貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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歳をとってモゴモゴした口にならないために納豆を食べよう

老化
歳をとってモゴモゴした口にならないために納豆を食べようホモシステインは活性酸素を出して血管を傷つけるために動脈硬化を起こす悪い物質として知られています。骨はコラーゲンが網のようになりそこにカルシウムが沈着してできあがりますが、ホモシステインはコラーゲンの網をつぶし、骨を劣化させます。一方、納豆は血液のホモシステインの濃度を下げる働きがあるので骨の劣化を予防してくれます(小林 直人ほか富山県衛生研究所年報.40: 72-76,2017)。歳をととってくると顎の骨が劣化してきてモゴモゴした口になりますが、それを防ぐためには納豆が良いかもしれません。論文の解説:江坂駅近くの整形外科 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

股関節の健康のためには中殿筋と大腿四頭筋を鍛えよう

筋肉トレーニング説明
股関節の健康のためには中殿筋と大腿四頭筋を鍛えよう生まれつき股関節の噛み合わせの面積が少ない股関節形成不全症は女性の第1子に多いです。股関節形成不全症は若いころには股関節が周りの筋肉でサポートされているので痛みがありません、早い人では30歳代で痛みが出てきて、変形性股関節症になっていきます。若い人の股関節周りを前から見ると両横にくぼみがあります。これは中殿筋という脚を横に開く時に働くおしりの筋肉が発達しているからです。変形性股関節症の初期では中殿筋と脚を前に振り出す時に働く大腿四頭筋を鍛えると進行が予防できます(三谷茂,ほか:臨床整形外科.52: 213-218,2017.)。論文の解説:江坂駅近くの整形外科 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

大腰筋の断面積で老化の進行がわかる

老化
大腰筋の断面積で老化の進行がわかる大腰筋は体の深奥にある筋肉であるため,衰えは自覚しにくいです。大腰筋の衰えは歩行等の運動機能の衰えによって初めて本人が自覚する場合が多いです。,さらに30歳代から衰退が始まることから30歳を過ぎたら,大腰筋量維持対策を実施し,さらに60歳代以降も大腰筋量の維持に努めることが,転倒阻止のためにきわめて重要です(高橋一榮,ほか.新潟医療福祉学会誌.6: 16-21,2006.)。時々足を高く挙げて歩きましょう。論文の解説:江坂駅近くの整形外科 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

肩凝りを治すためにはアゴを引こう

説明頸椎
肩凝りを治すためにはアゴを引こうネコ背になるとどうして肩がこるのでしょうか?ネコ背になるとアゴが前にでます。そうすると頭の重みで重心が前に移動するので骨盤は前に傾き,ハムストリングスや腸腰筋などは短縮してしまうので肩甲骨が下に下がり肩の筋肉に負担がかかります(甲斐雅昭:.MEDICAL REHABILITATION.55: 121-128,2005.)。アゴを引くと自然とネコ背が矯正されるので、肩凝りの人は勤めてアゴを引きましょう。論文の解説:江坂駅近くの整形外科 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

歳をとっても筋トレすれば筋肉が増えるのは筋衛星細胞のおかげ

筋肉トレーニング説明
歳をとっても筋トレすれば筋肉が増えるのは筋衛星細胞のおかげ歳をとってからもゆっくり動く運動、例えば太極拳とか日本舞踊は上手にできます。その理由はゆっくり動く時に働く遅筋(ちきん、鶏とは違います)線維の周りにある筋衛星細胞が運動によってその細胞の核の形が変わり、筋肉が太くなるからです(後藤勝正:.上原記念生命科学財団研究報告集.29: 1-4,2015.)。だから歳をとってからも積極的に運動しましょう。論文の解説:江坂駅近くの整形外科 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝