貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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ニュースNews

サッカー選手と喫煙

スポーツ若い人の整形外科説明
今回も関西医療大学の増田教授に教えてもらいました。私の職場の『サッカーおたく部屋』の一角には頂いた小物類を詰め込んだ棚があります。 その中にルーマニアで頂戴した人形軍チームがいます。皆タバコを咥えています。 動画サイトを見ますと、昔のテレビ番組は喫煙シーンが非常に寛容に扱われていましたね。アスリートも現在とは比較にならない程愛煙家が多かった様です。 地元開催のワールドカップで優勝した当時の西ドイツ代表選手が葉巻をくゆらせています。こんな写真もオープンになっていた時代です。 決勝で対戦したオランダ代表のスーパースター:ヨハン・クライフ選手も現役時代からヘビースモーカーであったらしいですが、そのせいで心蔵を悪くしてバイパス手術を受けたらしいです。 さすがに禁煙を決意し、ベンチではタバコの代わりにキャンデーを口にされる様になりました。 しかしスター選手はとんでもないストレスに晒されるんでしょうね、ジダン選手もマラドーナ選手も喫煙者みたいですね。違ったものに手を出す場合もあったみたいですが…。 もうすぐ始まるカタール・ワールドカップに出場予定のスーパースターもそんな喫煙場面を撮られている模様です。 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

ユニフォームの裏側

スポーツ若い人の整形外科説明
今回も関西医療大学の増田教授に教えてもらいました↓。もうすぐカタールワールドカップですが、各国代表のユニフォームが発表されています。好評不評、色々です↓。 これはちょっと前のブラジル代表のユニフォームです。と申せば「サプライヤーがN社と違うやん」とおっしゃる方も多いでしょう。エンブレムも違いますね。実はこれはフットサル代表のだったんです。中央にはワールドカップ制覇の証のエンブレムもありますね。このペナントのエンブレムもサッカーとは異なりますね。もちろん本物です。実はつい最近までブラジルではフットサル協会はサッカー協会の下には位置していなかったんです。どうもお金の問題が理由だったみたいです。 日本の場合はサッカーのユニフォームとラインのカラーがちょっと変わっている場合がある程度です。これは昔のフットサル日本代表のユニフォームですが、中央のラインが蛍光イエローですね。サッカーは赤、なでしこジャパンはピンクでした。さて、個人レベル・チームレベルでの契約がユニフォームに大きく影響を及ぼす場合があります。 この選手はP社と個人契約していたんですが、チームはライバルのA社と契約…、ですので彼だけA社のシンボルである3本線のユニフォームを着用する事に難色を示し、よく見ると袖のラインが2本…。 この選手が着用しているスパイク、どう見てもA社製、しかし大会直前でP社と契約交渉していたんでしょう、ラインを消しています。ちなみに個人契約よりチーム契約が優先されます。 余談ですが、このメーカーはかって長年サッカー・ブラジル代表のサプライヤーだったんですけど、契約を打ち切られてしまいました。その後日本人が権利を買い取って、フットサルを主たる領域に『復活』したのでした。 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

手術嫌いな整形外科医も前十字靭帯損傷のスポーツ選手には手術を薦めます

スポーツ説明
宮市亮選手は2022年7月27日E-1選手権韓国戦で、相手選手との接触により右膝前十字靱帯断裂を受傷し、全治8か月と診断され、8月2日に手術を実施したとクラブから発表されていた。前十字靭帯(アンテリオール・クルシエート・リガメント、略してACL)はスポーツ選手にとって致命的な怪我とも言われています。ACL損傷は太腿とふくらはぎが逆の方向に回転し、ねじれることによって生じることが多いです。 治療法としては約30年前は人工靭帯が大流行でしたが↓最近は骨付きカルビならぬ骨付き自分の膝蓋腱が良いと言われています。古谷先生達は骨付き膝蓋腱を用いたACL再建術後は93.3%がスポーツに復帰でき患者満足は高かったと報告しています。宮市選手の復帰を期待しています。論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

日本ではコロナのワクチンや薬の承認まで時間がかかりすぎる

その時の話題新型コロナ
ファイザーとビオンテックは8月22日、オミクロン株に対応するワクチンについて、緊急使用の許可を求める申請をFDAに対して行ったと発表しました。 ワクチンは、オミクロン株の「BA.4」と「BA.5」に対応する成分と、従来の新型コロナウイルスに対応する成分の2種類を含む「2価ワクチン」と呼ばれるタイプです。僕の予測ですが、従来のワクチンよりも値段が高くなると思います。 医学の進歩はある程度の危険性を持つ実験から得られてきました。日本では 1980年代に汚染された非加熱製剤を治療に使用したことから、主に血友病患者多数がエイズに感染したことから厚生労働省は新薬の承認に慎重になりました。それが国産の新型コロナ治療薬ができない理由だと僕は思います。外国製の薬やワクチンにばかり頼っていては輸入赤字が増える一方ではないでしょうか? 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

サインが読めない

スポーツ説明
今回も関西医療大学の増田教授に教えてもらいました。国内外の大会に帯同させて頂いて、全日程が終了した際に選手全員がサインを記してくれたユニフォームを進呈して下さる場合があります。眺めるだけで勝った喜び、負けた悔しさが蘇ってきますし、選手としてだけでなく引退後の指導者としてのお付き合いもあってエネルギーを頂けております。 年代にもよるのでしょうが、サイン慣れしている・いないもありそうです。ちなみに日本で言う「サイン」は英語で「オートグラフ」。Please give me  signと言っても通じませんのでご注意ください さて、指導者資格を得るためには海外のチームに研修に伺う場合があります。このサインの中のある方がイタリア・フィレンツェに行かれまして、その際に私がスポーツ医療面のアドバイス?を行った事がありました。ご丁寧にフィオレンチーナの全選手のサイン入りのウエアを下さいました。「イタリア代表のリカルド・モントリーボ選手のもあるはず!」との事でした。しかし哀しいかなどれが彼のものか分りません…。せめて背番号18が添えてあったらなあ。 ↓お!カードの類に記されてあるやつと比較したらええやん!しかしそれでも分からないのです。どなたかお分かりになります?? 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝