貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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ニュースNews

2022年9と10回目の文春掲載。感謝

その時の話題説明週刊誌
認知症にもいろいろありますが、「この症状だけにはないたくない!」と思うのは周りの人にすぐ怒る(易怒性)症状ですね。そんな易怒性を予防する特集が今週後の週刊文春に組まれました。僕は今年9回目の掲載でした整形外科以外の分野でも解説させていただき文春さんに感謝しています。 今年10回目の文春掲載です。12月28日発売の週刊文春の健康コーナーは、新年特大号のため1年間の掲載をまとめた11頁の特集です。僕はウォーキングとストレッチの解説をさせてもらいました(196~198頁)。寒いですが、皆さん早歩きして下さい 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

頭を叩いてどうして頸髄損傷が起こるのか?

その時の話題説明
埼玉県飯能(はんのう)市の住宅で3人が殺害された事件で、亡くなった3人の身元が判明しました。死亡したのはアメリカ人のウィリアム・ビショップさん夫婦と30代の娘さんでした。斎藤淳容疑者は凶器としてハンマーを使用し、ビショプさんの死因は頸髄損傷でした。詳しいことは報道されていませんが、僕が考えた整形外科的死因を説明させてもらいます。 法医学者の堀越先生達は頭部外傷は頸髄損傷を起こし死亡原因となると書いています。頭の後ろから大きな衝撃が加わって頭が前に曲がるとテコの原理で頭を支えている歯突起が骨折してしまい、環軸椎脱臼が起こり、脊髄が損傷します。この部分で脊髄が損傷すると、呼吸筋が麻痺するので、死亡する可能性が高いです。 論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

寒い日は転倒骨折予防に足を温めよう

その時の話題説明
昔からの健康法として「頭寒足熱」(ずかんそくねつ)がありますが、整形外科的には足を冷やすと足底感覚が低下し、足底から脳への情報が減り、転倒骨折しやすくなります。渡邉先生達の研究では足底を冷却する前後に重心動揺性を計測しました。その結果、足部を冷却した後は前に比べて、体の重心の揺れが大きくなりました(渡邊修司ほか:冷却刺激による足底感覚低下が立位バランスに及ぼす影響.臨床福祉ジャーナル8:82-86,2011.) しかし、足の冷え症を治すために靴下の多重着用する人がいますが、坐骨神経 刺激症状(腰部脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア)がある患者さんでは転倒可能性が増えます。富田先生達の研究では神経疾患のある人と健康な人の裸足と靴下3枚着用の2条件で目を閉じた時の重心動揺性を計測しました。その結果、神経疾患のある人では裸足時に比べて靴下3枚着用時には重心の揺れが激しくなりましたが、健康な人では2つの条件で重心の揺れに差はありませんでした(冨田健一ほか:靴下の多重着用が立位バランスに及ぼす影響.京都在宅リハビリテーション研究会誌.3:17-20,2010.)。つまり、腰部脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアの患者さんは靴下の重ね履きをすると転倒骨折の危険性が高くなります。 論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

膝のサポーターは少しきつく感じるぐらいが良い

変形性膝関節症説明
変形性膝関節症に対する膝のサポーターは、キツめに巻いた方が良いのか緩めに巻いた方が良いのかは研究されていませんでした。そこで僕たちは大腿とふくらはぎの太さを計り、85%の長さの位置と75%の位置でサポーターを止めた時の治療効果を比較しました。 17人の患者さんには大腿およびふくらはぎの周囲径の75%の長さにマークを付け、「このマーク位置まで面テープを引っ張って固定して下さい。」と指導しました。同様に17人の患者さんには85%の長さのマークの位置で面テープを止めてもらいました。17人の自由グループでは患者が快適な位置で止めて下さいと指導しました。 その結果、75%グループが治療前後で改善する指数が一番高かったです。以上の結果から巻くサポーターは少しきつめに感じる緊張度で巻く方が効果的であると結論しました 論文の解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

変形性膝関節症に手術をするかどうか目の前の医師の意見に過ぎない

変形性膝関節症説明
変形性膝関節症で主治医に「人工関節の手術をしなければ、将来寝たきりになる」と言われてもすぐに信じないようにしましょう。必ずセカンドオピニオンを聞きに行きましょうという話をさせていただきます 米国では財政赤字へ連邦均衡予算法が可決され、人工膝関節の医師へのドクターフィーの6割に引き下げられました。そうすると手術件数が約2倍に増えた。Bernstein先生らは医師が故意に症例数を増やして個々の減額分の穴埋めした可能性を指摘しています。つまり、人工関節にするかしないかはそれぞれの医師によって意見が違うのです 変形性膝関節症の人口は3080万人という報告があります。65歳で人工関節の手術を入れれば20年生きるとします。過去20年間に人工膝関節を受けた80万人が存命していることになります。つまり80÷3080=2.6%しか人工関節をいれていないのです。 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝