦めると、「この歳になって筋肉はつかないでしょう」と答える方がいます。しかし、高齢者に対して3ヵ月間、週1回、柔軟体操、レジスタンストレーニング、ウォーキングやエアロビックダンスを混ぜた約50分の運動を実施した研究があります(建部貴弘ほか:健康医療科学研究.7: 1-12,2017.)。その結果では、転倒予防度や総合的な歩行能力を反映する 10m 障害物歩行の測定値は運動教室参加前後で明白に短縮しました。つまり、週にたった1回の運動であっても高齢者の転倒予防に役立つので、是非運動して頂きたいです。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

土踏まずをテープで引っ張り上げれば冷え症が楽になる

老化
土踏まずをテープで引っ張り上げれば冷え症が楽になる年齢の変化で血管が細く弱くなってくると心臓から一番遠くて一番地面に近い足の裏で血液は溜まり、冷たくなってしまいます。これが冷え性の原因です。そのため、テープで土踏まずを底上げして血液の戻りを良くしてやりましょう(ニチバンホームページ:http://www.battlewin.com/self_taping/middleage_oldage.html)。ポイントは、土踏まずを持ち上げるように軽く持ち上げて貼ることと歩行時の違和感を防ぐため足の甲の部分は空けることです。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

高齢者は電話での相談より相談に行ける場所を必要とされています

老化
高齢者は電話での相談より相談に行ける場所を必要とされています都会の団地の高齢化が進んでいます。僕も名医のTHE太鼓判(TBS系列)の毒蝮三太夫の出張ドクターのコーナーで団地に住む高齢者の方々を訪問し、何が必要かを考えるようになりました。団地に住む455人の高齢者に「どんなサービスがあったら良いと思うか?」と聞いた調査では26%の人が「いつでも相談に行ける場所がある」をあげ,17%の人が「いつでも気軽に行けて話ができる「たまり場』がある」をあげました(加藤憲ほか:日本ヒューマンヘルスケア学会誌.1:33-41,2016.)また、男性は女性と異なり相談するために電話ではなく,行ける場所があることの要望が老いの評価と関連していました。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝