貴晶会戸田リウマチ科クリニック

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ニュースNews

顎関節症のマウスピースは長続きしにくい。顎関節と膝は構造が似ている。注射が効く

その他説明関節内注射
軽部先生達の調査では、女子短大生の中で「口を開け閉めする際に顎がガクガクする」と回答した人は26.6%、4人に一人以上の割合だったそうです。顎関節症の歯医者さんでの治療ではスプリント(マウスピース)を夜間睡眠中に使うことが多いです。しかし、マウスピースは着けるのが面倒ですし、それでは治らない場合が多いです。顎関節の構造は膝関節と似ています。軟骨と軟骨の間にクッション、顎関節症では円板、膝関節症では半月板があります。だから、顎関節症にも膝関節症と同じく関節内注射が効きます 僕たちの研究では、関節リウマチ患者さんの中で口が開きにくい患者さんにエコーを見ながら顎関節にステロイド注射を打つと口が平均3cm大きくなるようになりました。また80%以上の患者さんで注射前の顎の痛みに対して注射後3ヶ月後の顎の痛みが50%以下、つまり半分以下になっていました。顎関節症が長引く時は「注射してくれませんか?」と主治医に相談してみて下さい

わずか2cmのヒールでも膝への負担を増やす。片脚立ちでバランスを鍛えよう

変形性膝関節症筋肉トレーニング老化装具説明
アメリカのシェーカー先生は、靴を履いた時に比べて裸足の時の方が膝にかかる負担は減ると報告されました。その理由は、靴にはヒールがついているからです。では、靴のヒールによる悪影響と足底板を入れることによる好影響はどちらが強いのでしょうか?私は、75人の変形性ひざ関節症の患者さんの中で室内履きとして、38人には平坦なスリッパを、37人には高さ2cmのヒールを付けた平坦なスリッパを渡して、「家の中では、このスリッパに足底板を入れて履いて下さい。」と指導しました。そして、4週間治療前後での日常動作の困難度の改善点数を比較しました。 その結果、ヒールなしスリッパに足底板を入れた人達では平均で1.5点困難度が改善しましたが、2cmのヒールの付いたスリッパに足底板を入れた人達では、平均1.2点悪化しました。この差は統計学的にも明白でした。このように、室内ではできるだけ裸足に靴下だけを付けた状態で歩いた方が膝にも足首にも良いです。 足首と言えば、高橋先生達は102人のバスケットボール選手に目をつむって片足ずつで立ちさせ、揺れの度合いを比べました。その結果、捻挫をしたことのある人では、捻挫をしたことのない人に比べて、片足立ちでの揺れの度合いの左右差が大きかったそうです。捻挫予防には目をつむって片足立ちです 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

人間の指で大事な機能は親指で物をつまめること

装具説明関節リウマチ
手の働きの中で最も大事なのはpinch(つまむ)です。つまり親指だけが内側が曲がるようになったため、人の手では物がつまむことができるようになったので細かい作業が可能となり、文明が進歩してきました。 関節リウマチや年齢の変化で指が変形してきてつまむ動作ができなくなると日常生活がとても不便になります。特に親指が変形してくると握力は極端に落ちてくるので、自助具を用意してあげた方が良いです。ご家族にそのような方がおられれば自助具をプレゼントしましょう。その他自助具にはドアノブを開ける。缶のピンを開けるなどを助ける道具があります。是非、活用してやって下さい。解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

かかとの痛みには土踏まず支え(アーチサポート)を吊り下げよう

装具説明
足の裏にはバネの目的で踵から足の指にかけて足底筋膜という膜が張っています。足底筋膜は硬い革靴で歩いたり、体重が増えたりすることによって足の裏に負担がかかることで炎症が起こってきます。これを足底筋膜炎といいます。 足底筋膜炎になるとと足の裏や踵が痛くなってきます。 牧先生達の解説では足底筋膜炎になりやすい体質の人は扁平足、凹足、高度肥満などであり、起こすきっかけは使い過ぎ、低クッション性の靴および不適合な靴があり、診断は超音波診断装置(エコー)が有効です。エコーを用いた大原先生の研究では足底腱膜が分厚くなる場所、つまり痛くなる場所は約8割が踵の付着部。次いで土踏まずが約11%でした 対処法はバネ効果を補助するため足首から吊り下げる形の2つのパッドの付いた土踏まず支えを着けましょう 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝

遠近両用眼内レンズは高齢者が近距離を見るのが不便かも

月刊誌説明
遠近両用眼内レンズは高齢者が近距離を見るのが不便かも眼鏡と同じように白内障手術やコンタクトレンズにも遠近両用(多焦点型)が流行りです。値段は保険が効かないので、単焦点型の約8倍です。でも升本達の調査では多焦点眼内レンズを入れた4人に一人は本を読む時にはメガネをかけていました。術後も眼鏡をかけることが苦にならない高齢者には単焦点レンズがお薦めだと僕は思います 解説:江坂の整形外科診療所 戸田整形外科リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝