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- スポーツ若い人の整形外科説明
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スポーツ中に足首「グッキ!」と内返をした後、足の外側が痛くなった方は多いと思います。多くの場合、前距腓靭帯という靭帯が伸びた捻挫なので、アイシングと8の字クロス型のサポーターで治ります。
しかし、外力が強いと足の小指の付け根の骨である中足骨が骨折している場合があります、またその骨折している部分によってはギプスでは不十分で手術の必要があります。斎田先生の解説によると中足骨中央の骨折は長時間ランニングなどによる疲労骨折である場合が多く、手術を要すると書かれています。だから、足首をねじったら多分捻挫と決めつけずに必ず整形外科でレントゲン写真を撮りましょう 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
足の外側の痛みは捻挫と決めつけずにレントゲン写真を撮ろう
- その時の話題説明
- 茨城県は10月4日宿直勤務中に飲酒し入院患者に点滴を打つ医療行為をしたとして、県立中央病院に勤務する医師を戒告の懲戒処分にしたと発表しました。医療ミスはしなかったそうですが、看護師さんに「黙っていて」と頼んだが、報告されたそうです。日本でも医師だから許されると言う時代ではなくなりました 米国ではもっと以前から医師だから許されるということはなくなっていました。今から25年前の1997年の話です。僕はボストンにあるタフツ大学に留学していました。4人の研究者の相部屋に自分の机を与えてもらい、そこで英文論文の執筆に励んでいました。その部屋にいたアメリカ人女性研究者は人気者で、彼女とおしゃべりをするために沢山の女性研究員や事務員さんが毎日訪れて大きな声で雑談をしていました。当時、日本では僕が仕事をしていると事務員さんは気を遣ってくれて離れた場所で会話してくれていました。 ある日とうとう我慢できずに”Would you please…”(お願いします)と大きな声で二人の事務員さんに注意をしました。しかし、僕の英語の発音が悪いせいか相手には”Zip your lip!”(口を閉じろ)に聞こえたそうです。招聘してくれた教授には言いつけられ、予定されていたプレゼンテーションの予定もなくなり、事務員さん達や女性職員からは嫌われ、不自由な職場環境になってしまいました。 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
医師だから特別という時代ではなくなった
- スポーツ若い人の整形外科説明
- インドネシアの国内リーグでとんでも無い事件が起きてしまいました。ホームチームの敗戦に切れてしまった観衆が暴動を起こし、警官隊が発射した催涙弾などでパニックを来した人混みが1つしか無い出口に殺到して125名もの人が命を落としました。子供もたくさん犠牲になったそうです。私の教え子が同国バドミントン代表チームのトレーナーをしていたのですが、バドミントンでもサッカーでも切れると歯止めが効かなくなる場合があるそうで、国民性なんでしょうか。 同様の事故で有名なのは、1985年の『ヘイゼルの悲劇』ですが、ヨーロッパ・チャンピオンズカップの決勝戦がその現場でした。当時悪名高かったイングランド・リバプールのフーリガンがイタリア・ユベントスのサポーターに襲い掛かったのですが、亡くなったのは39名、ですので今回の案件がいかに酷いかがわかります。 その他にもカタール・ワールドカップ直前になってデンマーク代表のサード・ユニフォームがスタジアム建築労働者の過酷な環境に抗議の意味から黒にしたとの記事がありました。 他にもイランでスカーフの被り方が悪いと拘束された女性が急死したことに抗議して、代表チームが整列の際にやはり黒の上着を着用したりと色々な政治的メッセージが散見されています。『スポーツと政治は別物』という理念は理想論なんでしょうか。日本ではオリンピックの場で飛び交ったお金の問題ばかりクローズアップされていますが、逆に平和なんでしょうかね…。 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
インドネシア サッカー場 試合後に暴動で125人死亡
- その時の話題説明
- 元プロレスラーで、参議院議員を2期務めたアントニオ猪木さんが10月1日、79歳で死去されました。お悔やみ申し上げます。猪木さんは難病「全身性アミロイドーシス」で闘病中であり、直接の死因は心臓にアミロイドが溜まったためでした。猪木さんのような屈強な体でも耐えられないアミロイドーシスとはこわい病気ですが、整形外科領域では手首にアミロイドが溜まり手根管症候群が起こることがあります 手首にアミロイドが溜まると親指、人差し指、中指に行く正中神経が圧迫され その3本の指がしびれたり、筋肉が萎縮してきます。この手根管症候群はアミロイドーシスだけではなくマウス操作で手首の掌側を圧迫しすぎても起こってきます アミロイドーシスによる手根管症候群には内視鏡手術が行われることが多い普通の5cmほど切る手術中は見えやすいように筋肉を引っ張るがその時に神経を巻き込んで、術後シビレが起こることがありますが、吉田先生らの調査では鏡視下手術をすればアミロイド患者の手術中の神経障害が少なかったです。 論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝
アミロイドーシスによる手根管症候群は内視鏡が安全
- スポーツ若い人の整形外科説明
- 今回も関西医療大学の増田教授に教えてもらいました。↓アメリカでは年間に100万人前後の入院患者が転倒するそうです。日本でもそうですが、転倒は更なる健康レベルの悪化につながるきっかけとなる場合も多いです。オハイオ州立大学のチームがハイテク靴下を着用する事で転倒防止に有用であるという研究結果を報告したそうです。あれ?サッカーの現場でも先別れなどの機能性ソックスが大流行りで、私も効果を検討した時がありました。しかしそこまで明らかな効果はどうかなあ〜…と思ったんです。 しかしこのスマートソックスという製品はそういうものではなくて、内蔵されたセンサーが患者の立ちあがろうとする動きを検知して、最も近い位置にいる3人の看護師にデバイスを通じてアラーム音で警告するというものでした。569人を対象に13か月間調査した結果、アラームが鳴ってから平均24秒で対応されたらしいです。そして転倒回避については明らかに有用であったそうです。 一方でこのスマートソックスが患者をベッドから動かなくしてしまう可能性も指摘されているらしいです。高齢者の転倒はどの国でも大きい問題ですなあ。 #江坂 #整形外科 #サッカー #ソックス #転倒予防 #スマートソックス
